【シャドバ】EAA2Pickスターターキットー環境・全クラスの戦い方・優先カード紹介しますー 【Shadowverse/八獄魔境アズヴォルト】
こんにちは、ソー(@SopuranoSo)です。
今回は新弾、八獄魔境アズヴォルト(EAA)の2Pick環境および全クラスの戦い方と評価、優先すべきカードを紹介します。
これを見れば今期の2Pickの全体像が分かり、2Pickを始めやすいと思います。
各クラスのカード評価表や詳細な使い方については後日投稿予定なので、他の方が上げているnoteと共に参考にしていただけると幸いです。
※今環境に書かれたnoteはこちらでまとめています
環境分析
→既存ギミックが強化され全クラスの使い勝手が向上した多様性環境
EAAのカードは一部例外を除き、そのクラスが持つ元々のギミックを活かして戦うカードで占められています。
これにより新タイプが追加された際に2Pickでよく生じていた旧弾とのチグハグが殆どなく、ピックのしやすさやプレイ方針の立てやすさが向上しました。
アリーナ100試合時点のデータではV・Nm・D・R・Ncの5リーダーの使用率はほぼ同値。JCGではVが頭一つ抜けた勝率が出ているものの、その他上位クラスは等しくなっており、クラス間の力の差が拮抗している環境であると考えられます。
現状の評価が低いE・W・Bについてもこれらがテクニカルなコンボクラスや受けのクラスであり環境初期に結果が出にくいことが原因と思われるため今後増加してくる可能性は高いと思われます。
各クラスの戦い方と優先すべきカード
先ほどのアリーナ戦績で対戦数が多かった順に紹介していきます。各クラスの優先カードランキングはeスポーツの大会を開催されている団体REIGN様にご協力頂き作成しました。
2Pick大会も毎週水曜・土曜の2回21時から開催されていますので是非確認してみてください。
ドラゴン
既存ギミック全てに強化が入り感覚的な立ち回りがしやすいクラスに
微差ながらもアリーナで最も遭遇したクラス。
PPブーストして高コストで叩くというシンプルかつ強力な動きが持ち味でしたが、この戦術はPPブーストカードが《竜の託宣》以外全て金虹枠だったために安定に欠けていたというのが実情でした。
EAAでは新たなPPブーストカード《倒壊の襲撃者》をシルバーで獲得。ランプ戦術の取りやすさが格段に上がりました。
また前弾から追加されたタイプ:武装についても新カード《瞬刃のドラゴニュート》の登場で《レーヴァテインドラゴン》のモードチェンジを狙えるレベルにまで達しており、どの戦い方を選択しても高水準に戦える感覚的なピックがしやすいクラスとなっています。
ダンスクラブに固執しない
エンハンス能力が強力な《ダンスクラブ》ですが8PPでの使用は状況的に難しいことが多々あります。ドラゴンには高コストカードの選択肢が他にもあるため、3コストで使う意識もあると柔軟に立ち回れます。
アディショナル後の変化
アディショナル実装後追記
クラス解説note
ネメシス
シルバーレジェンド枠の圧倒的なカードパワーが魅力
やはり目を引くのは《断哭の執行者・キルザエル》と《機鋒の咎人・カットスロート》で盤面干渉とリーダーダメージを両立した高性能能力を持ちます。
特にキルザエルは継戦力も高いためほぼマストピックとなる1枚です。
旧弾のカードもオーキス万識カシムローザ侵食と状況を選ばずとも強力なカードが揃っているため環境を気にすることなく押し付けで勝てるポテンシャルを持っています。
削る切るためのカードをピック段階で準備する
金虹のカードパワーに目を引く一方、銅銀の新カードについてはカットスロートのリーダー付与能力を前提にしているため、2Pickでは力不足感が否めません。
またキルザエルとカットスロートは強力ですが1枚でリーダー体力20点を出すことは難しいです。金虹枠のカードで大幅に削ることを前提に、最後の一押しを捻出する方法はピック段階で準備しておきましょう。
前述の通りシルバー枠は優先するカードが多いため、ブロンズ枠の《黒錆の下っ端》《マリオネットダーリン》辺りから用意するのが再現しやすいかと思います。
アディショナル後の変化
アディショナル実装後追記
関連note
ネクロマンサー
先後に左右されにくい安定した出力を持つ2Pick的超王道クラス
前環境では《スケルトンブレイカー》や《マスカレードゴースト》など強力なカードを手に入れた一方、後攻時の盤面処理に難があったネクロマンサー。今期は《冥府の中尉》による後攻4ターンの多面展開を獲得し、後攻でも戦いやすいクラスとなりました。
八獄のサーチカードである《奈落の軍曹》が2コスト2/2のブロンズカードで優先ピックしやすく、軍曹→中尉のコンボがとても容易。
ピック段階で《滅屍の執行者・ミロエル》を取れていればこちらも軍曹から繋がるためピック段階で勝ち筋を組みやすい2Pick初心者におすすめの一押しクラスとなっています。
リソースカードを意識してピックする
優秀なカードの多いクラスですが葬送により手札消費が激しく、リソースとなるカードが必要となってきます。代表的なリソースカードは《霊魂の統率》と《フギン&ムニン》。シルバー枠で中尉と競合する都合上ブロンズ枠である《デッドバイヤー》をリソース枠としてピックすることも視野に入れましょう。
アディショナル後の変化
ヴァンパイア
瞬間火力が最も高い今期Tier1筆頭クラス
JCGで最高勝率を記録しており恐らく多くのプレイヤーが1位リーダーとしているクラス
このクラスの強みはなんといっても1ターンに出せるリーダーへのダメージの高さで、他クラスが6〜8点辺りのところをヴァンパイアは《パルクールウルフ》1枚で進化込み11点を叩き出すことができます。
また組み合わせによる打点のバリエーションも豊富で、一例を挙げると以下のようなものがあります。
特に上記2つは優先度の高いピックカードで構成されており、ガロダートについてが《憤激の副総長》によりキーカードを持ってこれることから注意が必要です。
狂乱状態になる過程はデメリットであることを理解する
新カードによって狂乱状態は容易になれますが達成した時点では自傷分マイナスからのスタートです。狂乱後に強力になるカードを用意するのは勿論のこと後攻では自傷ダメージが敗北に直結することもあるため、盤面処理や回復が搭載されている『ながら自傷』のカードを意識してピックしましょう。
アディショナル後の変化
アディショナル実装後追記
クラス解説note
ロイヤル
高性能なフォロワーとヒーローで盤面の優勢を作る
ロイヤルの新カードは盤面に干渉する能力が多く序盤の盤面勝負では他クラスよりかなり有利に立ち回れるようになりました。
またロイヤル側にトレード権を譲ると《フレイムソルジャー》や《マッハナイト》といったヒーローカードを上手く活用されてしまうためトレードは対戦相手に強要できるクラスでもあります。
様々な角度からの盤面に対する有利性こそロイヤルの強みと言えるでしょう。
八獄フォロワーの優先度は高いが財宝7枚条件は狙わない
ロイヤルの八獄フォロワーは優秀なカードが多いものの、2Pickではオクトリスは既に使えなくなっているため財宝の融合はバルバロスでのみ行えます。
つまり《戦慄の海賊旗》を加えるには財宝カードを7枚きっちりプレイする必要があり、時間もコスト掛かる大変な条件となるため構築のようにいかない点には注意が必要です。
筆者の体感ですが、条件を達成した上で恩恵を受けるには以下の2つのどちらかを満たす必要があると思いました。
・副船長をプレイかつ手札にバルバロスを保持
・副船長を2枚以上プレイ
ウィッチ
豊富なリソースと全体除去でフィニッシャーで耐久戦も行えるオールレンジクラス
土の秘術を軸として対戦していたクラスから一転。デッキ20枚以下で本領を発揮するカード達で戦うデッキ30枚スタートの2Pickならではの戦術を展開するクラスとなっています。《ポーションウィザード
八獄スペブ土チェスマナリアとカテゴリ渋滞を見せていますが、意識してピックするのは八獄・スペルブースト・チェスの3つになります。
八獄は言わずもがな。スペルブーストは《異術の看守》を絡めた爆発力があり、0コストを抱えてユキシマを通す動きが今期も狙える点が魅力。
チェスはカードパワーは低いものの《チェック》を使えればデッキ20枚以下に高速で入れるので2.3枚だけピックしておきたい枠になります
『1-4 2-3』の択は1-4側を選ぶことが多い
ピック時に一番欲しいカードと一番欲しくないカードがセットとなる問題、通称『1-4 2-3問題(数字はそれぞれのカードの欲しい順位を表す)』ですが、ウィッチの場合は一番欲しいカードを選ぶ事が多いです。
ウィッチ冒頭で紹介した優先カードは同レアリティの中でも突出して強いカードであり、使いにくいカードは《キャットマジック》やセフィーなどの融合でパワーの低さを緩和することが可能。デッキの最大値を高める意味でも一番欲しいカードを取ることから考えてみて下さい。
アディショナル後の変化
アディショナル後追記
ビショップ
《詠唱:聖獣の古跡》主体のアミュレット戦術に全力を注ぐクラス
前環境まで回復と全体除去の高さで長期戦し上位クラスメタを担っていたビショップですが、《砕氷の聖獣》をはじめ多くのカードがピック落ちしてしまい耐久戦は難しくなってしまいました。
その代わりに追加された《詠唱:聖獣の古跡》はなんとブロンズレアの中で全カード中1位の単体火力を誇るカードで、このカードこそがビショップを使う理由となっています。
9ターン目までの耐え方と迎え方をイメージしておく
デッキ全体でエンハンス9の古跡を出せるよう全力でサポートしていくことになります。
そこまでの盤面処理札やリソース確保は勿論、古跡は『盤面を4つ使用する』点にも気を付けねばなりません。フォロワーやアミュレットが残ってしまうと打点が落ちてしまうのでカウントダウンの調整も大事になってきます。
目指す場所はシンプルですがそのためにやるべきことの要求値は高いので使いこなすのは難しいクラスという認識です。
エルフ
先攻の強さはそのままに後手捲りのバリエーションが増加
エルフは前環境を支えていた主要カードがそのままに、欠点の1つであったリソース問題を《森越えの商人》が、プレイ枚数の調達先を八獄カードが改善してくれました。
回復や守護の不足による後攻での立ち回りの難しさは変わりませんが、《野生の目覚め》や《根際の刺客》といった低コスト除去は追加されているため前環境のエルフ使用経験のある方やアドリブでコンボを作り上げる2Pick的な戦いを好む人には相性のいいクラスだと思います。
理想は《ビーストランサー》の6ターン目着地
《ビーストランサー》は2プレイした状態で出すと4/6守護突進を3体出すことのできる強力なフォロワーです。このカードを先に展開できればヴァンパイアの《パルクールウルフ》をシャットアウトできるため有利に試合を進めることが出来ますが、基本的に出せるターンが7となっているため後攻だと間に合わないことが多いです。
ここに間に合わせるためにもユグドラシルやメリオーネといった0コストカードを抱えられるカードは優先的にピックしていきましょう。
オススメリーダー
ピック方針が分かりやすいネクロマンサーとドラゴン、カードパワーの高いヴァンパイアあたりがオススメ。最初に上げたように今期はどのクラスもそれぞれの強みや面白いギミックがあるので先ほど挙げた3リーダーがしっくりこなかった場合は他のクラスもぜひ使ってみて下さい。
因みに自分の現在のリーダー順位を紹介すると
V Nc Nm W D R E B
みたいな感じにしてます。理由は長くなるため別の記事かTwitterで述べたいと思います。一応左にあるクラスを優先してますがどのクラスもやる度に発見があるので順位変動する可能性は大いにありそうです。
今回は以上となります。中々全てを書ききれず説明しきれてない部分もあると思いますが、これを機に2Pickをはじめる方がいれば嬉しい限りです。
このnoteは今後も更新していきますが、他にも分からない点や質問などありましたら私のTwitterやハッシュタグ #ソーPickメモ で気軽に呟いてみて下さい。ここまで見て頂きありがとうございました。
関連note(環境全体概要など)
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