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散步香港101 < 石塘咀 / Hill Road 山道 Po Tuk Street 保德街 Clarence Terrace 加倫臺 >

山道の名が付いている通り、やはり坂道である。しかもなんだかくねくねしていて、昔は本当の意味での山道だったのだろうと思われる。当然上がってみる。

ここは柱にいろいろ描かれている。政府の「香港の街をアートに」政策の結果だろうな。

それぞれの絵がとてもカラフルで可愛いい。私はこういうシンプルな線で描かれたもの大好き。

この公路の下の部分でちょうど市集(蚤の市)を開催していた。

物販の店、バンドの演奏、コーヒーとクッキーの試食など。綿あめもやっていたのだけれど、動画だけ撮って写真撮るの忘れた。

山道のてっぺんまで上がると階段。この階段を上がると薄扶林道に
出られる仕掛け。

階段の半分より下は先ほどの写真のようにカラフルなアートが描かれていたのだけれど、半分より上で薄扶林道に出る部分はお粗末な感じ。やるならここもアートにすればいいのにね。

山道は先ほどの階段手前で左へ曲がって続く。とてもそそられる店構えだったのだけれどお休み。

山道を左へ曲がってずんずん行くと、ぐるんと回ってきた薄扶林道に当たる。その手前にひっそりとした階段があったので下りると保德街に出る。

なんだか由緒正しそうな店が。調べてみると蘇豪區にあった店舗が閉店とでているので、こっちに引っ越してきたのかな。こういう店で売っている調味料って絶対に美味しいよね。今度は平日に見に来よう。

この保德街、もしかして Post-蘇豪區ですか?ちょっと辺鄙な場所なのに、お洒落な店が並んでいる。

knock knock 覺閣という本屋。ヤバすぎた。開店して半年ほどらしいが、とても素敵なラインナップだった。

本屋はいかんね、本屋は。数か月プー太郎してて、貯蓄を切り崩しつつ爪に火を点す生活をしているのに、良さげな本を見ると買ってしまうアホな私。

こういう線のシンプルな絵が好き。ちょっと銀色夏生っぽい詩。これ、琴線でしょ?あかんよね、これ。見た途端にレジへ直行だわよ。

こういったフリー・ペーパーも結構沢山置いてある。今回は持って帰ってきたけれど、その場でゆっくり読んでも良い。

店内ではちょうど良いボリュームの快適な環境音楽がかかっている。この素敵な絵の手前がベンチになっていて、ゆっくり店長と話したり本を読んだりできる。経営成り立つのかと思うけれど、経営より空間を大事にしたいのだろうな。

この通りの店はほぼ全て、ビル自体ボロボロだけれど店内はお洒落という。

その下にある加倫臺。ここお静かで雰囲気が良い。ここに住みたい。

この左側に新しめの高級そうなコンドがある。こんな高級コンドは無理だとしても、ここか先ほどの保德街の舊樓に住みたくなった。大好きな叮叮に乗りに行くにはちょっと遠いが住環境としては最高。この下には石塘咀街市があって熟食中心もあるのでリーズナブルな食事もある。次の住処はこの辺りにするかな。

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