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散歩香港112 < 尖沙咀 / Chung King Mansion's Back Alley 重慶大廈後巷 >

彭志銘の YouTube Channel「重慶大廈背後 隱藏百年古蹟」という香ばしい動画を黃浩然がシェアしているのを見て早速行ってきた。

繁華街の最たる場所、尖沙咀の、しかも重慶大廈の裏に100年超えの「壁」が残っているという。詳しくは上記の動画のタイトルにリンクを貼ってあるのでそちらをご参照くださいませ。

案内役の彭志銘が入っていった場所はすぐにわかる。

お土産屋さんに釣られたふりをして入っていく。(いや、別にふりをしなくても咎められないのだが。)

みなさんご存じの通り重慶大廈は結構デカいので、ずんずん進むしかない。狭い裏道だけれど、案外人通りはあるのであまり怖くはない。

ちょっとちょっと!かなり九龍城寨 feel じゃない?

お天気の良い昼間でよかったよ。これ、夜とかだと断然怖いよね。

でもそういえば、昔々カレー屋行くのにこういう裏階段上がったな。

廃墟感がとても良い。

「周杰倫カネ返せ」って書いてあるけど、どゆことかな?

更に奥にはもっと細い裏道が続くのだけれど、彌敦道からみて重慶大廈の裏に当たる裏道にある100年超えの壁を訪ねて右に曲がる。

あっちもこっちもどこを向いても九龍城寨 feel なのが楽しい。

そしていよいよ壁が見え始める。

なんか落書きあるけど、こ、これは。

簡単に説明すると、この壁の向こうには100年以上前に4軒の大きな別荘があって、その別荘を取り囲んだ壁の一部がここに残っているのだそう。

言われてみれば、この弧を描いたデザインや柱が洋風よね。

こうやって見ると更によくわかる。洋風の別荘を取り囲んだ洋風の壁だったことが。

この鉄門がその当時のものかどうかはわからないけれど、これは多分別荘の裏口よね。

壁の塗装が剥がれて中のレンガが見えている。

100年の壁を抜けても九龍城寨が続く。

向こうに見えてる建設中の高層ビルはこの前燃えたやつだよね?

そしてまた右に曲がってずんずん行くと

彌敦道が見えている。

そして裏道に入っていったのと反対側の重慶大廈の横っちょに出てくる。

さっきの更に細い裏道を行くが為にもう一度ぐるっと回って戻ってきた。

これは右向いて、さっきの100年の壁の方へ行く道。

そして前を向いて細い裏道へ。これは100年の壁から繋がっているのだけれど、同時期のものかどうかは不明。

この道、超細くて対向の人となんとかすれ違える程度の細さなのだけれど、ひっきりなしに人が通る。

ここもレンガが見えている。

細道を抜けるとそこは緬甸臺。

緬甸臺から今抜けて来た細道を望む。

火災にもめげず建築継続中の元海員倶楽部。

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