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箱根 箱根神社

箱根といえば、前回の記事の通り
駅伝の山という認識。
なかなか行ける場所でもなく
あまりくわしく知らなかったが
神社の三社参りが有名で人気なのだとわかった。
なので、そこは外さずに旅をしたい。

前日のお天気、もろもろで
美術館しか回れなかった分
早起きで調整したいところ。
無理せず起きれたらと就寝したら
5時すぎには目が覚めてしまい
なんか、やる気満々。
ならば、さっそく
元箱根港の側にある箱根神社に行こう。

さすがに船はまだ動いていない。
昨日のあれやこれやの道のりで
箱根神社入口というバス停を経由したので
バスでも行けるのかもと検索すると
ホテル前からバスに乗れそうだ。
始発のバスを使えばホテルにも一旦戻れそう。

早朝、さすがに誰もいないバス停
時間通りにバスがくる。
通学生らしき人が数名すでに乗車。
主に住民のための交通手段だからか
朝は6時〜9時位までの運行のみ
船の動く時間はあまり必要ないルートみたい。
神社は、日中はかなり混むらしいので
人混みをさけたいなら丁度よい時間帯。

箱根神社


箱根神社入り口のバス停から
少し歩くと鳥居が見えてくる

入口参道が見えてきた
こちらからは入らず
道路を真っすぐ進んでみる

湖から登る階段
神社へ向かう正面なのでしょうか

御祭神はご家族まとめて
箱根大神


まず、階段の下側
行列ができるという湖スポットから散策

平和の鳥居


ここがどうやら
写真スポット
とても背の高い樹々に囲まれている

日々行列になるのでしょうか
遊園地のアトラクション乗り場みたいに
行列用のロープがあったり
コーンがあったり
ちょっと残念な景色でもある
早朝なので
一人、二人ちらほら
人を見かける程度


ここから正参道という案内板

こちらから階段を登り
箱根神社 九頭龍神社
の二社参りが可能と記載


空と湖と緑に赤が映えて美しい
鳥居はなくてもいいけど
境界なのでしょうか

のちのち素晴らしい目印になることを実感
朱のコントラストは美しい景色のアクセント


なぜ平和の鳥居⛩️かは?よくわからない

晴天で湖の透明度が際立つ
新緑の季節 山並みも美しい

先ほど歩いてきた鳥居も見える
わりと距離があったみたい
ちゃぷちゃぷ寄せる波音を
ずっとここで聞いていたいほど
清々しい

左から朝日
右は新緑


水面が朝陽に照らされて光る
なんか軽〜い空気



一息、満たされたら
参道を登る

振り返ると
道路も挟み
まあまあ登る必要がある
かわいい
なんの樹でしょう
昇り途中
左手に社
曽我神社


すごい樹々が立ち並ぶ
もう少し
まだ陽射しの少ない境内に到着
右側から朝陽が差し込んでいる
近寄ると
樹齢千年を超える
安産杉だった


九頭龍さん達
全員にご挨拶して
手を洗う
苔絨毯の上で苔マントを被る
狛犬さま
カッコいい背景と

箱根神社 本殿
雲が素敵に映り込む
じっくり龍さん拝見
よく見ると可愛い顔

箱根神社は、古来、
関東総鎮守箱根大権現と尊崇されてきた名社
箱根神社の創祀は、聖占仙人が箱根山の駒ヶ岳に神仙宮を開き、同主峰の神山を神体山としてお祀りされて以来、関東における山岳信仰の一大霊場となりました。
奈良時代の天平宝字元年(757)、箱根山に入峰した万巻上人が、箱根大神の御神託を授かり勅願をもって現在の地に社殿を建立しました。

https://hakonejinja.or.jp/hakone/


お隣の 九頭龍神社 新宮へ

後から読みましたらば
なかなか興味深い内容

箱根大神の生み出される
生命の根源たる水の力を
芦ノ湖の守護神として司る
九頭龍神


九頭龍大神を祀る
年間最大の龍神祭「湖水祭」は
厳島神社の管弦祭に似ている気がする
赤い社殿だし
多い時は
4列から5列で参拝するほどの
人気ぶりなんだ


立派な龍が描かれて
立派な手水舎


もともとは、駒ヶ岳の山が御神体で
駒ケ岳山頂が元宮で元祖。
その山が生み出した湖の水を守るのが
この九頭龍神。

箱根の 山の神、水の神
2社をまとめて身近に遥拝できる場所が
箱根神社ということなのね。

そうよー


ところでこちらの手水舎
なんとなく綺麗なだけじゃなかった
参拝のときは気付かなかったけど
改めて写真を見ると

成就水盤はまるで
山から生じた水でできた芦ノ湖そのものみたい
九頭龍に目が奪われがちだけど
よく見ると山と湖が模ってあった

これデザインした人凄いな
この水盤で願い事をする
お作法が記載されていたような

お作法はわからないけれど
ペットボトルにお水を頂いた

ホテルに戻って
この水でコーヒーを頂くことにした


朝陽のカラフル祭り

境内を見渡して見納め

新緑と相まって美しい社
早朝の清々しい参拝ができた
ありがとう



もう一度
湖にご挨拶して帰ろう

ふわ〜
では
さようなら


帰り道にも
ふわ〜と

気持ちよくて長居してたから
バス停に戻ると、またもや
バスが行ってしまったばかり。

歩き道の傾斜が気になるが
歩けなくもない距離
バスを待つ時間は歩くことにした。

元箱根港周辺

雲も綺麗


道なりに歩いていると
平和の⛩️の上に🗻が!!

何という素敵な散歩道でしょうか

元箱根港につらなり
しばらく富士山のよく見える
開けた場所が続く



遠くから
近づいて



お〜
昨日バスの車窓から見えた風景と同じ
富士山ほんとに綺麗


この景色を満喫し、また道路沿いを歩く

名残り惜しい さようなら

道路沿いの道に戻ると

向こうが気になる
道路の奥に旧街道らしき道
この道を歩きながら
昔の人もこの景色に感動したに違いない
疲れがぶっとぶぞー

道路沿いに恩寵箱根公園も通過、結構広そう。
ここも時間があればいつか見てみたい。



道路を歩いていると、少し湖畔よりに
犬の散歩をしている人がみえた、どうやら
道路以外に歩ける道がある様子、しばらく
ついて歩いてみた。

歩き続けると看板

箱根関所周辺散策図
このあたりは散策に適した場所で
きれいに整備されている道だった
どうりで歩きやすいはずだ
江戸時代幕府が街道整備の一環として
道にそって両側に杉をうえ樹齢350年以上とか
道路の拡幅で杉の根を傷つけやすくなり
箱根町教育委員会が保護
歩き続けると箱根関所になっている



箱根関所


通れるのか?
門が開いてるから
なんか通り抜けられそう?

日中は観光名所
時間外は解放区域なのかも
江戸口御門

検礼所からの
おとがめもなさそうなので
通過する
無事箱根関所は通過できた
こちらは
京口御門
江戸時代関所では
入り鉄砲に出女を取り調べたとか

自由な時代で良かった
お陰で遠回りもせず
スムーズにホテルに戻れた


ホテルでくつろぐ


ホテルに戻ると程よい時間
朝風呂に入ってリフレッシュ
ありがたいことに昨夜も朝も
風呂は貸し切り状態。

風呂周辺の眺め
駒ヶ岳も見える




ホテルでゆっくり朝食をとる。
朝活後の飯はうまい!

そんな言葉に似つかわしくないお品達

こ、この四角い食べ物は
絶品フレンチトースト!

江戸時代の人が
洋食を食べた時の感動くらい
たぶんすごい

卵料理を選んで下さいと言われ
オムレツ、目玉焼きなどから
フレンチトーストを選ぶ

これだけ食べに来てもいい
と思えるくらい
何を使って、どうやったら
こうなるのってくらい
とろけるトースト

こんなに食レポをしたことない


食後もしつこく、ホテル周辺をうろつく

庭からたっぷり富士山頂を拝める
駒ヶ岳

御神体
美しいはずだ



部屋からも充分、水を感じられた宿

ちょっと盛りなサイトの写真も多いけど
こちらはそのまんま
部屋も広くて 天井も高い
家具が艶々してた
とても素敵な三面鏡
ある意味
いろいろ思い出深いホテルになった
良き滞在をありがとう

箱根旅におすすめできる場所


次へ続く





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