10月29日,30日「わいわい!おしゃべりフェス@ J-SQUARE品川」とか 振り返りレポート
御無沙汰してます、たそです。
今回は
こちらのイベントにわざわざ地元・岐阜から遠征して参加してきた(ついでに東京旅行してきたよ)って話をしたいと思います。
しゃべフェスってな~に?
VR系のメディアサイトを運営する(株)PANORA様により定期的に開催されている、「Vtuberとおしゃべりができる」という夢のようなイベントです。喋れちゃうんです、推しと、1対1で。
本来はリアルイベント形式での開催だったのですが、昨今のコロナ情勢によりここ2,3年ほどは専らオンライン(ZOOM)での開催となっておりました。それが今回は満を持して新しい形でリアルイベント開催が復活した、とのこと。
詳しくは↓こちらをご覧頂ければ話が早い
https://panora.tokyo/archives/56126
その出演Vtuberに我が推しVの中から桜月花音、青刺める、夢ぷかり、花汐ぺあ、久遠ユキ、个亞巫めい、白熊りんの名前が挙がっていると言うので、開催約2週間前と結構直近の発表&開催が品川と遠方であるというハードルがあり少し迷ったものの、行かないという選択肢は私の中からはすぐに捨てられました。丁度東京観光できたらな~とも思っていたところなので、良い機会とばかりにチケットを購入しました。
ひとくち推しVtuber解説
ここで一旦補遺タイムです。よかったのか、補遺補遺ついてきて(これが言いたいだけ)
桜月 花音(さくらづき かのん)
筆者にとって初めての推しVであり今も変わらず推しである、自称「清楚担当」の正統派美少女Vtuber。事務所無所属の完全個人プロデュースの身でありながら、案件腕の優れた技術担当者(技術猫さん)によるクオリティの高い3DモデルやVtuber界でも類を見ないレベルでバラエティ豊富な衣装が大きな強み。その他、バーチャル声優を務めたこともある演技力やV歴4年以上の経験で得たトーク力・企画力等の実力もかなりのもの。
清楚すぎない程よい清楚さ、アットホームで安心・安定感のある配信の雰囲気がのん民(ファン)に深く愛されているVtuberだ。一度来てみれば分かる。
以下6名(すきぴども)の詳細は以前の記事を参照されたし。ここではごく簡潔に説明させて頂きたい。
青刺める(あおざめる)
自称・不登校JK(17)。ダウナーでクセの強いビジュアルだけど、陰キャを極めたパーソナリティと情緒不安定で自由すぎるコンテンツや配信が一部からカルト的な人気を集めている。色々と特殊な性癖を持っていたり、口の中を火傷するのが好きであったりなど、なかなかの変態でもある。
夢ぷかり(ゆめぷかり)
クリオネ。ゆるゆるな雰囲気とは対照的に、おしゃべり大好きなおもしろ関西人。面白いながらも、元々持つゆるゆるな雰囲気はしっかり(?)あって、のんびりと笑いながら楽しめるところが大きな魅力だ。横で浮かんでいる小さなクリオネは「何某ちゃん」と呼ばれており、一部のファンから大人気のマスコット。
花汐ぺあ(かしおぺあ)
満月の日だけ人型になれる不思議な猫。人型になれるタイミングは割と融通が利く。自称・IQ5000級の天才(天然)。リスナーをちぎろうとするなどちょっとスリリングな面もあるが、マイペースで優しい彼女の作る空間はまさにゆっくり落ち着ける猫カフェ。
久遠ユキ(くおんゆき)
歌とゲームが大好きな犬。思わず目を引くような明るい声や、ゆるゆるでおもしろい語録などを生み出す発想の良さが魅力。配信や普段の交流では我々ファンの日常に寄り添ってくれるような心の近さを感じるが、ゆらゆらしっぽを見せてくれるのはおよそ半年に1回だけらしい。
个亞巫めい(こつぶめい)
魔女見習い。天才神ゴッドらしい。歌魔法とイラスト魔法が得意で、その実力は歌ってみた動画やお絵描き配信等にて是非自らの身で味わってもらいたい。2次元3次元問わずアイドル好きで、自身もまた個人アイドルグループに所属して活動を始めている。横にいるカラスは「たろまる」と言う名前。
白熊りん(しろくまりん)
白熊の小さなお姫様。圧倒的可愛さを誇るビジュアルや声の雰囲気そのままの、元気で明るい性格。本当にお姫様なのかも?と思わせるほどのお転婆無邪気で気まぐれなところ、それでいてしっかり者で謙虚なところも魅力。配信の面白さも含めて、親しみやすさは半端じゃない。
簡潔ではありましたが、ここからの記事で彼女らの解像度を少しでも上げてもらえたら嬉しいです。
1日目(10月29日)
閑話休題。
当日は朝早くに家を出て地元から名鉄で名古屋駅へ、そこから新幹線で品川へGO!
新幹線に乗ったのは小学生以来なので、子どもさながらにドキドキの新幹線でした。名駅新幹線ホームのきしめんウメェ~~~!!かつお出汁の香る温かさが朝方の冷えた身体に優しかったです。ご馳走様。
13時くらいに品川到着。宿泊のカプセルホテル(新橋周辺)に荷物を置き、J-SQUARE品川へ!第三部(17時くらいから)に参加します。1Fにカラオケを併設するビルの2Fです。入場受付の際に推しVを質問されるようでした(YOUは誰に会いに日本へ?みたいな)。これについては2人以上選びたいな~って回もありましたが、仕方ないね。
会場の広さは学校の教室くらい。参加者の人数も平均2~30人ほど。まるで本当に学校みたいだね。
見取り図はだいたいこんな感じ。
壁側にある合計8レーンにそれぞれのモニターを通してVtuberが映し出され、ウェブカメラと傍に立つスタンドマイクを通じて我々とコミュニケーションを取る…という形。スタンドマイクの真ん前で話すとVtuber側にこちらの身体が見えてるのかどうかは分からなくなる。どうだったんだろ?
後方奥には出演Vtuberそれぞれのプロフシートが掲載されていました。懐かしの交換ノートみたいな感じのフォームで、出演Vそれぞれの個性が存分に発揮されており、ざっと眺めているだけでとても面白いものでありました。今回出演したすきぴどもは1列にまとめて掲載されるなど、会場設営スタッフの粋な計らいも見られて嬉しくもなったり。
全出演Vのプロフシートは↓こちら
https://panora.tokyo/archives/56254
後方真ん中にはリアルギフトの販売スペースが設けられていました。ここで米俵(ミニチュア)や縁起物(こけし、招き猫など)、バラや生スパ(某所のスーパー何とかのリアル版、会場入口側の机に設置されたペン・色鉛筆でメッセージを書くことができる)を購入し、それを任意のVに「直接」プレゼントできるというもの。丁度配信プラットフォームのギフティング機能をそのままリアルで再現したようなものですね。
これが想像以上の人気要素で、特にミニチュア米俵は後述の「優勝」システムも相まって米不足が起こるレベルの人気となり、レーン間で米俵が輸送されたり急遽たわしが代用品となったりなど、てんやわんやの大騒ぎ(通称:米騒動)が多発したようだ。
入場してのん民(桜月花音のリスナー)の同志の方々と合流し、暫くの待機時間を経た後、前方のステージに張り出された大きなスクリーンで出演Vtuber1人(1組)ずつのPRタイムが始まりました。司会を務められたのは、このイベントを主催されたPANORAの代表・広田氏。
持ち時間は1人につき2~3分ほどで合計およそ30分。V側からはステージ前のウェブカメラを通して会場の様子を伺えるため、どの出演もかなり緊張しながらPRをされたようでした。
短い時間で余すことなく魅力をPRしていった方、強いインパクトや笑いを残していった方、参加者のレスポンスも求めながら会場を楽しませた方など、こちらもVごとに個性溢れるものとなっており、これだけでも大変楽しい時間となりました。
そしてついにやってきたおしゃべりタイム。このイベントはおしゃべり系イベントによくあるチケット1枚につき1人と○分話せる…といったものではなく、各部ごとに入場チケットを購入するだけで色んなVtuberと何度でもお話しして回れるシステムとなっており、「推しの出演Vtuberさんが目的の方も、普段はあまり見に行くことのなかったたくさんのVtuberさんたちと交流して回る」という楽しみ方が運営側から推奨されていました。
しかし私は本来の目的である桜月花音(以下、のんちゃんと呼ぶ)とのお話しを楽しむことに専念することに。(少し勿体なくはあるが、これも正しい楽しみ方ではある)
のんちゃんのレーンでは早速のん民により米俵やバラの花が大量に積まれ、米俵が一定数積まれたことにより、何とのんちゃんがモニターに降臨する前に「優勝」を果たしてしまうという珍事が起こりました。やっぱりのん民の財力と行動力はおかしいな(賞賛)
のんちゃんはこの日のためにしっかり段取りを整え様々な企画も用意してきてくれたようで、1対1トークの時間も設けつつ来場のん民皆で楽しめる時間となりました。中でも、同日の第二部に出演した彩まよいさんをゲストに招いて行ったレクリエーション(AとBどっちかに分かれるゲームとか)はリアルという場を生かした楽しい遊びでした。のんちゃんが今川焼き(あるいは大判焼き)を「ベイクドモチョチョ」って呼んでたのが面白かったです。自分もこれからそう呼ぶことにするか(?)
そして最後はのんちゃんとのん民で記念写真。前腕筋(のんちゃんのフェチ)をアピールしたマッスルポーズはのんちゃん界の伝統(?) こういうのもリアルイベントならではの楽しみのひとつ。
そんなこんなで、のんちゃんやのん民の皆さんとの楽しい時間はあっという間に過ぎ、気付けば第三部も終了の時間……
閉店の音楽と共に、のんちゃんとはお別れし会場を後にします。
夕飯は熟考の末、ファンコミュニティで久遠ユキからおすすめしてもらった新宿・歌舞伎町付近のラーメン屋さんへGO!
こういう「推しからおすすめしてもらったお店でご飯を食べる」といった体験も、イベント遠征ならではの楽しみと言えますね。
あご出汁の香りが芳しい、さっぱりめで美味しいラーメンでした。柚子胡椒の味付けや〆のご飯投入も最高。ご馳走様でした。
その後、噂に拠れば若干治安悪めな歌舞伎町界隈を散歩し、噂の「トー横」を見に行ったりゲーセンで太鼓を叩いたりしてきました。繁華街の太鼓って1クレ200円のところが多いんだよな。(ここでもやっぱり太鼓叩くんか、そりゃそうだ)
言い争い中のカップルや街を遊び歩くヤンキーや外国人観光客の方々を横目に歩いたり、風俗店のキャッチを躱したり、路上ライブでいい感じの音楽に浸ったり、新宿駅で目的の駅に辿り着けず迷子になったり……岐阜生まれ!岐阜育ち!大学は京都!の私に「夜の大都会の繁華街を歩く」というのは色々と楽しくて貴重な経験となりました。新宿西口駅って何だよ…駅の入り口に駅を作るな
そんなこんなでカプセルホテルで1泊。次はすきぴどもの出るしゃべフェス2日目!
2日目(10月30日)
この日は第一部〜三部までフル参加。第一部は11時入場開始のため、その前に近所のセリアでホワイトボードとペンを購入します。しゃべフェスで役立つ便利アイテム。品川駅の東口は居酒屋等の飲食店が中心で、ショッピング施設は反対の西口にあったため移動にそこそこ時間はかかりましたが、何とか入場開始時刻には間に合いました。
※ここからはお話しした順番等が実際のそれとは異なる可能性があるので注意されたし。
第一部
無事に入場を終え、同志のファンの方々とも合流。
公式販売のオリジナルTシャツを着用して参戦した方、推しと会う絶好の機会のためにオシャレしてイベントに臨んで来た方など、気合の入った参加者が多くいらっしゃいました。私もその辺はそれなりにしっかり気を遣ってここに来たつもりではあるけれど、大丈夫だったのだろうか……?とりあえず人間的な見た目である分には大丈夫と思うことにしたい。
「○○さんですか?」から始まる初対面の挨拶を交わしたり、他にも「この人はあの方かな?」と思われる方もちらほら見かけたり……そうした数年ぶりに味わうオフ会特有の嬉しさとドキドキで心を満たしながら開演を待ちます。
PRタイム等は全日と同じ流れ。計30分で多くのVtuberの方々の魅力を味わいました。
私の目的はもちろん青刺める&夢ぷかり!これまた会場スタッフの粋な計らいにより出演すきぴ2人コンビは必ず隣同士のレーンに設定されていたため、両方へ移動して話しやすい環境となっておりました。
まず最初に向かったのは夢ぷかりのレーン。
ぷかりは今回がイベント初出演であり、まさにドキドキの初おしゃべりとなったようでした。こちら側から見ればいつもの「夢ぷかり」でも、あちら側からすれば我々ぷかきもの(リスナー)はコメントの文章ではなく生身の人体なんだもんな、そう考えるとそりゃ緊張するよな。
しかし1度おしゃべりすれば最初はドキドキの挨拶でもそのうちいつも通りのテンションで楽しく会話を交わすことができました。あらゆる配信が雑談枠と化すとも言われる彼女のおしゃべり好きが、ここに来て真価を発揮したとも言えるでしょう。
ぷかりと初めての対面おしゃべりを終え、次に向かうは青刺めるのレーン。開催前は「一人も来ないんじゃないか」と不安を抱えていた彼女でしたがそんな心配は杞憂で、むしろ彼女のレーンは出演Vの中でも結構な順番待ちができるレベルの大盛況でした。それだけ普段からめるが愛されているんだな~ということを目に見える形で感じ取ることができ、限界彼氏面青ザー(める友)の私としても誇らしい気分。大人気すぎて時間内におしゃべりできるのだろうか…?と言った一抹の不安もつかの間、私とのおしゃべりターンが回ってきました。めるとは色んな形で何度か声での対話を経験していたこともあり、すんなりと話し始めることができました。情緒不安定で元々このような人との交流が苦手な彼女でしたが、緊張しながらもこのイベントを心から楽しめているような雰囲気が伝わってきて嬉しくなりました。
めるとの楽しく愛しい時間はあっという間に過ぎ、残り時間に余裕があったのでもう一度ぷかりのレーンへ向かいました。今度はバラの花3本を携えて。3本のバラには「愛してる」という告白の意の花言葉があるそうです。恥じらいなどという余計な荷物は自宅に置いてきた。
途中、めるのレーンで祝福のベルの音が。どうやら彼女の元でも大量の米俵が積まれたことで「優勝」を果たしたようです。鳴り響く太鼓や拍手の音(歓声は無し)、める友一同により鳴らされるクラッカー、机に飾られるグッドサインを模した奇妙な形のトロフィー、そして戸惑いと喜びに包まれながら広田氏によるヒーローインタビューに答える本人……その様子はまさにお祭り!ここまでリアルイベントならではの熱量を持った空気を全身で味わえるのだから、そりゃ大量に米俵を購入して推しにあげたくなるわけです。(他にも「優勝」した方は後日PANORA公式HPにてバナーが掲載され、推しのPRに貢献することもできるというメリットもあります)
後にぷかりのレーンでも同じく「優勝」が果たされました。あの喜びに満ちた彼女の表情はいつまでも忘れることは無いでしょう。
そんな感じで最後の最後まで熱狂の止まぬまま、第一部は幕を閉じることとなりました。名残惜しいところですが、めるやぷかりとは一旦配信までのお別れをして我々参加者は会場を後にします。
第二部までの時間、私や同じどもども(すきぴども箱(?)推しのファン)の方々と一緒に近場の公園にて待機することとした。(近所の喫茶店に入ろうかという話もあったが、混雑具合や入場までの時間を考慮し断念した)
第二部
そして迎えた第二部。この回は特に参加者の人数が多かった覚えがあります。
次の目的は花汐ぺあ&久遠ユキ。ゆるゆるおもしろペットコンビで、もちろん彼女らもレーンの並びが隣同士。
ユキは特にほねっこ組(ファン)の参加率が高かったのか、長い列ができていました。現場スタッフの方により整理されるも、2列どころではなく3列となることも……時間内にお話しできるかどうか…とも心配しましたが、無事に私のターンがやってきました。
ユキにはまず前述のラーメン店を紹介してくれたことへのお礼をし、当日の私の服装にも触れました。そう、この日の服装は白のシャツ+ベージュのカーディガン、ちょっとした「久遠ユキの毛皮コーデ」みたいなものです。
ユキの公式グッズとして「なんもわからんいぬだからTシャツ」(略して「なんいぬT」)が存在し、それを着てきた方もちらほらいらっしゃったのですが、私は残念ながらなんいぬTの購入が間に合わず代わりにこういうパッと見自然に見えるけど分かる人にだけは分かる感じの色合いで揃える、所謂「概念コーデ」を着ていくことにしていました。どうやら彼女にも意図が伝わったみたいで良かったです。
ユキにはいつも私の心を色んな形で支えてもらってることもあり、バラ3本も贈りました。日頃の感謝と、大いなる愛を込めて…
次は花汐ぺあのレーンへ。開始から時間が経ち混雑も緩まったようで、彼女とはゆっくりお話しできそうだったため、少し長めにおしゃべりをさせてもらった。
マク○ナルドの紙ストローが許せないという話題で何故か話が弾んだのが印象に残りました。確かにあれトイレットペーパーの芯みてぇな形や味だもんな。こんな感じで、時に高度な(?)話題でマイペースに話を広げて迷えるところが花汐ぺあのトークの楽しいところなんだよなぁ~
翌日の東京観光で食べるご飯が決まってなかったので、ぺあにおすすめのお店とか何か無いかを尋ねたりもしました。(イベント後に牛タンチェーンの「ねぎし」をおすすめ頂きました。そこそこ無茶ぶりだったのにありがとうな……)
そんな感じで楽しんでいると、やはりユキやぺあのレーンでも米俵が大量に積まれ、「優勝」祭りが始まりました。このイベント毎秒優勝してんな。テンションの落ち着く暇もありませんね。
そんな感じのテンションに乗っかって、ユキは半年に一度しか見せてくれないしっぽを特別に見せてくれたり、ぺあは名物の「ゲーミング花汐ぺあ」となり虹色に光ってくれたりと、貴重なシャッターチャンスも貰えました。やったね!
そうして第二部も閉幕の時間を迎え、ぺあとユキにも一旦の別れを告げ、再び例の公園に向かいました。
この時、既に私の脚もゲージは限界に近く、虫の息という状態でした。(「脚もゲージ」とは脚のもげ具合を示したゲージのこと。久遠ユキ・个亞巫めいによる造語らしい) やっぱり新品の靴はあまり酷使するもんじゃなかったな……
しかも夕方が近づいて結構寒かったです。ギリギリ10月だと言うのに。
しかしまだ第三部には个亞巫めいと白熊りんがいる。最終部で彼女達と会えるのだから、ここで弱気になっていられる我々ではなかった。いざ、第三部へ。
第三部
そういうわけで今回最後の第三部。私の目的は个亞巫めい&白熊りん。
明るく元気でよくしゃべる二人ですが、流石の彼女らも最初のPRは緊張した様子。しかし自己PRでは2人とも自らの個性を最大限発揮して会場を盛り上げてくれました。私も「こつぶとりんに会いに来た!」という実感を高めてもらえました。さぁ、最後楽しむぞ。
最初は白熊りんのレーンへ。
りんは前日の配信にて「イベントで土下座してと言われたらしてくれるリスナーはどのくらいいるんだろう」という内容の話をしており、彼女のレーンでは自然と土下座を行う流れが出来ていました。もちろん、私も土下座しました。愛と感謝の土下座。
誤解の無いように付け加えておくと、りん本人による強要などは一切無く、あくまでくまッコ達個々の意思によるものだったが、結果的にはおしゃべりしたほとんどの方が彼女に平伏していたそう。
こうした光景はスタッフ含め会場内一同の笑いと困惑を誘い、公式レポートでも言及されたほど。
りんとはノリで楽しくおしゃべりすることができ、会話デッキも必要なくなるくらい盛り上がりました。私は全力の土下座を彼女に示すべく、一旦場を離れまたもやバラ3本を購入し、改めてりんのレーンに向かいます。
そして、バラの花を土下座で献上した。
ここまで身体全体で愛と感謝を示したからにはもう怖いものなんて無い。最後に一切の恥も無く全力で「愛してる」の言葉をりんへ贈り、次のレーンへと向かいました。
个亞巫めいのレーンでは最初、機材トラブルが発生したようでおしゃべりを開始できるタイミングがやや遅れてしまっていました。多くの参加者が並んでもいたため、彼女とおしゃべりできるのだろうか…?という不安もありましたが、無事にトラブルも収まり、そう時間がかかることも無く私のターンが回ってきました。
私は購入した3本のバラをこつぶに手渡し、タイムロスを埋め尽さんとばかりに彼女とおしゃべりを楽しみました。
独特ののんびりした感じの声と口調や結構な頻度で見せてくれる笑顔が魅力であり、そんな彼女の優しい明るさが心地良い時間となりました。そうだよ、これを求めて自分はこの日个亞巫めいの元に来たんだよ。
その後もりんやこつぶとのおしゃべりを楽しんでいるうちに、ついに2人のレーンでも米俵が大量に積まれ「優勝」を果たしました。これで出演したすきぴども6人全員が「優勝」達成!ということになりました。おめでとう!!
そんな最終部に相応しい大盛り上がりの第三部もついに閉幕の時間が。満足感と共に「これでもう終わりか……」という名残惜しさを胸に、我々はりんやこつぶに手を振りました。
アフター
イベント終了後、どもども(すきぴどものファン)の方からお誘いを頂き同志の数名で飲みに行こう!という流れに。会場からほど近い個室の居酒屋でした。
この日は日曜日。私以外の皆様は次の日が仕事や学業!という方も多いにも関わらず4時間以上にも及ぶ楽しいアフター飲み会となりました。
普段はなかなかすることのできなかった共通の推したちに関する深く広いお話をしたり、推しのエゴサーチタグで飲み会の様子を実況(?)したり、何なら配信を異なる端末で同時視聴したり……など、昨今の社会状況下では叶わなかった同志の方達との楽しみをこれでもかと味わうことができ(勿論大声ではしゃぐようなことはしませんでしたよ!)、数年間待ち望んでいた体験ということもあってイベント本編に負けず劣らず楽しく嬉しい思い出となりました。
割り勘で御馳走になったこと、途中スマホのバッテリーが切れかけて急遽モバイルバッテリーをお借りして無事その場を乗り切ることが出来た件も含め、お付き合い頂いた同志どもどもの皆様にはこの場でお礼させて頂きたいと思います。本当にありがとうございました!!
その後電車で宿泊場所へ向かう時も、大浴場で湯に浸かってる時も、休憩スペースでダラダラしている時も、私の頭と心の熱は冷めることはありませんでした。会場の愛と楽しさにあふれた空気への恋しさ。推しV達の尊さ。できることならあの幸せをずっと感じていたい、まだ帰りたくない……心からそう感じずにはいられなくなる、祭りの終わった後特有のこの感情こそがリアルイベントというものの醍醐味なんですよね。
私はこの1日疲れた身体の疲れだけをガス抜きし、そういった感情で心を限界まで満たしながら眠りにつきました。
余談・3日目(10月31日)
翌朝。この旅行も最後の1日、東京観光の日です。
仕事に向かうサラリーマンや学生の流れに逆らい、浅草へ向かう電車に乗り込みます。
東京観光を計画する際に、浅草だけは絶対に行こう!と思っていました。じっくり東京観光したことがほとんど無かったので定番は押さえておこう!というのも勿論あったのですが、それ以上に浅草には少し前にすきぴどもの内4人(久遠ユキ、个亞巫めい、花汐ぺあ、ごんまる。)がプライベートで遊びに行っていたから、ちょっとした聖地巡礼に!の気持ちで決めておりました。
月曜日の朝という時間帯はそれほど観光客で混雑することもなく、無事に浅草寺のお参りまですんなりと済ませることができました。
おみくじも引き、例の煙も浴び、妊娠が分かったばかりだった姉に安産御守のお土産も購入(状況が不透明のため、手渡すのは当分先かな)と、浅草ならではの「定番の楽しみ」を味わうことができて満足!
浅草はやはり日本を代表する観光スポットであり、これまで少なかった海外からの観光客も沢山いらっしゃったのも久々に味わう新鮮な光景でした。
引き上げる頃にはだんだんと観光客で混雑してきて、良い感じの時間に浅草観光を終わることができました。
秋葉原へ戻り、昼食のお店探しへ。電気製品やアニメ・ゲーム系コンテンツのお店であまりにも有名な街ですが、一方で美味しい飲食店もまた豊富なんだそうです。
その中でも有名な牛カツのお店へ伺おうと思ったのですが、名店なだけあって平日の昼食時間少し過ぎたくらいだったにも関わらず待機客が多く、泣く泣く断念。次に気になっていたオムライスのお店「神田たまごけん」さんへ伺いました。このお店は数多くのVtuberの方とコラボを行っていることでも有名で、Vtuberファンとしては一度行っておきたかったお店でもありました。
その後も色々な箇所を回り、時刻は夕方。帰りの夜行バスまで時間がたっぷりあったので、最後に京葉線に乗り、ちょっと行っておきたかった場所に行ってみることにしました。
京葉線と言えば……そう、夢の国・東京ディズニーリゾート!!
ディズニーリゾートはすきぴどものうち、ごんまる。の行きつけでもあり、中でもディズニーシーは先ほど浅草観光に行っていた4人も後に来園してミラコスタにまで泊まったとも言うので、ファン的にはここも是非聖地巡礼したいポイントでもありました。
流石にチケットは持っていなかったので、門の前までで我慢!ハロウィンイベントを観終えて帰路に就く観光客に紛れ、ディズニーリゾートラインにも乗り込み、夢の国の空気と熱を存分に吸い尽くしてきました。やっぱりディズニーシーのアナウンスはいいものですね。Welcome to Tokyo Disney Sea!!!!!!!
ごんまる。
「。」まで正式なお名前。元ス○バ店員で飲食店勤務。いつでも大忙しなので配信を行う機会も貴重。だけど我々の見えないところで我々リスナーやすきぴのお友達を楽しませ喜ばせてくれることも多い、影の功労者でもある。彼女を知らずしてすきぴを極められないとも言わしめるほど(私によって)
かなりのディズニー好きであり、ディズニーリゾートにもよく足を運ぶそう。私がディズニーへ行った時も同じ日にハロウィンイベントを観にランドに行っていたようだ。実質しゃべフェス3日目じゃん
前述した通り、少し前にユキ・こつぶ・ぺあと共にシーへ来園しており、ユキ・こつぶにはミラコスタ宿泊のサプライズも仕掛けてました。ごんまるあなたすげぇよ。
浅草・ディズニーシーお出かけの全貌はこちら↓
そんなちょっと気が狂ったような夢の国への小旅行も終え、東京駅八重洲口の地下で遅めの夕飯。
お店はもちろん、事前にぺあがおすすめしてくれた牛タンチェーンのお店「ねぎし」さん。
お土産屋さんで東京バナナを買ったり色々している内に、もう帰りのバスの時間。3日間楽しんだ東京ともそろそろお別れ。ヘロヘロの足を引きずり自宅へ帰るとします。ありがとう、東京!!!Forever Tokyo!!!!!
いかがでしたか?
やっぱり、リアルイベントって本当にいいものですよね……
私たちが楽しかったのはもちろんのこと、特に現在の社会状況になってからデビューし今回初めてリアイベに参加した推しVの子たちがこういうオンラインだけでは味わえない時間を、我々と共に心から楽しんでくれたのが本当に嬉しくて……
これからも大きなイベントも何気無い日常も共に大切に過ごしていきたいと、今回改めて思いました。
遠距離だから……と、行く前は若干躊躇もしましたが、今回思い切って参加して本当に良かったです。リアル・オンラインに関わらず、またいつか行ける時に参加できたらと思います。そういうチャンスに少しでも多く巡り会うためにも、これから末永く推しを支えていくゾ!
最終的に1万字超えという圧倒的物量で今回のおしゃべりフェス(+東京観光)を振り返りました。参加された方も、参加が叶わなかった方も、このVtuberリアルイベントの楽しさや我が推しの愛しさを文章から少しでも感じてもらえたなら嬉しいです。
そして次のイベントでは今回スケジュール等の都合で残念ながら参加が叶わなかった方にも参加のチャンスが到来し、今回以上に楽しいものとなりますように心から願います!そのためにも、しゃべフェスやその他のイベント運営陣の方々にはなるべく早い段階でイベントの告知を頂けたら……どうかお願いします!(切実)
良い感じにまとまったところで、最後に推しVの宣伝を。
なんと12月3日&4日、早くもすきぴどもの(実質)単独オンラインイベント「Vtu"Bar"~Sapporo ROG-INN Vtuber~Vol.83&84」が決定しました!
マジではえーよ、心の準備も間に合わなんだ。
https://twitter.com/skpdm_info/status/1588807785655177218?s=20&t=85mdYzYXyH3yQKtVr7Ymgg
こちら、しゃべフェスに参加した6人に鬼吸魔りあなと冬鈴ベルも加わって何と9人中8人が2日に分かれて出演されるそうです。ごんまる…お前と戦いたかった…
鬼吸魔りあな
吸血妖精。身体は17歳、実年齢は249歳、だけど色々可愛すぎてもはやロリ……!?eshiria名義でイラストレーターとしても活動しており、自ら含め何人かのVtuberのキャラデザも担当。一見クールだけど、内面は人懐っこくてサバサバしてて親しみやすい性格。
冬鈴ベル
猫妖精。リスナーを「ベル国民」として、王政を敷いている。見た目も口調もゆるかわで天然そうに見えるが、実は賢くて教養深く、ロゴや配信画面等のデザインにも長けているため「天才」の呼び声も高い。自らの身体も生み出してくれた前述の鬼吸魔りあなとはとても仲良し(意味深)
こちらのイベントはスマホ・PC問わずZOOMで参加可能!チケットは1日3000円でフルに楽しめ、売り切れ等も無し!1対1のお話しタイムもあるかも!ということで、しゃべフェスや本記事ですきぴの子たちのことが気になってきた方も、是非気軽に参加頂けたら嬉しいです!!!!我々も歓迎致します!!!!
と言ったところで、今回はこれにて筆を置かせて頂きたいと思います。
おつカレーライス!(?)
P.S.
まじかよ……油断の暇もねぇよ……(おめでとう)(絶対参加したい)
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