入院記録(2024/5/25~7/1)

5/25~7/1の約1ヶ月と1週間程精神科に入院していた。今回でC病院に入院するのは4回目。

何故入院しなければいけないくらい調子が悪くなってしまったのか、あまり思い出せない。
入院する前の週まで、普通にデイケアにも行っていた。
2月に退院してから、訪問看護を再開したり、デイケアを始めたりして、自分なりに頑張っていた。でも、そういうことで少しずつ無理が溜まっていたのかもしれない。入院する前の週にデイケアに行ったあとTさんに会ったときに、「こころが折れそう」とか言っていた。また2病棟に入院できる3ヶ月を目標にお家での生活を頑張っていたから、3ヶ月経って何を目標に頑張ればいいのかわからなくなっていた。
最悪に調子が悪くなったきっかけは、母が仕事が休みの予定だった日に、急に仕事に行くことになったことだったけど、それはほんとうにきっかけに過ぎなかったんだと思う。
それが確か月曜日のことだった。そこから地獄のようになった。辛いきもち、死にたいきもちが絶えなかった。スマホの日記によると、火曜日の夜にC病院に行っている。そのときは2病棟の看護師さんが対応してくれて、「外来にも行きたくない」と言う私に外来に行くように言われ、金曜日の外来で入院予約した。
主治医のS先生は、先週まで普通だったのに急に調子が悪くなったことに戸惑っているように私には見えた。夜間病院に行ったことも伝わっていた。それで、前の入院のときにも言われていたトリンテリックスという抗うつ薬を再度提案された。私がのむことを躊躇っていると、「入院エントリーしますか」と言われて、悩んだけど予約した。診察が終わったあと病院のラウンジで休んでいたらもうクリニックから電話が来て、次の日入院になった(不調者リストには入っていたので早く入院できたのかもしれない)。
クリニックから入院日が決まった電話が来たときは、(これで地獄から解放される…)と思った。入院予約してから入院日が決まるまで時間がかかると、その間に入院したときのことをいろいろ考えてしまって不安で入院ノイローゼ(と私は呼んでいる)になるのだが、今回は入院予約した翌日に入院となったため、入院ノイローゼになることもなかった。

外来の次の日、入院当日の朝早くに目覚めて私が思ったことは、「やっと病棟に上がれる」だった。ずっと2病棟に行きたくて、でも入院患者じゃなければ2階に行ってインターホンを押しても対応してもらえないだろうと思って、だけど病棟の看護師さんに会いたくて話したくて仕方なかったから。
入院は午後の1時だった。1階でいつものように身長、体重、バイタルを測り、毎回答えている質問に答えたら、入院時の診察に呼ばれた。
このとき会った先生が、今回の入院で主治医となるN先生だった。N先生は最初から優しそうな印象だった。病棟に上がって、案内された部屋がいつものQエリアの個室ではなく、いきなりKエリアの個室だったから不安だと言った私に、「不安だよね」と優しく言ってくれたのが第一印象として残っている。

入院の夜、就薬をのんで寝ようとすると、入院前のように辛いきもちと死にたいきもちが強くなった。頓服をもらいに行ったときに夜勤の看護師さんにそのことを言うと、「死にたいきもちがある人は個室にはいれない。4人部屋になる」と言われ、それで私は4人部屋がすごく嫌だったので、そのことで余計調子が悪くなってしまった。
その日は、私がいるKエリアではなくQエリアの夜勤でTさんが来ていて夕薬のときなどに話していたので、Kエリアの看護師さんに4人部屋の話しをされたあとどうしても不安で、わざわざQエリアのナースステーションに行ってTさんに話しを聞いてもらおうとした。Tさんを呼んだあと私が泣き出すと、「空さん、他の人寝てるから」と言われ(夜の10時頃だった)、それでも話しを聞いてくれた。「一日目だし、寝なくてもいい、座っててもいいから、部屋で休むことに集中してください」と言われた。それで自分の部屋に帰ったけれど、その日は頓服を3回使って、寝れたのは1時過ぎだった。

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