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竹富島でのんびり過ごす。

竹富島にやってきて、2日目です。

朝は、まだ暗いうちから目が覚めて、鳥たちも少しずつ起きて鳴き始めました。

ベットでまったりしてから、少し明るくなってきたのでお散歩へ行きます。

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まだ、人も少なく猫が朝日に向かってあくびをしていたり、とても穏やかで静かな竹富の朝でした。

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気づけば、学校の近くまで歩いてきていました。そこには、何だか神秘的な神社があり、その時はよくわからなかったけど、とてもパワーを感じたので、ぺこりとお辞儀をしました。

帰ってきてから調べると、そこは、”ニシトーオン”と言って、1524年頃、八重山全域を統治した方のお墓があった場所らしく、そこは今では島の守り神として祀られているんだそうです。沖縄の文化財にも指定されているんですって。

そして、何だかとても島の人たちの愛を感じる石碑を見つけました。

その方は、何でも竹富島のために医療活動で貢献した方で、八重山保健所の所長さんをやられていた方なんですって。(帰ってきてから調べた情報です。)

ドクター・コトーのような方なんでしょうか。とても島の人たちに愛されていたことが伝わります。やっぱり、お医者さんってすごい。特に、こういう島だからこそ、何でも診療しなければならないだろうし、「私の専門外です」なんて言えないもんね。きっとみんなに愛されて、みんなを愛していたからこそ、この場所があるんだと感じました。

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太陽は、まだみんなを起こすまいと、静かに昇っています。

季節外れのコスモスを眺めたり、鳥や猫たちに挨拶をして、お宿へ戻ります。

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お宿のごはんが、とにかく豪華でおいしかった〜♪

朝から、こんなに美味しいごはんを頂けて、ただ、ただ、幸せです。

奥様が、「朝のとれたての、もずく」と言って出してくれた、もずくが・・・

めちゃうまかった。

正直、もずくは苦手だったのです。お酢も苦手だし、あんまり美味しいイメージがなかったけど、”朝のとれたて、もずく”は最高でした。

プチプチと食感がして、これもずく??と疑うほど。新鮮でつるるんと口の中に入っていって、驚きです。やっぱり、地元でとれるものは、美味いです。これは、本当に。

豪華なごはんをいただき、大満足。(写真を一枚もとっていないのが残念。)

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お宿にある雑誌を見て、ゆっくり過ごし、太陽も高い場所に昇ったところで、2日目の竹富島散策へ。

1日1000円のレンタルチャリを借りて、竹富島をぐる〜っと周ることにしました。

まずは、行ってみたかった”星の砂海岸”へ〜!

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何とも砂が綺麗です。星の砂海岸は人が少し多かったので、そこから”コンドイ浜”の方へ向かって歩いて行きます。

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もそもそ、何か動いてる。

綺麗な貝殻を背負ったヤドカリちゃんたちが、もそもそ動いてました!

かわいい〜♪

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風が強かったので、大きな木下で一休み、沖縄でウクレレを弾くというのが実は今回の目的だったので、木陰でのんびりウクレレの練習〜。

人が通りかかると、ちょっと恥ずかしくて・・・声を小さくしたり、誰も気にしてないのにね。

やっぱり、海を眺めながら弾くウクレレは最高でした〜!

何とも穏やかな気持ちになる。

あ〜幸せ。

ウクレレの練習も満足したので、もう少し歩いてみることに。

歩いていくと・・・あれ?なんか無人島ができてる!!!

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潮が引いて、遠浅の海から島が出現していました!

こりゃすごい!

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サンダルを脱いで、ぴちゃぴちゃ海の中を歩きます。

海の水は、あり得ないほど透明で、風に吹かれて、すっごく開放されます。

ビルもない。

信号もない。

海と風と、太陽と。自然の中で生きていることに喜びを感じます。

あ〜しあわせ。

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ちょうどお昼の鐘が鳴ったので、そろそろご飯を食べに行きます。

お宿の奥さんがお勧めしてくれた、”かにふ”食堂へ!

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マンゴービール発見!!これは、飲まなければと、ソーキそばとマンゴービールで最高の昼食になりました。

沖縄で飲むオリオンビールは最高!そして、マンゴービールは最高に美味しかったです♪

さて、散策の続きです。

もともと、チャリ旅が好きな私にとって、竹富島のチャリ旅は本当に最高。ママチャリで通る竹富島の道は、どこを通ってもワクワクが止まりません!

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さて、まずは港の方へ向かい、ガジュマルにご挨拶。

昨日は、荷物が多くて寄れなかった公園があったので、その公園でガジュマルさんや、木たちに癒されながら、のんびり。

”キムジナー”ってなんだ?と思っていたのだけれど、昔見た朝の連ドラ「ちゅらさん」にも出てきた気がしますね。木の精霊のキムジナーは、ガジュマルに宿ると言われているそうです。やっぱり、ガジュマルさん、素敵やわ〜

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港から、北の方へ向かいます。

”新里村遺跡”と書いてある看板があったので、寄ってみます。

”花城井戸”を中心に広がる集落遺跡のようですね。

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竹富島には井戸がたくさんあるそうで、水が枯れないんだそうです。

井戸は神様に守られている場所なんですって。なんか、そんな気がとてもしました。たくさんの木々に守られながら、昔から大切にされてきた場所であり、生活に必要な水を昔の人たちが大切に使っていた様子が想像できました。

そこに愛が宿り、神が宿り、人々を守ってくれていたんだと、そんな気がしました。

この井戸の先、茂みの中に道が続いていたのですが・・・私は進むことができませんでいた。ビビりなもので。

なんか、とても不思議な感じがしたのです。

もちろん、帰ってくることはできるだろうけど、なんて言うか、「不思議の国のアリス」になっちゃいそうで!笑

そんな不思議な場所でした。

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そのまま、道なりにチャリをこぎ、こちらの看板を発見。

そう。私がなぜか、ものすごく行ってみたかった場所。

ここは、言葉にするのが難しいほど、神秘的な場所でした。

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迎えてくれた、大きな木たち。

その向かいにある、若い木たち。

木が作る影に入ると、何とも言えない雰囲気を感じました。

ジブリで言うと、トトロがいる森を見上げる、サツキの感じ。

あの空間は、心地よく、私を包んでくれる、そんな雰囲気を感じたのです。

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そして、その先には”ミシャシオン”があります。

ここは、航海の安全・海上の平安の神として崇められている場所。

島の人たちがとてもとても大切にしている場所なので、むやみに立ち入ることは禁じられています。

私もカナダから無事に帰って来れたので、ペコリ。

旅に出る人を守り、応援してくれる。そんな場所な気がしました。

そして、私は島の人ではないけれど、

この場所に背中を押してもらえた。

そんな気がするのです。すごく、すごく大好きな場所。

そして、また帰ってきたい場所になりました。

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そこから、西の方へ向かって、コギコギ。

島の人たちとすれ違いながら、背中にウクレレを担いで周った竹富島のチャリ旅は最高でした。

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チャリ旅で汗もぐっしょりだったので、シャワーを浴びてから少し休憩。

お宿のそばにあるお店で、ガジュマルのバックと、Tシャツをゲット♪

かわいい〜♪

とても丁寧に作ってくださっている感じが伝わってきて、ほっこりです。

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そして、夕日を見に西桟橋へ今日も向かいます。

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少し早めに行って、海をのんびり眺める。

この時間がとても好きです。

何を考えるわけでもなく、ぼ〜っとしているのですが、この時間が私を満たしてくれます。

2日間、私の椅子になってくれた流木。

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ここから眺める海と夕日は最高なんです。

そして、夕飯は昨日でファンになってしまった。”そば処 竹の子”さんへ。

今日は絶対に食べたいものがあったのです。

”じゅ〜し〜”という名の炊き込みご飯。

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昨日は気になっていたけど食べれなかったから、今日は絶対に食べると決めていました。

これが、これが、

めちゃめちゃ美味い。

何じゃこりゃ〜♪♪って感じです。

私は炊き込みご飯が大好き人間なのですが、こんな美味しいものは初めてです。

いっぱいチャリで旅したいい感じの疲労の中、食べたこともあるのかもしれませんが、私の身体にとても染みました。

もちろん、オリオンビールと、もずくの天ぷら、隣の人が頼んでいたの気になって頼んだ、島らっきょの天ぷらをお供に。

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もう、最高。

あ〜しあわせ〜な夜です。

2日目の竹富島も、とにかく幸せな時間を過ごし、大大大満足の旅になりました。

チャリ旅の疲れもあってか、すぐにぐっすりと眠りにつけました。

あ〜しあわせ。

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