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UFOや高次元存在の正体とは!?心霊現象やUFO現象を含めて。          ―その3―

(※今回の記事は前回の記事からの続きになります。)

ネットワークで繋がっている脳と心

人間の脳の可能性についてはまだまだ未開であり、人類はこれまでの人類史を見てみると、TVやラジオの価値が分からず捨ててしまう未開人と同じように、人間の脳と心を粗末に扱い続けてきました。

それは自分自身の脳だけではなく、他人の脳も同じです。他者の存在を軽んじるというとは、他者との通信を軽んじるということでもあります。通信機器は様々なインフラがそろわないと何の意味もないように、人間の脳機能が十分に発揮されるには、他者の存在が必要です。

何故なら、例えばIphone13という最新機器を持っていたとしても、誰も通信機器を持たなければそれま全く意味を持ちません。また、自分だけスマホを持っていても、周囲がポケベルや黒電話のような、互換性のない通信機器でも駄目です。

多くの人がその通信機器の価値を知り、繋がることでインターネットの価値を利用できるのです。このように、多くの人が他者の存在の価値を知り、大切にし、共にバージョンアップをすることで、様々な世界を創造し、表現し、体験できます。

インタネットの普及しない江戸時代にIphone13を所有しても、繋がる相手がだれ一人もいなければそれは邪魔なガラクタなのです。まだその時代に必要な米や小判、刀などの方が意味があります。

つまり一人だけバージョンがアップされた心身機能を持っていても、繋ながり通信する他者がいなければ、それは何の意味もないということです。代わりにその者を大きな孤独が支配します。

自身一人が心身のバージョンアップが上位であることに優越性を持っていても、江戸時代にスマホをもって自慢しているのと何ら変わりません。そこにはいずれ周囲から孤立し消え去る運命しか待っていません。

通信の繋がりを邪魔するのはエゴ

他者と繋がり、その真価を発揮するのであれば、それを邪魔しているのは自我というエゴです。

「私は一番」、「私がこのような高い意識を経験した」「私が得た知見は誰よりも優れている」「私が・・・」というエゴ意識は、自身の優位性を一方的に周囲に主張しているだけで、他者との相互作用ではありません。周囲との通信に向きません。

このような状態を「偽りの霊性」といい、カルト宗教や偶像崇拝的な状況に多く見受けられます。

聖人と呼ばれる人の場合

では2000年、2500年前に存在していた稀有な受信機を持っていたと考えられる仏陀やイエスはどうなのでしょうか!?

当時の人々は彼らの教え(非二元・空)はかなり高度で正確にに理解していた人数は限られていたでしょう。

しかし、その教えは現代にも本質は受け継がれ続けています。2000年以上経った後の、私たちにもその影響はとどまらず、良くも悪くも人類への影響を与え続けています。

つまり彼らは、時空を超えたコミュニケーションを取っていると考えられます。

何故なら仏教やキリスト教、ヴェーダなど彼らの教えを今日に至るまで、知らない人間の方がいないくらい、2021年においても形を変えつつも普及しているからです。

大切なのはTVやラジオの受信機ではなく番組内容であることと同じように、イエスと仏陀の身体や物理的な脳よりもその情報のコンテンツが本質なのです。そして彼らのその情報コンテンツはワンネスや空、非二元といった叡智でした。

つまり時空を超えて彼らの存在は、常に存在し続けているということになります。

通信機器としての脳と心

優れた映画がブルーレイやDVDという媒体を通して再生されますが。そのブルーレイやDVDのディスクは1枚数百円程度の価値しかない媒体です。

人間の肉体も経済換算すると

脂肪⇒石鹸7個分
炭素⇒鉛筆の芯が9000本分
鉄分⇒2寸釘1本分
リン⇒マッチの頭2200個分                                  計5000円程度

だそうです。これは誰もが同じような価格です。大切なのは肉体ではなくその人の人生という情報的なコンテンツで、その人間そのものです。それは価格では表せない唯一無二の価値があるということは言うまでもありません。

そういうわけで、進化した高次元の存在ほど、物質的な実体、場所、時間という価値基準に重きを置かず、人生の内容である情報に価値をおいているということが分かります。

この情報は、ラジオ番組やTV番組の様に「どこにも存在せず、かついたるところに存在する」という波長ということにまります。

その波長には、受信機である人間がチャンネルを合わせるだけで、いつでもどこでもダウンロードできるという原理です。

しかし、その脳と心にダウンロードできる通信状態やアプリソフトが無いと通信できません。

また通信状態は肉体のコンディションに左右されます。極端な話、不眠、薬品の中毒状態、酩酊状態、荒い波動状態では、上質な通信状況ではありません。

また、ソフトとしては言語、知識そして知恵になります。互換性のある知識と智慧があって、高次元の情報がインストールされます。簡単に言うと、仏教の背景知識や文化、言語の意味を理解したほうが、般若心経の智慧がより深くインストールされるということです。

 (しかしながら空や非二元は、言語、文化、宗教を超越したものなのでその限りではありませんが・・・。)

そしてユニークなことに、原理的に言えば、高次元の存在は必要(状況)に応じて、ホログラフィック宇宙の3次元現実に実体(全てホログラフィーだが)として生じることが可能です。

それがUFOや心霊現象のようの一つのからくりだと考えられます。

次の記事に続く・・・


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