脳のバグだと思ってる①
久しぶりに、まぁ月一くらいでくるんだけど、予期不安がひどくて外に出られません。
自分でも何がきっかけなのかわからないこの発作に悩まされて、そういえば去年の今頃はその結果仕事辞めたなぁって思い出した。
そんなわたしはパニック障害というやつで、何もなければ日常生活は当たり前に送れる。
初めての発作は多分、2018年の11月ごろ。
バスで駅に向かってる途中、言い表せぬ不安に襲われ、吉祥寺で買い物するつもりだったのに何も買わずに帰ってきた。のが土曜日。
月曜日、外に出れなくなっていた。
泣きながら電車に乗り、仕事終わりに渋谷のメンタルクリニックに行くとパニック障害との診断。
お薬をもらって飲み始めました。
それまで乗れてた急行に乗れなくなって、各駅停車での出勤
当時の派遣先に説明すると何故か受け入れてくれた。ありがたかった。
それでも外に出れない日や、夜寝る前とか朝起きたときの過呼吸に悩まされた。
それでも行ける日は仕事して、なんとか生きてた。
でも3月だったか4月だったか、外に出られなくなってしまって、もう無理です、と派遣先を辞めた。
派遣の担当さんも、職場も本当にいい人ばかりで、東京に戻ることがあったら役者やりながらまたあそこで働かせてもらえたら嬉しいなって思うくらいに。
仕事辞めてこれからどうしようお金ないぞって時。でもずっと家にいたことによって復活し始めていた頃、病院行くために駅に向かっていたら、突然の大先輩からの電話。
え、何事!?と思いながら電話に出る。
これがZERO BEAT.の永田彬さん。
わたしの初舞台「SHIT AND LOBSTER」で特別出演だったお兄さんで、舞台のこととか全然わかってなかったわたしが当時色んなことを質問して教えてもらったお兄さんでもあった。
「も、もしもし…」
「おー、空?明日からの稽古来れへん?」
そんな感じのノリだったと思う。
めちゃめちゃ出たいと思った。でも、自分じゃ判断するのが怖くて、今日中に返答しますって言って一旦電話を切った。
病院で主治医の先生に話すと、よいことだと言ってくれた。
ただ、数ヶ月働けていなかった私にはお金がなかった。母親に電話した。お金を借りた。どうしようもないやつだ。
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