後悔
朝、目が覚めた瞬間に後悔している日がある。
後悔の内容は、その時折で違う。
昨日の自分の言動だったり、数年前の自分の言動であったり。
時には、今ここにいる事自体を、後悔している日もある。
多分、私は敏感な方で、
自分の体内に感覚が生まれた瞬間に、手を差し出して、掴んでしまう。
そんな癖があるような気がしている。
だから、実際は後悔しているのか、これから後悔につながろうとしているのか
それは分からないけれど、とにかく。
朝、目覚めた瞬間の後悔は、あまり心地良くはない。
今朝の後悔の理由は、なんとなく分かった。
昨日、このnoteを始めたことが理由なのだと思う。
こんな風に独りよがりの、文章を綴ること。
それから、その文章を誰かに読んで欲しいと思って始めた自分。
気持ちがわるい。
いつか更新が止まるだろうか。
自分の気持ちのわるさに耐えられず。
何より、私を知る人に、私を知らない人に
私という人間を否定されてしまうのではないだろうか。
わざわざ自分から否定されずに行く事はないのだ。
黙って大人しくしておけば良い。
何もしないで、時が終わるのを待っていれば良い。
そうやって、生きてきたから、人生の半分は諦めることの連続だった。
諦めることなら上手にできる。
さも、諦めていないように、さらりと諦めることもできる。
だけど、そうやって諦めることだけが上手になった私が
朝の後悔を、生み出しているのだと思う。
このループを断ち切るために必要な言動は、
気持ち悪さを伴うものだろうとも思う。
後悔と、気持ち悪さ。
自己嫌悪と、恥ずかしさ。
あまり嬉しくない反応ぜんぶ
まるっとまとめて飲み込んだ。
とにかく今は、続けてみよう。
続けてみて、それから、飲み込んだものをもう一度見てみたい。
後悔が絶望に育つ前に
大人しく黙りながら、腐っていくなら
恥を晒しても同じ結果だ。
2024.07.23
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?