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疑念ノートVol.13 愛想良くしたくない

今日は久しぶりにとあるサイトにログインしたら
ログインパスワードが強制的にリセットされていて驚きました

良く説明を読むと
何度もパスワードを変えてくださいと通知したのに変えない人は
強制的にリセットされる制度になったらしい…

なんと強引な…!

セキュリティを守りたい気持ちはわかるけど…

わたしたちはこのように「正論」によって次々と自由を奪われてゆくのではないかという恐ろしさを改めて感じました

電話でパスワードの再交付の手続きをしたのですが

普通に受け答えしているだけなのに
相手の反応にいちいち間があるのが気になる

…まあいつものことですが
こういう時にわたしはやはり普通にはなれないと
突きつけられる気持ちになる

でも、コールセンターのプロですよね?
いろんなお客さんと話してきているんですよね?

相手に違和感を覚えさせるくらい間をあけるってどうなんでしょうか…

世の中にはコールセンターの機械音対応に不満を言う人は多いですが
わたしはむしろそちらのほうが精神衛生上ありがたい…

原因はなんとなくわかっている

わたしが一般な女性と違って
電話口で愛想を良くしたり、声を高くしたりしないからだ

でもわたしのような内向的な人にとって
愛想良くしたり、声を高くするのはとてつもなくエネルギーを消耗するのだ

そんなことをしたら、仕事に使うためのエネルギーが足りなくなってしまう

取捨選択をしなければいけないのだ

だからわたしは堂々と愛想の良さを捨てる!
愛想の良さで手に入るであろう恩恵は一切いらないと決意したのだ

だからこうして電話口でぎこちない反応をされても
初対面の人に好かれなくても

傷つきはするけれど後悔はしない

それに得られるものもある

愛想の良さがあるとたくさんの人とお近づきになるが
玉石混交なのだ
その中から自分と合う人だけを区別するのも一苦労

でも最初から愛想がないと
自分と合わない人には向こうから距離を取ってくれるし
合う人だけが近づいてくるので

自然と自分と合う人(ご縁のある人)と出会えるのだ

これがわたしが編み出した
「省エネでご縁のある人と自然と出会える自動化システム」
なのだ~

ごくたまに人付き合いが苦手な不愛想な人を狙って利用しようとする人種も近づいてくるが、長年の経験からその手の人は数回会うだけで激しい違和感を感じるので、簡単に距離を取れるようになれた

わたしの考案したこの便利で哀しきシステムは日に日に進歩していく



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