空っぽ人間の日記3  ~「カブトムシ」との確執~

ふと、サブタイトル的なものを付けたら読みやすいのでは?と思い、実験的に導入してみた。過去記事については、追々付け足していこうと思う。


さて、少し前からaikoの「カブトムシ」がなにかと話題だ。ラジオでKing Gnuの井口とデュエットしたのがきっかけらしい。
らしい、と書いたが、私もしっかり拝聴済みである。理由はシンプルに二人とも好きだから。あわよくば音楽番組でコラボしてくれないかなぁと思いつつ、あの一瞬だからこそ綺麗なのでは?とも思う。

個人的にaikoに切ない恋愛ソングを書かせたら最強だと思っている。最強だと思う気持ちが溢れるあまり、疲れ果てた日の帰り道、電車の狛犬ポジション(ドア際)に立ちaikoの曲を聞きながら外の景色を眺める「失恋した女ごっこ」をよくやってしまう。
痛いかどうかはさておき、これだけでちょっと月9の主人公になった気になれるので結構おすすめだ。

そんな感じで普段からお世話になっているaiko。カブトムシもめちゃくちゃ良い歌で大好きなのだが、ひとつだけ私とカブトムシの間には大きな確執がある。

私は無駄に背が高いのだ。

具体的な数字は伏せるが、わりと周りには同じぐらいの身長の男性も多い。そして何故か、好きになる人やお付き合いしてきた人達はみんな私より背が低いのだ。

こんなに大好きで共感も多いaikoの曲で、唯一共感できない歌詞がカブトムシには出てきてしまう。ご想像通り、サビのあの部分だ。
過去を振り返ると、どっちかというと私が耳におでこを寄せられる側だ。向こうがカブトムシ。私は甘い匂いを出す側。元の歌詞がめちゃくちゃ綺麗なので聞こえはいいが、なんかちょっと意味が違ってきてしまう。

そして、カラオケで歌った時、いつも説得力がぶっ飛んでいく。私の恋愛遍歴を知っている友達の前だと若干の笑いが起きる。笑うところじゃないぞ。
同じ現象は大塚愛の「桃ノ花ビラ」という曲でもよく起きる。桃ノ花ビラもカブトムシもこんなに大好きなのに、私がでかいばかりに説得力が出せなくて申し訳ない。これからも歌うけどね、好きだから。


ちなみに、高身長って悪いことばかりじゃない。満員電車で新鮮な空気吸えたりするし、結構得していると思う。

よろしければ、サポートよろしくお願いします。