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UFO報告書に見る、地球上の集合意識と、コミュニケーションについて

米 UFOに関する報告書「140件余の目撃情報も正体結論出ず」

このニュースはオカルト会、スピリチュアル会においては少し話題になっていました。

このアメリカ政府の報告書の要約は、「データが限定的で、説明が不可能である。」というものでした。

144件の報告のうち、1件が気球と断定され、あとは正体不明ということです。

一般的にはつまらない内容の報告でしょう。

私自身は、報告された内容を見て想定内の出来事なので、特に何感じなかったということが最初の感想です。

この報告書での反応は、多くは3つに分けられているように思います。

1.無反応

2.怒り心頭!!

3.今後に期待!!

という3つの種類の反応です。

1.無反応

私の場合は1.の無反応でした。まさに当たり障りのない情報内容であろうということです。

2.怒り心頭!!
2.については、これまでUFO(UAP)の現象については、散々「無い」ということに終始していたのに、今更なんだ、という見解。また、このように曖昧な発表で、いつものようにのらりくらりダラダラと引き延ばしにする対応について、激しい怒りを感じているというものです。

この気持ちは、私も以前は良く共感していました。

また、スティーブン・グリア博士は

『2013年4月29日から5月3日にかけて、ナショナル・プレス・クラブ(英語版)において、ディスクロージャーに関する市民公聴会が開かれ、グリアは40名の証言者の一人として参加した。(ウィキペディアより)』

というディスクロージャプロジェクトに命を懸けている方で、今回アメリカ政府が出した公式証言よりもディープな意味ある内容を常に追い求め、発信されています。

こうした興味深い出来事がすでに起こっていますが、政府や殆ど大手のメディアがまじめに取り上げていなかった様子です。

2の感想を抱く方は、このような、今回の曖昧な報告よりもよりセンセーショナルな証拠や出来事があるにもかかわらず、なぜグリア博士達の証言には目もくれず。一般常識の想定内の報告ばかりがまかり通るのか、という世論や大手メディア、支配層に強い憤りを感じる、というわけです。

3.今後に期待!!

このグループは。前向きに今回の情報を捉えているグループです。これまでUFOや地球外知的生命体の情報を扱うと、特にTVではUFOに携わっている人を変人扱いしたり、馬鹿にした演出が強くみられていました。

また、メディアのような差別的な表現でなくても、それらの未確認な現象をすべて幻覚や幻視、妄想、精神疾患の類である。または、プラズマや気象現象という自然現象に還元してしまう、

ということが知的現代人の解釈とでも言うように扱われていた、長い長い歴史がありました。

このような扱いを受ける背景には、政府が未確認飛行物体の「存在自体を全く認めてこなかった」、という背景があります。

つまり昨年、アメリカ国防総省が発表したUFOの映像などは、存在すらなく、あったとしても何らかの地球上の説明可能な現象として報告されていたのに、

今回は「未確認だが、解析不能な現象として実在する」「解明の結果、自然現象では説明不能」というように発表したので、今後の研究や発表の展開が今回の報告書から変わってくるだろう・・・というものです。

つまり、今までTVや科学者、専門家が人間の錯覚や自然現象として還元してきた風潮では効かなくなっているということです。

この主張には、私も賛成するところがあります。

なぜなら、世論を創っているのは専門家や大手メディアのようでいて、それらよりも最も大きな影響力がある存在は、私達一人一人が創っている集合意識だからです。

例えば、ヤフーニュースで、UFOの記事や誰かが目撃、体験したニュースが掲載されたとします。

<今までならば…>そのニュースのコメント欄に「見間違いでしょ!?」「くだらない」「なんの宣伝だ?」「バカバカしい」「何かの自然現象だろう」「デマだ」「おふざけ記事だ」

という意見が殆どで、その世論の反応を見て個人が影響されるというスパイラルが起こり、この空気が世論の意識を方向づけ、決定していたからです。

その上に、それに合わせたメディアや専門家の意見と解釈が、UFOの現象は見間違いか、おふざけ、あったとしても何らかの科学的に説明可能な自然現象というラベルを張り、その「ラベル」と同調することが

「常識的」「知的」「一般的」という日常の認識フレームを創っていたのです。

その空気の担保になっていたのが、政府の公式見解「未確認飛行物体は存在しない」という情報であったのです。

しかしながら、

<今回以降は…>仮にヤフーニュースでUFO目撃や体験ニュースがあったとしたら、そのコメント欄に「あれは何だろう?」「自然現象ではないのかも」「宇宙からの知的生命体のドローンか?」「宇宙由来ではなく、地球性の何らかの物体かもしれない」「現代科学でも説明のつかない現象がこんなに存在するとは…」という意見が増加するのは当たり前です。

仮に「プラズマで説明可能」「見間違い」「幻覚・妄想・虚言」ということを言い張っても、その担保になる情報が揺らいだため、大衆の意識の中に

「一概にすべて自然現象や人間見間違いだと言いきるのはいかがなものか!?」という考えの方が保障された形になりました。

そして、その風潮にのっとったメディアや専門家の意見が多くなり、それが相乗効果で世論の空気が変わります。

空気が変わると、政府の研究費の予算も変わるし、発見されていく見解や情報も変わっていくでしょう。

そうすると今まで常識とされてきた認識フレームが変わっていきます。

これまでは『世の中には目に見えるものだけでほとんど説明可能である。見えている世界以外の存在は、存在せず、あって無無意味』

という見解が

『世の中には人間の分からないものがあるのは当然だ。UFOもその中の現象の一つである。ひょっとしたら地球外知的生命体由来のものかもしれず、人類は彼らの技術には全く及ばない野かもしれない』

という集団意識の見解が比重を占めてくる可能性が高いでしょう。

見解の移行によってメリットやデメリットはそれぞれにありそうです。しかしそのメリット、デメリットも眺める視点や立場で変化するもので、問題ではないでしょう。

このような議論が、私の大好きなラジオチャンネルで語られていました。


実際にUAPが地球外知的生命体なのかは公式には分かりません。

しかし、私個人的には地球外由来が夢とロマンがあって、この説を支持しています。

最後の4番目の見解

今回のニュースによって、大まかに分けられる1~3の反応を考察してみました。

この1~3の反応で共有するのは、すべて政府などの組織の見解を「受け身」で待っているということです。

仮にUAPが何らかの意識体であり、知的な活動を行うものであれば、受け身だけではコミュニケーションは取れません。

コミュニケーションとは、双方のやり取りがあって初めて成立するからです。

つまり、政府や大きな力ある集団の見解を待つのではなく、一人一人がUAPとコミュニケーションをとる、ということも選択肢の一つとして会っていいのではと個人的に考えます。

仮に地球外由来の存在達だとするならば、物理的な交通手段で地球にまでコンタクトしているとは思えません。

3次元的な存在ではなく、5次元以上の存在であれば、意識的なコミュニケーションでのやり取りが彼らとは可能なはずです。

彼らとのコミュニケーションの取り方やその内容などについても、今後研究してこちらの記事にUPしたいと思います。




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