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罪を犯す

日常活動理論(Routine Activity Theory) :ある時間/空間で、
①動機づけられた犯行者、②適当な標的、③有能な監視者の欠如、
という
3要素が重なり合うとき、犯罪が発生するという理論。
マーカス・フェルソン&ローレンス・コーエン

文字通り、犯罪は日常活動(ルーティン・アクティビティ)の中で生まれるものであり、特殊な環境で発生するものは考えない。犯罪は、職場、学校、通勤・通学、レクリエーション、ショッピングといった極めてありふれた、お決まりの日常で発生し、犯行者もありふれた人物。また、ちょっとした予防策で、かなりの犯罪が予防できる。反対解釈をすると、ちょっとしたことで誰でも(もちろん自分も)犯罪者になり得る、とも言える。

魔が差す:心の中に悪魔がはいったように、ふと悪念を起こす。 思いもよらない出来心を起こす。
コトバンク

例えば、万引きの''魔が差す''パターン。
食べ物に困る動機の形成
盗みやすそうな缶詰食品陳列棚の死角適当な標的
防犯カメラや店員が不在有能な監視者の欠如
以上が揃うことによって、万引き犯が誕生する。

では、どうすれば防げるのか。
①不満や不安を解消する術を身につける
ex.役所に赴けば何か変わるかもしれない
②開かれた(明るく綺麗な)空間やスペースを基本にする
ex.死角や街頭不設置を減らす
③人が無意識に監視者し合う、犯罪のブロックチェーンを生み出す
ex.日常的・定期的に行動や意識、状態を確認したり共有したりする

「〇〇について困っているんだ」
「〜をしたら△△がタダでもらえるらしい」
「元気にしているか?」

#マーカス#コーエン#犯罪#誰でも#いつでも

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