見出し画像

サバのタルト

久しぶりにワインを飲みに行った。
四ツ谷の交差点、雑居ビルの二階にあるそのバルは女性店主ひとりで切り盛りするワンルームほどの空間。

長細い変形カウンターにおさまるお客はせいぜい7人ほど。

その日のおすすめワインが赤と白それぞれ5種類ラインナップされているのに加え、手づくりデリが10種類近くから選べる。

お店のお勧めレディースセットは、ドリンク1種類とデリ2種類かその逆から選べて、わすか980円。

とりあえずのスパークリングワインはいいとして、何より目を引いたのがサバのタルト。

フォルムはまさにタルトの1ピース、こんがりベイクされた生地に上下囲まれているのは丁寧にほぐされて、ぎっしり詰まった、サバ。
ひと口食べればタルト生地のバターの甘じょっぱさとサバの甘みが混ざり合って、さくさくなのに、しっとりしている。

もちろんワインは白をお代わり。

こんな美味しいもの考えた店主に感謝!

狭い店内には老若男女集まって、思い思いに飲んだり食べたり、隣の人と喋ったり。

こういう空間、大好きです。

#エッセイ #バル #ワイン #夜の時間


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?