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4種研究ノートVol.2 朝ドラ「おかえりモネ」の主人公は4種

5月中旬から放送が始まった
NHK連続テレビ小説第104作の「おかえりモネ」

島の民と山の民の素朴な暮らしっぷりが丁寧に描かれていて面白さがじわじわと胸に味わい深く染み込んできます

別に衝撃的な事件が起きるわけでもなく、主人公は特別優秀な女の子でもない。アイドルのように華があるわけでも、個性豊かな訳でもない

でも目が離せない。好感しか持てない。なぜだろう・・・?

確かにモネを演じている若手女優さん「清原 果耶」は透明感があって清楚で上品な美人さんである。外は柔らかい雰囲気ながら、すっと通った芯も感じる

この女優さん、初めてテレビで見かけたのは朝ドラの「なつぞら」でした

主人公「なつ」の妹役の「千春」として登場しましたが、思えばあのときからどこか心をとらえて離さなかった

人の顔の認知能力が激しく劣っている私が一目見て覚えたのです

この子はなぜこんなにも私の心をとらえて離さないのだろう

そんなことを数日悶々と悩んだのち気づきました

ああ彼女はタイヘキ4種だと

この女優さんの「清原 果耶」も4種だし、彼女の演じる「モネ」も4種なのだ

※タイヘキについて初耳な方はこちらの記事をご一読を^^

そう、配役がこの女優さんの性質とぴったり合っていたのです

朝ドラの「モネ」は宮城県の気仙沼にある島で大型台風が来た日に生まれました

小さい頃から吹奏楽としてサックスに打ち込み音楽の道を進もうとするが、仙台青葉学園高校音楽コースの受験に落ちてしまいます

ちょうどその日の帰り道に父親とジャズバーに立ち寄って聞き入っていたら、東日本大震災が起きことにより本島に足止めになり、一面火災になっている島の様子を遠くから眺めてはヤキモキする一夜を過ごしました

次の日にどうにか船に乗って島に帰ると、変わり果てた風景が映っていました

震災によって気仙沼の島と陸で暮らすすべての人の心に傷跡を残して物語が進んでいく

ストーリーはモネが島から出て、森のある町で森林組合の仕事見習いをしているところから始まる

「モネ」は4種なので、外から見たらポーカーフェイス気味で、感情の動きも穏やかである

身の回りでいろいろ起きているのですが、それに対する反応も比較的薄い

でも心の中では「誰かの役に立ちたい」という熱い思いがあり、震災のときに何もできなかったと常に悩んでいて、家族のことも幼馴染たちのことも誰よりも心配しているし、さりげなくいつも気を配っています

そんなモネだからこそ、島の民にも山の民にも可愛がられ、愛されています

いつも皆さんを裏から支え、柔らかい雰囲気でみなさんが居心地の良い空間をつくり、困りごとが発生すると控えめながらも適切な提案をし、日々を丁寧に一生懸命生きる

人間味に少し欠けた頭は良いのに不器用で少しひねくれた菅波医師もモネの柔らかく芯の強い雰囲気にほだされて少しずつ変わっていく姿も必見です

菅波医師がどんなに嫌味を言ってきても、控えめに受け流すモネの姿に心を開いていくしかないですね

そう、4種の凄さはここなんです

どんなに殺伐とした人でも、
どんなにひねくれた人でも
どんなに世界に絶望した人でも

4種の方はいつだって動じず(表面上は)、相手を見下しもせずに柔らかく受け流す

そのことによって心を救われる人のなんと多いことか

口惜しきは、4種の人が自分のこの特異能力に気づいていないところ

そして周りの人間が救われたのにも関わらず、それにはっきりと気づいていないところ

この自分の凄さをひけらかさないのも4種の魅力の一つなのですが、わたしはそれが本当にじれったいので、
わたしが代わりにひけらかすことにしたいと思います^^

モネのように4種の主人公がもっとこの世に増えたら本当に嬉しいな~


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