4月6日父が突然倒れた。
定年を迎えてから孫の世話が趣味になった父にすっかり頼りきっていた。
父は倒れても「大丈夫。もう少しでよくなるから、このままでいい。」
と母に言い続けていた。
母は父の言葉を信じ、孫もいるしと救急車を呼ばずにいた。
私が帰宅後、救急車を呼んだが遅かった。

心原性脳塞栓症

父の右脳が半分ダメになってしまった。
父はきっとみんなを心配させないために、「大丈夫」と言い続けてくれたんだろう。
でも、その優しさと引き換えに父は左半身の自由を奪われた。

私が父に甘えすぎてしまったせい。
私がもっと早く帰ってくれば。
母からの「あなたが早く帰ってこないから」「孫の面倒を見て疲れちゃったんだと思う」
言葉の針が刺さったまま抜けない。
私が…私が…って思いが罪悪感が半年経った今も消えない。

もう一度あの日に戻りたい。
そしたら父を助けるのに。
みんなの笑顔を取り戻せるのに。
そんなことばかり考えても時間は戻せないこともわかってる。
でも多分この思いはこれから先もずっと消えない。

時間が経ったから書けるかと思ったけど、なんだかうまくまとめられないや。
まだまだ私の頭の中は整理できてないみたい。