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【立川基地引込線跡】人の生活の隣に佇む

なんと、3ヶ月位口内炎ができていないので、「プロ口内炎クリエイター」を名乗りにくくなってきました。どうもSONOです。
前回

唐突に書き始めた鉄道遺構を中心とする、朽ちていくものを訪ねてみるシリーズ。第二弾です。続くのかよ。マジか。


なんか探せば結構ある

廃墟や遺構って探せば結構あるらしいんですけども、あーだこーだ予定が詰まっているとなかなかそのためにお出かけするのが難しかったりするので、私の方針としては、「何かのついでに訪ねちまおう」という感じになりそうです。

今回は示し合わせたわけではないものの、「廃線 東京」とかで調べた時にヒットした【立川基地引込線跡】がちょうど、私が立川に用事のある時期と被るので、まぁ、行ってみっかで決めました。

鉄道関連ゲームアプリのイベントを走りつつ都内をえれぇ迂回しながら、とりあえずはまず立川へ参ります。
そして、立川から青梅線で「中神」駅へ。

冬の寒さとショコラトリー

中神駅は北口を出ると、ロータリーが。なんかこの風景足利ガスグラウンドに行ったときの東武の足利市駅の感じがすごいなと思いつつ、Google先生に経路を教えてもらいながら歩きます。途中広い通りに出たんだけれども、これがなんとも熊谷のラグビーロード感があり、途中の和菓子屋さんもDéjà vuと言った感じ。多分秋葉台も同じ感じの景色だったのでだいたい同じなのかもしれない。(とは?)

Google先生お得意の「それ、人ん家の前では?」というスリリングなルートを通りながら進んでいくと、中神駅北口から右手方面に伸びる大通りからさらに小道を入ろうとするところでピンクのかわいいチョコレート屋さんがありました。 

表に出ているメニューにはアイスもあったみたいなんですが、その日は多分あれ恐らく雪じゃない、なんかもっと攻撃力の高いなにかが降ったバカ寒い日だったので、流石にアイスに手を出す勇気はなくリベンジを誓いました。

生活に寄り添う鉄道遺構

そのチョコレート屋さんを右手に見ながら、やっぱり人ん家では?という道をこっそり進むと、いきなり道がひらけました。
見上げれば「中神引込線通り」の文字が。

本当に民家の中から突然現れる
写真を撮っているところを盗撮される我
写真奥、黄色い地面の部分に立つ標識が
「中神引込線通り」を示している

急に開けた道は、ある意味不自然に残されたレールの奥で二手に分かれていました。

道は二手に分かれている

この二手に分かれた道こそが、かつての日本軍そして占領下では米軍の基地であった一帯を通っていた線路の跡とのこと。
レバー手前の説明には当時の航空写真もあり、「きっとこの辺の小学生は社会科見学でくるんだろうな」なんて思ったりもしつつ。


今この場でタイムスリップすれば、そこを
列車が通過するのだと感じさせる趣き

ひとしきり心がじわぁと温かくなりつつも、なにせバカ寒かったのでそこでこの日はリタイア。

偉大なる先人たち曰く、公園内にもレールがあるとのことで次の立川通いのときにはぜひともそちらもお目にかかりたい。

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