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モノは言いよう

例えば、友達という言葉。
その間にはグラデーションがある。

AよりBの方が仲がいい。でも、悲しい気分の時はなぜかCと話したくなる。地元ではDとよく会うが、特段が仲がいいわけではない。・・・etc.
適当なシチュエーションを挙げても''友達''の範囲は広い。その時の感情、状況、環境、行動次第で関わる友人は多種多様なのである。これは友人だけの話ではない。親友でも彼女でも先生でも言える。

また、名詞ではなく形容詞でも同じである。語彙でカバーする、ということではなく(該当語彙がある可能性はもちろんあるのだが)ここで言いたいのは、形容し難い、あるいは、適切に言い表す手段がない「何か」に直面するのである。
その時には、新しく言葉を作るか、どうにか言い換えや創意工夫でその「何か」を伝えるしかない。

単純な言語モノさしでコミュニケーションを図る限界点。クリエティブな知的作業。

#感性の言語化 #理性の感情化

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