苦しかったときの話をしようか

USJを復活させた森岡さんのキャリアについての著書です。

※まだとちゅう

目次

①人生は仮説思考

②強みを探せ

③強みを活かせる職につこう

④苦しかった時の話より


①人生は仮説思考

・目的がなくても良いが、仮説は必要。その仮説において重要なポイントは①納得性②一貫性だ。②はこれまでやってきたことから全く違うことをするよりも早めに方向性を決めてそれに沿って行動した方が良いという意味らしい。

→仮説を決めるには

・具体的なことではなく、どんな状態であれば自分はHAPPYかというみらいの理想状態から発想は巣こと。


②強みを探せ

・仕事を選ぶ上での失敗は、「自分の特徴が裏目に出る」かつ「自分にとって情熱がどうしても湧いてこない仕事」である。

・私たちがコントロールできる変数は①己の特徴の理解と、②それを磨く努力と、③環境の選択、最初からこの3つしかない。

・前提として人間は、自分が知っている世界の外を認識することができないことを理解しておくべき。

・年収を決める法則

①職能の価値②業界の構造③成功度合による違い

この3つが決めるようだが、森岡さんは

(①と②の状況を知った上で)年収の期待値の上下を知った上で、それでも③の自分にとって情熱を持てる好きな仕事を選ぶべき

なぜなら、自分の得意なことでないと続かないから。

(私は驚いた。正直私はデータで判断することがあまり得意ではない。悩みを言語化することが得意であると思っていた。しかし、これからはITの時代だとかなんとかってなっているから、お金が欲しい私はIT系の会社に行くべきなんだと思っていた。しかし、得意ではないことは意味がないということに気づかせてくれた。)


上記を踏まえた上で、強みを実際に見つけよう

・強みとは自分の「特徴とそれを活かす文脈がセット」

・社会とのかかわりで気持ちよかった文脈(=自分が好きなことを知っている文脈)

これらを羅列して、T(思考)C(コミュニケーション)、L(リーダーシップ)に分ける


強みの活かし方

就職先の選び方

・避けたほうが良いのは君にどんな職能が身につくのか想像がつかない会社だ。その会社の30歳前後の人に何人か、どんな職能を持っているか、今どんな権限で何の仕事をしているのかを聞く


自己PRの方法

・伝え方(HOW)よりも中身(WHAT)の方がはるかに重要

→誰に→何を→どう伝えるのか の順番で考える。

そのために「My Brand」を設定しておくこと。相手から「あいつはああいう奴だけど、こういうところは価値があるから、まあしゃあないな」と思ってもらう。

つまりは、自分自身のキャラ設定を明確にし、日常生活でも出来るだけそれに近いように行動する。そして、買い手への戦略を考えることができる。

便益(私たちの本質的な価値)の強さで際立てれば一番良い。その次にその便益を信じさせるRTBの内容のサブスタンス(インパクトの強さ)で際立てれば、脚気的に便益を際立たせることでそれもとても良い。

そのため、面接では「私は他の皆さんと違って、、、」と森岡さんはいっていたらしい。


人生に置いての強みの活かし方

よく、100人に1人のスキルを3つ作ると言われているが、、、、

・1つの強みは世界一や日本一になる必要はない。「我が事業部の営業スキルにおいて、彼女は3本の指に入る実力を持つエースだ」と言われればよい。まずは、1つの強みに十分な火力を付けることを第一に考える。

・職能(スキル)はただ増やすだけではだめ。まずは1つ目の軸から外れないこと。職能でシナジーを生むこと。


苦しかった時の話より

・無価値だと追い詰められたら、潰れないために最初から肩の力を抜く。最後尾からのスタートだと思って、成長する自分を楽しむ。

・プロの世界での友情は、お互いの実力を認めたうえでのリスペクトである。

・強い人間は、環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるか、そのどちらかが出来る。


弱点を指摘されたら

・①自分の強みと相反する②自分の強みの特徴をより強化する③わからない

このうち①以外は直すべき。







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