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京都の魅力発信インタビューvol.7【モリテックスチール 樋口様】鉄鋼業界の魅力発信~モリテックスチールの今後の取り組みとは~

今回はモリテックスチール株式会社管理総務部総務課 広報・採用担当者の樋口和也様にお話を伺いました。採用担当の方とお話できて、とても参考になったので就活中のみなさんもそうでない方も読んで欲しいです!

樋口和也(ひぐちかずや)さん
43歳/モリテックスチール株式会社管理総務課 広報・人事採用担当/奈良県出身/趣味はスポーツ観戦(野球・バスケットボール・競馬)と楽器演奏(トランペット)
大学生時代
大阪の大学に進学後、友人と麻雀を楽しむことに夢中だったそうです。しかし、効率よく勉強し、単位はしっかり取得していたそう。今思えば、効率よく行動すること、メリハリをつけて行動することはこの頃身についたと仰っていました。
就職活動
樋口さんが就活をしているときは就職氷河期で、やりたいことができる時代ではありませんでした。大学では商売について学んでいたため、何となく営業系の仕事をするイメージが頭にあったそうです。また、地元奈良で就職したい気持ちが大きかったそうです。そこから、当時は車が好きだったため、自動車販売会社の営業職に就かれました。
プログラミングとの出会い
知り合いの頼みでホームページを作成しているときに、モノづくりの楽しさを知ったそうです。そこからIT業界への転身を考え始めます。樋口さんはそのとき人生ではじめて自分は何がしたいのか真剣に考えたそうです。当時のIT業界では25歳が始める期限と言われていたそうでちょうど樋口さんが25歳だったことから、「ラストチャンスだ、ここでチャレンジしないと絶対後悔する!」と思い、営業職からプログラミングの仕事を探し、転職したそうです。
モリテックスチールとの出会い
IT系の企業でプログラミングの仕事をしていたが、モリテックスチールが樋口さんが専門とするプログラミング言語の技術を持った人材を募集していることを知り、自身のステップアップのため応募されたそうです。
モリテックスチールとは
金属加工製品や鋼材の卸売り、室内物干しや充電スタンド、炊飯器や掃除機のコードリールなどを開発・製造する会社です。消費者向けの製品よりも企業向けの製品が多いそうです。私たちの日常の中で、知らぬ間に実はモリテックスチールさんの商品・製品を使ったりしているとのことです。
モリテックスチールでの仕事
樋口さんは入社当時は情報システム部でプログラミングを使った仕事を主にこなしていました。その部署では自分のため、という気持ちで働いていたそうです。しかし、2年前から管理総務課に移動し、採用や広報の仕事(新卒・中途採用の窓口、会社のアピール、専門誌や新聞の広告・取材対応、看板設置の企画等)を担当するようになり、自分の考え方が変わったと仰っていました。総務課では、自分のことだけでなく会社全体を見て考えることが重要になったと言います。採用の仕事では、会社の代表として会社の良いところ、悪いところを見つけなければならなかったり、管理部門として他の社員さんのことを考えたりするようになったそうです。
モリテックスチールの魅力
会社内には面倒見が良い社員さんが多いそうです。樋口さんのコミュニケーション能力もあり、多くの社員さんと触れ合っていると、みんな助けてくれる場面も多かったため、嬉しく思ったと言っていました。他の会社でも働いた経験のある樋口さんにとって、1番社内の人の温かさを感じる会社だと仰っていました。また、メーカーでありながら商社であるという二本柱が会社の大きな特徴だそうです。
樋口さんの将来
将来は、自分の子どもにモリテックスチールに入らないかと言えるような会社にしたいと仰っていました。そのためには広報担当者として知名度を上げたいという目標があるそうです。これからは、もっと世間に会社のアピールし、モリテックスチールのように縁の下の力持ちとして活躍する企業があることを知ってもらいたいという具体的な目標もお伺いしました。
樋口さんから大学生へ応援メッセージ
これは就活に限りませんが、自分が伝えたいことを、いかに自分の言葉で話せるかが大切です。いかにすばらしい長所があったとしても、それを相手に伝えられなければ意味がありません。そのためには、自信が無くても、無い時こそ笑顔で、そして身振り手振り話すことが効果的です。
就活期間は、長い人生の中で、多種多様な会社に行くことが許されている唯一の期間です。社会人になると、取引先でもない限りそういうわけにはいきません。唯一の期間だからこそ自分の目でたくさんの会社を見て、感じて、そしてその中で、「自分が本当にやりたいこと」「自分が自分でいられる場所」をぜひ見つけてください。
最後に、就活は大変だと思います。しかし見方を変えればどうでしょうか。就活は「しんどいこと」ではなく「今しか経験できないこと」と考えてみてください。就活も有意義なものになると思います。
「ものの見方を変えれば、見え方が変わる。」
「見え方が変われば、感じ方が変わる。」
「感じ方が変われば、考え方が変わる。」
「考え方が変われば、行動が変わる。」
「行動が変われば、人生が変わる。」
がんばってください!
感想
採用担当者の方とお話できて、就活のために本当に必要なのは何か、すごく考えさせられました。私は今まで、自分の入りたい企業に入るために何をしたらいいかを考えていましたが、自分が自分でいられる環境を重視することや会社の雰囲気を知ることも大切だと学びました。わたしたちの生活の中でモリテックスチールさんの商品を何気なく利用するシーンは多いと思います。そういった、自分の知らないジャンルの企業を知ることも興味深く感じました。樋口さんの人柄もあり、すごくタメになるお話を伺うことが出来て良かったです!

執筆者情報
名前:小川紗花
学校:立命館大学1回生
出身:福岡県
趣味:カフェめぐり
特技:バドミントン

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