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EAA2Pickヴァンパイア完全解説【シャドバ2Pick/八獄魔境アズヴォルト】

このクラスの立ち位置(リーダー順位など)

公式大会のJCGにおいて最高勝率を誇るクラスであり、多くのプレイヤーが1位か2位の優先度でピックしているクラスです。

基本的な戦い方

序盤 狂乱のカウントを稼ぎながら相手の体力を11点まで削ることを目指します
中盤 11点かつ守護がなければ7PPに《パルクールウルフ》で勝利。守護が貼られた場合は除去を行いリーサルによる圧力を継続します
終盤 相手が対抗札が無くなるまで圧を継続するコントロールプランか、狂乱や復讐状態・進化回数などのギミックを利用して一気に削り切るプランをデッキに合わせて選択します

このクラスの強み

他クラスから頭ひとつ抜けた高い瞬間火力(1ターンの間に与えるダメージ量のこと)とバリエーションの豊富さ、それと同時に長いゲームも戦える回復力を兼ね備えている点が強みになります。

まず瞬間火力ですが、よく言われる《パルクールウルフ》の7PP11点(進化込み)以外にも様々なダメージの出し方が存在します(打点例はスターターキット参照)
これにより相手より早い段階でリーサルの圧力を掛けられるため一方的に攻めを継続できるシーンが多いです。

また回復手段が豊富な点もヴァンパイアの優れている点で、特に狂乱状態に入ると《デモンビーター》《狡蜘の悪魔》といった守護と回復を両立した強固な防衛が可能となっています。

狂乱前後どちらでも活躍する優秀な2枚


先ほどの話に通じるところがありますが、今環境で1ターンに2桁ダメージを出せる方法は限定されているため、基本的に長期戦はヴァンパイア側が有利になる事が多いです。

参考として他クラスの代表的な打点カードを載せておきます。

【他クラスの高火力打点の例】
・カットスロート 9PP10点
・アンテマリア 7PP10点※進化込み事前準備有
・バルバロス 8PP10点
・セフィー 6or7PP12点※進化込み事前準備有
・宿木のモモンガ+アクセラレート 9PP12点
・スケルトンブレイカー 7PP7点
・忠犬のゴースト 8PP10点※進化込み
・ルビーファルコン+ミュースクラウン 7PP10点※進化込み

このクラスの弱点

後攻で脆い
ヴァンパイアの5勝を阻む最大の要因。狂乱を狙うと体力の減りが早いためいつの間にか負けている事も多いです。
ただ狂乱を使わない立ち回りは上記回復手段を始め全体のカードパワーを落とすことになるため、盤面を取りながら狂乱カウントを進めるカードのピックを心掛けましょう。

《狂騒の悪鬼》があるからといって5ターン目の盤面処理を怠ると悪鬼だけではどうしようもない盤面を押し付けられることもあるので甘えは厳禁。寧ろこっちが7ターン目にパルクールを押し付けるくらいの勢いで盤面を取りに行きましょう。

大型フォロワーの対応が難しい
特に5ターン目に体力6のフォロワーや体力の高い複数面を出されると対処に苦労します。 

進化を使ってもらうことで悪鬼やパルクールのバリューを落とすのが相手視点の主な目的なので《デモンビーター》でやり過ごしたり《銀釘の射手》で捌けるのがベスト。しかし毎回持ってるものでもないので処理に3枚以上カードを使うくらいならいっそ放置するのもアリ。

リスクは伴いますが、カードプールに悪鬼が居るからこその戦術でもあるので選択肢の一つとして一考の余地があります。

・リソースに乏しい
手札が増えるカードは銅銀の中で3枚しかありません(《血の取引》・《猛悪のハーピー》・《狂騒の悪鬼》)。悪鬼があれば解決ではあるものの、1枚だけでは不安が残るので《血の取引》は優先ピックし、足りないようなら金虹枠のヴァイトなどで補完していきましょう。

ピック方針と優先カード


Tier makerはつぁんさん作成のものを使用しています
https://tiermaker.com/user/1209033

※実際にはその時のデッキに応じてカード評価が上下することがあります。
(分からない択についてはTwitterのDMかハッシュタグ『 #ソーpickメモ 』でツイートして頂けたら幸いです!)

金虹

ピック方針: 狂乱後に強力なカードや弱点を補完するカードを優先します。

カード別解説
Sランク

人狼の女王・ルーナ
狂乱後のエンハンス7と後攻4ターン目に狂乱補助と盤面制圧の両方をこなせる点が魅力。
現状金虹1位としていますが後述する理由からハウリングデーモンとほぼ同率と考えています。

ハウリングデーモン

狂乱後の爆発力と狂乱カウント補助の観点ではルーナに劣るものの、ネクロマンサーの《冥府の中尉》を1枚で突破出来るのはこのカードにしか出来ない強みとなっています。
非狂乱時でも能力は変わらないため安定感が高くネクロマンサー上位の風潮が広まった場合はこちらを1位にするのがいいと思います。

紅き血の女王・ヴァンピィ
狂乱後は4PP7点の低コスト高打点であり、《美装の悪魔》を始めとした様々なカードとの組み合わせで更に火力を高めることも可能。
復讐時にも能力が発動するため反撃の起点にはなりますが回復はないのでヴァンピィ前提の立ち回りは非推奨。

ウーラノス
回復・消滅・ダメージとヴァンパイアに欲しいもの全てが詰まってる上に前述した中盤の対応力も兼ね備えている完璧なカード。ニュートラル虹枠は1枚目のピックでのみ提示されるため、実質的な最優先カードとみなすのもありです。

後手から《マスカレードゴースト》に完全対応できる神のカード

箱庭の追憶・オリヴィエ&シルヴィア
進化権は何個でも欲しいクラスであり中盤の対応札として使う事もできるので当然強い。
特に後攻8PPからのオリシル進化→パルクールウルフの流れは一発逆転のコンボなので実質攻撃札として活躍できる1枚

Aランク

蛇殿の執行者・ゲノムエル
歴代2Pickの中でもトップクラスの理不尽能力を有しており3回の効果終了後は回復不可の強制パルクール圏内となっている点も都合がいい。
しかし、このカードの特性がヴァンパイアと噛み合っていないところもありAの最上段という評価にしています。理由は以下の通り

・最大値下降なので元々削っていると意味が薄い
・発動がターン終了時で守護突破からの追撃は不可
・最速プレイが出来なかった時にリーサルの取り合いにはあまり関われない能力である

恐らく他のプレイヤーより低い評価のためネガティブに書きましたが上記ネックはゲノムエル主軸のデッキにすれば全く関係なく、特化させる価値のあるパワーを持っているため強力なカードであることは間違いありません。喜んで取りましょう。

デモンコンダクター
2狂乱2ドローを2コストで行えるヴァンパイアのコンセプトに合致した1枚。
2回目の自傷がターン開始時であることを利用してガロダートを6PPで疾走させるコンボがあり、狙える場合は5ターン目にプレイすることも視野に入れたいカードです。

憤激の副総長
進化使用で手札が増えるリソースカード。持ってくる八獄はゲノムエルと看守以外狂乱に関わるので狂乱稼ぎながらのAOE(全体除去)としても活躍する。故に軽い気持ちでニュートラル八獄を取ってはならない

不乱の看守
復讐時のみの能力ではあるが回復・ドロー・AOEを悪鬼前の5PPで行えるのが嬉しい。
このカードのケアで相手の先攻5ターン目の攻め手が緩まることから存在に助けられる事も多い。
狂乱関係で能動的に復讐に入れるので腐りにくく、後攻での勝率を高める意味合いでもピックしたいカード。

高貴なる闇夜・ヴァイト
狂乱とリソースが増えるカードなので優先ピック。ただし4コストで状況問わず自傷してしまうので後半は使い難いことが多いフォロワーなことは覚えておきましょう

アビスドゥームロード
8点出しながら1ターンの生存を担保してくれるので確定負けをひっくり返すことができる。ただし対ネクロマンサーは天中殺レベルに相性が悪い。
進化時の能力は《ゴーストヴァニッシュ》には機能せず、《冥府の中尉》が場にいるとそもそもプレイが許されません。
ネクロマンサー対面に限り最後の一押し6点として考えましょう。

憧れの飛躍・イツルギ
スタッツから能力まで全てが安定しているフォロワー。それでいてスペル《幼狼奮闘》のポテンシャルが渇望と進化回数の両方で高いので幅広い活躍が見込めるカードでもあります。

Bランク

パンクデビル・デモニア
スタッツが優秀で序盤の狂乱稼ぎに大きく貢献してくれます。一方で進化すると自傷出来なくなってしまうので『非狂乱時の中盤以降』に引くとやや扱いに困ります。狂乱に入れば使いやすいフォロワーなのでニ長一短といった評価です。

羅刹の咎人・ガロダート
特攻隊長+自傷カードで7・8PPから13〜15点を出せるコンボは狙う価値が十分にあるものの、その為にカードを温存すると今度は狂乱の達成が難しくなるのが懸念点です。自由な場所に3ダメージ飛ばせるので単体での運用も可能なことからこの位置にしています

三相の女神・バイヴカハ
後攻がネックなので後攻時に強く使えるカードは一定以上の評価をしています。先攻でもちゃんと活躍してくれるのも◎

蹂躙の凶王
10ターン目までゲームが続かない環境だと思っていたので当初はそこまで評価していませんでした。しかし進化5回は現実的に狙える条件である事。一撃必殺のカードが何枚もある環境ではないため、ゲームを長引かせるプラン自体は可能であると感じたので評価し直すことにしました。
場に出ても破壊できずダメージが入らない事もあるので出せたら勝ちと思ったら肩透かしに合うことも。

サタナエル
リソースが枯れやすいクラスなのでお守りのような感じでピックします。先攻初手キープできると出し惜しみなく手札を使い切れるのでとても楽しいです。

メタトロン
6PPの動きが強いクラスなのでPPブーストできればかなり有利に働きます。後攻かつ4ターン目までに引かなければならないのでそうそう決まることはありませんが、高体力の守護なので《致命の毒蛇》などと相性がいいのも評価点です。

Cランク
補足するとCは悪いカードではないです。

クイーンキャッスル
単体ではアクセラ《デモンビーター》の下位互換です。それでも狂乱を稼いでくれますし守護裏のフォロワーを作ったりと工夫ができるのでコスト相応のカード評価です

デモニックキャット・トバリ
こちらも2コスト相応の能力とハマった時にちょっと強い能力が付いてます。悪くないけど特別相性がいい能力でもないのでこの位置

デモンズグリード・パラセリゼ
ドロー回復ダメージの3つが付いてるので幸福度は高いが進化が許されず盤面干渉能力は皆無なので過剰評価は禁物

Dランク

月下の狼王・ヴァルツ
6コスト払うほど復讐状態で居続けるメリットがないのでアクセラレートでの運用を前提とした評価です。
《ダークジェネラル》と《月下の跳躍》の評価が高いプレイヤーはこのカードも相対的に上がるはず。

デビルガーディアン
《バイオレントスクリーム》の登場で渇望状態で出しやすくはなりましたが7PPで出してもあまり強さを感じなかったのが本音。ガロダート同様この為にスクリーム抱えて狂乱が遅れるのも本末転倒なので評価を下げました

魔刃の吸血鬼
1/1/2です。金虹でやりたいことではありませんが1ターン目から動くことが勝負に寄与することもあるため全力で避けるものでもないかなと思いました。

アルティメットバハムート
現在のゲームスピードから直接召喚の勝利貢献度が薄いこと。リソース事情からアクセラレートでの運用もそこまで魅力がないと判断してこの位置にしています。弱いのではなく環境に合ってない認識です。

Eランク

底無しの契約
手札を使い切れる時のみリソースです。そんな状況は少ないので基本避けます

双極の生命・フラムグラス
8コストはやはり重たく使用タイミングはあまりありませんでした

輪廻の統治者・ゼラエル
400戦以上2Pickやってきて一度も出したことなければ出された事もありません。
良くない要素は色々ありますが最大の欠点は八獄サーチに引っ掛かることです。状況次第ではゲームが終わるレベルのプラン崩壊を引き起こす爆弾なので余程の事がなければ絶対避けるべきカードだと思っています

変幻のフェイカー
どちらの能力も他のカードありきのものなので物足りなさが目立ちます。復讐状態で回復も疾走もしないのは今期においてハイリスクでもあり3コストのバニラフォロワー以上の使い方はほぼできないという意味合いを込めてこの位置にしています

劇毒の魔風・パズズ
6コスト能力なしフォロワーです。またゲノムエルと見た目が類似しているため誤ピックが生じるという変わった意味で前例のない事態が発生しているカード。ピック時とプレイ時には注意が必要です。
↓実害報告あり

ピック方針:相手盤面と体力に負荷を掛けられるカードを優先します。
環境初期は狂乱関係のカードを上位に固めるピックをしていましたが、『シャドバは相手の体力を0にすると勝てる』という原点に立ち返り下記の優先度になりました

Sランク

デモンビーター
狂乱の稼ぎ役と着地点の両方になれるカード。
5面守護5回復は防御面において圧倒的性能なので後攻時は本体プレイを意識したい。

トロンボーンデビル
後攻で狂乱に入るために重要なカードでビーターと同率としています。
毒蛇・特攻隊長とは盤面に残りながら2狂乱できるところが差別化点で、その後の展開のしやすさが段違いに変わるこの差は大きいと思っています。

Aランク

ルームサービスデビル
1コストで盤面とリーダーに干渉できるパワーカード。環境初期はリソースの細さから過小評価していましたが間違いでした。
手札が少ない場合はエンハ7カットスロートより
強力な本体能力を使えるので、状況選ばすピック出来るカードという認識です。

ブラッディスラッシュ
弱そうに見えるかもしれませんが、体力の増減のみを行う事でドレインや《スケルトンブレイカー》の回避しつつ一方的にリーサルを見据えることができる現代シャドウバースならではの強みを持っています。
ビーターが盤面ロックを引き起こすカードであることも一因となっています

フュリオスウルフ
結晶を先攻4ターン目に置くことで7ターン目のパルクールに重ねる動きは前環境からありましたが、今期は3ターン目に置いて《スピニングウルフ》に合わせる選択肢が増えました。
後攻でもヴァンパイアが苦手な5ターン目に駆けつけてくれるので変わらず強いカードだと考えています。

致命の毒蛇
進化を使わないAOEにより様々な状況を裁きながら狂乱に貢献してくれます。
ラストワード故に狂乱カウントにできないことやミラーで逆利用されたりすることもありますが相手ターンに発動するAOEという独自性もあり優先したい1枚です。

Bランク

猛襲の特攻隊長
盤面干渉しながら2狂乱、八獄という強みもあるカードですが、盤面の状況で見ると1対1交換以上のことはしてくれず盤面に残すメリットも毒蛇と違いほぼありません。総じて単体の性能が他の狂乱より一つ落ちると思いこの位置にしています。
もちろん狂乱のために必要なカードですし、純粋な2コストであることが活きるシーンも多いのでかなり評価に悩んでいます。

マリシャスブレイダー
狂乱でも進化回数にも関わらないので積極的に取ることはありませんが能力の汎用性◎

Cランク

悪魔の笛吹き
1枚で1狂乱で対費用効果は悪い。狂乱後に活躍させたい1枚。リソース潤沢ならば採用圏内

舞踏のソウルミニデビル
他のカードとの組み合わせ依存なのでこの評価だが、《冥府の中尉》《スケルトンブレイカー》《ダンスクラブ》など進化タイミングが読みやすい対面が上位クラスにいるためピックした時は一定の活躍をしてくれます。

沼地の大蠍
ただの必殺つき1コストフォロワーです。筆者個人的には1/1/1必殺が高めに評価しています
必殺を後攻1ターン目にプレイすることで相手の2コストフォロワーを取りながら2コストフォロワーを置けることから実質先攻後攻をひっくり返すカードです。先攻の有利性はローテーションをやっている方はご存じかと思いますが、2Pickでも同様です。後手捲りの手段として覚えて損はないです。

Dランク

月下の跳躍
ただ2ダメージ伸ばすだけなら特攻隊長が狂乱を稼ぎながら同じことをしています。手札は減りやすいとはいえ疾走してそのまま勝てなければ敗北濃厚なので進んで取らないのが無難だと思います。

ピック方針: パルクール悪鬼マストピック。リソースは金虹とこの枠でしか確保できないのでリソースカードは意識して取りましょう。

Twitter公開時からBランクを変更しました

Sランク

パルクールウルフ
説明不要の最強カード
悪鬼との優先度ですが、セットのカードが似た評価だった場合は

パルクール1枚目≧悪鬼1枚目≧パルクール2枚目以降>悪鬼2枚目以降

のイメージで取ってます。パルクールは直接勝利に結びつくカードであり、複数枚あれば3ターン目にプレイする選択肢も生まれるからです。

狂騒の悪鬼
最大3面を取りながら6回復2ドローできるフォロワーです。強い。
可能な限り進化を振りたいフォロワーなので無料進化を持たない進化前提のフォロワーは枚数に注意です。

Aランク

血の取引
数少ないリソースカードなので率先して取ります。2ダメージは痛いですが狂乱にも貢献してます。

狡蜘の悪魔
テンポロスのない自傷、毒蛇と相性のいいスタッツと守護。狂乱後にはスタッツ上昇に回復までつく至れり尽くせりなカード。提示されたら嬉しい

バイオレントスクリーム
手札損失のない自傷カード。1ターン目に使うかどうかは状況によりますが、狂乱に入れるターンが変わったり引いたカードでプレイ方針が定まる可能性があるので基本的にはプレイできる時に使うようにしてます。

熟練のデビルハンター
盤面処理に役に立つ優秀なスペルを加えられます。特別相性のいいカードはありませんがシンプルな性能で使いやすいです。

Bランク

銀釘の射手
手札を1枚を確定除去に変換するフォロワー。後攻で1枚多めに貰った手札を捨てて盤面を取るわけですから、このカードは後攻を先攻に変換するカードです。潜伏フォロワーの除去もこなせるためかなり優秀です。

猛悪のハーピー
貴重な2ドローが出来るフォロワーです。ただし復讐状態限定なので過信は禁物。このカードをリソースにする場合は回復するタイミングや量に注意してプレイを進めましょう。

美装の悪魔
9PPでヴァンピィと合わせて14点出す専用コンボカードというイメージがあるかもしれませんが、進化回数5体の達成を1枚で満たせるフォロワーであり、アクセラレートで狂乱稼ぎもしていることを考えるとギミック対応範囲が広い優秀なフォロワーであることが分かります。本体使用は1ゲーム1回なので基本1枚取れれば十分です。

スピニングウルフ
適正枚数0-1枚。Cのカードより明確に強いシーンがあるためBにしていますが、強いのは進化を切る1回だけなので積極的に取ることはしません
パルクール前の6PPで疾走して8点叩き込みます。ガードが甘くなりやすいターンであり先攻であれば通しやすいです。

威圧の防衛隊長
体力を削らずに狂乱に進められること、ヴァンパイアミラーで対戦相手の特攻隊長の破壊を妨げたり、逆にこちらの特攻隊長を守ったりと局所的に偉いシーンが少なからずあるためB評価に変更しました。スピニングウルフ同様に積極的に取るのはリスクあり。2枚までなら許容。

Cランク

鋭利な一裂き
盤面除去としての使用はあまりダメージカットになっていないため相手リーダーに打ち込む使い方を基本に考えます。その場合は使用タイミングがかなり限定されるためC評価としました。

忍び寄る残酷
盤面にだけ使えるようにした一裂き。使ってみると分かりますが、2ダメージが痛いです。除去範囲が広いためCにしましたが、体感はDぐらいの感覚でピックしているかもしれません。そう感じるくらいには活躍機会は少ないです。

邪悪なる指揮
使用するためにフォロワーが必要かつ手札が減る1コストということであまり積極的には採用したくないカードです。狂乱後は1ドローが付きますが今度は自傷をしなくなるため、1コストの強みであるガロダートの起動役になれなくなるため優先度は低くしています。

フロストオーガ
5/5/5だったら悪鬼やゲノムエル前の時間稼ぎとして優秀なフォロワーでしたが7PPでは劇的に処理手段が変わることがないので微妙なカードです。

魔剣の鬼人
3/3/3能力なしフォロワーの認識です。後攻4ターン目進化、復讐に入り《腐乱の看守》を使うコンボは看守の強さに支えられて決まるもののその後来る毎2ダメージによりリーサルを回避できずに負けるためやはり切らない方が無難。

Dランク

ダークジェネラル
基本的に先攻4ターン目とリーサル時しかプレイタイミングがなく、パルクールはじめ他のカードをケアをされた際に自然とこちらも対策されてしまうため他のカードより評価を落としています。

殺意の塗布
手札から捨てて1ドローにするのが一番強い使い方です。進んで取らずともパルクール悪鬼と抱き合わせで勝手に入ってくるので、ルムサ銀釘とのセットキープなど付き合い方は覚えておきましょう。

ニュートラル

ピック方針:弱点であるリソースと中盤を改善できるカードがピックできたら暁光。ランクは付けていますがAランク以下はそこまで差はないので解説は一部のみにします

業火の巨人・串刺しの罠
対ネクロで障害となる《冥府の中尉》を捌きながら攻めに転じられるカードです。

エンジェルパニッシャー・ブレイクタックル
高スタッツ進化置きで詰まない点に加え、その後の動きに繋がるカードなので高評価
特にパニッシャーはヴァンパイアにはない消滅を行えるので想像以上に勝因となりやすい。

メチャカワ傭兵・フィーナ
正直BよりのAといった感じなのですが、進化時効果により中尉や《レジェンドソードコマンダー》を倒せたり、《深淵の大佐》を無理やり処理したりとこのカードにしか出来ない変わったことが多いです。
その最たる例が『悪鬼の回復量を1にできる』で誰も知らないのでミラーではかなりの確率で意表がつけます。強いかどうかはともかく面白いので筆者は常に狙ってます。

主観意見・使ってみた感想など

環境初期に感じていたほど最強クラスではなかった

最速で4ターン目に狂乱に入れたり最強ブロンズカードが残ってたりと一強感がありましたが、色んなクラスの研究が進んだことや先攻はリソース、後攻は体力維持という自分との戦いがあることがわかってきました
それによる自滅的な負けがあることも踏まえると強いクラスなのは間違いないものの、絶対1位であるとは言い切れないという印象でした。

特に中盤から強い盤面を作れるクラスには苦戦することが多い

狂乱は勝つための一手段であって目的ではない


これまでの2Pickでここまでギミックが決めやすかった環境がなかったので考えたことが無かったのですが、2Pickは狂乱になったり財宝を7枚集めても勝てるとは限りません(当たり前といえば当たり前なのですが自分は漠然とピック方針をそこに定めてました)

財宝系は特に分かりやすく、7枚達成した後さらに関連カードをプレイしなければ恩恵が得られないため2Pickでは勝利に結びつき難いです

構築は『達成できたら20点出せる』よう組んでいるから条件達成が勝利に直結しますが、2Pickではピック段階で判断する必要があります。
そのため狂乱になることばかり考えてピックしすぎた結果デッキのパワーを落としていることもあるのかなと思いました。

私も模索している最中なので正しい意見とは限りませんが、ヴァンパイアで勝てない方の参考になれば幸いです。

猛襲の特攻隊長をシルバー3位にしてたころの試合
後攻で猶予なく負けてしまうことが多かった



今回は以上になります。閲覧頂きありがとうございました。
ご不明な点はTwitterのDMまでご連絡頂けると幸いです。また次回noteでお会いしましょう。

補足

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