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新一年生のために親ができること〜「練習しよう」と言う言葉は使わずに〜

桜の花びらが風に、はらはらと舞っています。
桜ならではの美しさですね。

前回から小学校入学に向けてのお話をしています。

子どもたちはランドセルを背負って歩いてみたり、お勉強ごっこをしたりして、楽しみに待っていることでしょう。

さてこの時期、私たち大人が何気なく、よく使うのが、
「学校へ行く練習をしよう」という言葉です。

ご飯を食べる時にも「練習だよ」と言って、お箸の持ち方を正したりすることもあるかもしれません。

6歳の子どもたちもよく知っている言葉ですから、「練習」と聞くと張り切ってやろうとしますね。

ただ「練習」と言う言葉は「本番の時に間違えないようにするため」と言う意味を持ちます。
緊張感を感じませんか?

私たちはよく子どもに「間違えてもいいんだよ」と言って安心して過ごせるようにします。

「わからなくなったら先生に聞いてごらん」
「間違えたらもう一度やってみよう」

間違えないようにすることではなく、もし間違えても、どうしたらいいかを伝えてあげましょう。

小さな言葉ですが、子どもが安心でき、前向きに感じられる言葉を使いたいですね。



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