「感謝の言葉」4年・梅森 英里
マネージャーしてて楽しい?
なんでマネージャーになったの?
大学時代友人にこのような質問をされることがとても多かった。
たしかにマネージャーはプレイヤーと違ってピッチに立ちチームに直接貢献することはできない。マネージャーの仕事は日々の雑務やテーピング、運営のサポートなどに過ぎず、マネージャーが直接チームに貢献できる機会はないし、やりがいを感じられる瞬間も少ない。
だからこう質問したくなる気持ちはよくわかる。
私自身、マネージャーを務めた4年間の中でなんでマネージャーをしてるんだろう。自分の存在意義ってなんだろう。と考えることがとても多かった。
自分はこの部に属する必要があるのか。私の存在を誰が必要としているのか。などと問いかける日々を過ごした。
そんななか、私は選手からもらった言葉にとても勇気づけられた。
昨年度、1つ下の後輩プレイヤーH.HがInstagramにあげた投稿の中に、マネージャーに対する感謝の言葉があった。
普段感謝の言葉を口にしないプレイヤーからの感謝の言葉は嬉しいもので、とても印象に残っている。
先日、長い間怪我で試合に出場できていなかった同期N.Kが最終節を終え、全体の前でマネージャーへの感謝の気持ちを述べてくれた。
彼の言葉はとても熱く、心に響いた。自分の今までやってきたことが報われた気がしてとても嬉しくて、涙が出た。
他にも、アイシングをし終えた時やボトルを渡した時にプレイヤーからもらう「いつもありがとう」の言葉。
マネージャーとして当たり前の業務をこなしていただけだったが、プレイヤーから感謝の言葉をもらうとやっぱり嬉しいものだった。
自分の存在がプレイヤーの役に立っている。誰かが自分を必要としてくれている。
その言葉一つでそう思えた。
チームにおける自分の存在意義を見出せず悩んでいた時期もあったが、プレイヤーの何気ない一言に私は何度も救われていたのだ。
プレイヤーのようにピッチに立ってチームに貢献することはできないけれど、プレイヤーからもらう感謝の言葉一つでマネージャーとしての自分の存在意義を見出すことができた。
プレイヤーの何気ない一言が私にとって大きな力になっていました。本当にありがとう。
最後に、
上智大学体育会サッカー部に出会えて本当によかったです。1部復帰という目標を果たし、素晴らしい景色を見せてくれたカッコいいプレイヤーと、日々の業務を完璧にこなす可愛くて愛おしいマネージャーに囲まれがら引退できて私はとても幸せでした。
来季から都リーグ1部という厳しい舞台で闘っていく皆さんの活躍を心より応援しています。本当にありがとうございました!
次は、まさごんの愛称で親しまれている我らの裏幹部、宮原 正弥です!