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【外資IT勤務フルタイムワーママ】英語ツライ : トリプルP@オーストラリアでファシリテータ資格を取った

SOPH 代表瀬戸です。わたしは某外資 IT 企業でフルタイムで働いています。
外資で働いているから、どうせ英語ペラペラなんでしょ?と思われがちですが、非常に苦手意識があります。できればしゃべりたくない。

どのくらいしゃべりたくないかというと、
"瀬戸さんこないだ英語の会議で自動翻訳オンにして日本語でしゃべってたよ" とか "あの人、英語のチャットに日本語で返してたよ" と社内で口の端に上るくらい。本人的には、"テクノロジがあるのに、なんでわたしが無理して英語しゃべらなきゃいけないわけ?日本語でいいじゃん。その方が正確だし速いし" と思っている。

ただ。一応使えるは使えるので、どうにもしょうがなく追い詰められたら英語をしゃべりだします。日本語のテンションの 3 割増しくらいで。
そんなわたしが、追い詰められて英語をしゃべらざるを得なくなった。今回はそんな話。


トリプル Pには色々ある

半年くらい前に、トリプル P のグループ ファシリテータ資格を取得しまして、年末から年明けにかけて 1 度グループ トリプル P を主催しました。
こちらの資格は日本で日本語で開催されて、こんな感じ。

上記のグループ トリプル P は 8週間ほどのトレーニングで、じっくりと向き合うのにはとても良いのですが、トリプル P の認知度も日本ではあまり高く無いこともあり。"よく知らないトレーニングにいきなり 8 週間行こうと思うか?" と思ったときに、うーん…という感じが否めず。

トリプル P には介入度と届けられる範囲によっていくつかのレベルがありますが、トリプル P を知ってもらうために、1 時間程度のワークショップを行うレベル 2 の資格を取りたいなと思い始め。

LEVEL 2
This is a "light touch" intervention providing brief one-time assistance to parents who are generally coping well but have one or two concerns with their child's behavior or development. It is available for parents of children from birth to 12 years and for parents of teenagers.
-- 自動翻訳 --
これは「軽いタッチ」の介入であり、一般的にはうまく対処しているが、子供の行動や発達に1つまたは2つの懸念がある親に簡単な1回限りの支援を提供します。出生から12歳までのお子様のご両親と、ティーンエイジャーのお子様のご両親が対象です。

Level 2 - Triple P

取りたい資格が日本で取れない

取りたいなと思ったのは年末くらいのことだったのですが、待てど暮らせど、日本でレベル2トリプルPの認定講座が開催されない。
日本事務局の方に非常に親切にご対応いただいたのですが、どうやら日本で該当講座の開催は 2024 年はあるかないか、2025 年以降になるかもとのことで。
そんなに待てないなーとぽちぽちっとオーストラリア本部のサイトをみていたら見つけてしまった。

オーストラリア (Zoom) 開催 トリプルP レベル 2 講座

で、いつものごとく、気づいたらぽちっと申し込み、参加費を払い、オーストラリア時間で開催されるトレーニングに出ること運びになりました。

とりあえず英語で参加

いつも使ってるテクノロジが使えない

外資 IT 社内の会議は ALL Teams 会議のため、Copilot といった生成 AI や自動翻訳などを使うことが出来ます。
今回は、会社は全然関係なく、有給休暇を取っての参戦。

Zoom 開催だったのですが、会議プラットフォームが違うので、当然のことながら普段使っているテクノロジが全然使えない。
となるとだ。
英語をしゃべらないといけない状況に追い詰められました。

ツライツライツライ

トレーニングが丸 2 日。
資格取得のための試験 (デモでワークショップをデリバリする) が丸 1 日。

心の中で "ツライツライツライ" と唱える

何をしゃべっているのかはわかる。
何を聞かれているのかもわかる。
ただ、しゃべるのがとても苦痛…しゃべりたいことの半分くらいしか英語力のせいで伝わらない。微妙なニュアンスなどが零れ落ちてしまう。

資格試験、全然できなかった。ぼろぼろでした。
トリプルP のデリバリをするスキルが足りないというより、英語の問題で。英語でワークショップ デリバリと質疑応答をしたのですが、普段喋っているIT 領域とも全然違うし、単語が違う。

ちなみに、途中からイライラしてきて、質疑応答の時に手元の PC で翻訳アプリを立ち上げて画面共有し、日本語でしゃべり始めました (結局いつもと同じ)

なんでこんなに英語が嫌なんだろう

英語はずっと勉強してきました。TOEIC も 900 点近く持ってます。
でも、英語が嫌だ。ただ、外国圏の方とフランクにおしゃべりするのは好きだという矛盾も抱えていて。

おそらく、英語をしゃべるとコンプレックスが刺激されるから嫌なのだと思う。"しゃべれない自分" を自分が活躍したい仕事がらみの場で実感してしますのがつらいんだと思う。

要は肥大した自我、こじらせている。長年にわたって、まさに、こじらせに拗らせた英語コンプレックス。
英語ペラペラしゃべれる人かっこいい…!わたしもそうなりたいのに!という願望が心の底にある、メンドクサイやつ。

言葉にすると超かっこ悪いなーと思う。これ、何とかならないかな。

無事に取得

あー落ちたわ。思ったものの、なんと無事に資格取得をしました。

1時間のワークショップは昨年も SOPH でやってきたのですが、その時は外部講師 (恩師) の方に頼んでいまして。
わたしが取ったことでもっと小回りが利く形で活動が出来るかなと期待しています。世田谷区の子育て広場などで出来たらいいなと想像。

今年も助成金がいただけたので、ここから活動を広げていきたいと思っています。

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