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「3年日記」のススメ

(1,900文字程度)

2021年1月1日から「3年日記」を始め、コツコツ書き続けて1年が経ちました。

忘れた日や、4、5日溜めた事もありますが、おおむね順調に、かつ楽しく日記ライフを送って来ました。

2年目に突入して感じた「3年日記」の面白さについて綴ります。


■「3年日記」とは?

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「3年日記」とは、1ページに3年分の日記が書ける日記帳。市販されていて、大きめの文房具店や本屋さんなどで購入出来ます。

日記ページの最上部には日付が印字されており、3分割されたそれぞれのエリアには、3年分の西暦が印字されています。

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1段目が1年目なので、一周したらまた日記の頭に戻ります。2段目は2年目で、3段目は3年目。


■「3年日記」の面白さ


「3年日記」の醍醐味は、2年目からです。

1年前の自分が、当時何を考え、何をして、何を綴っていたのか? 過去を遡り、自身で書いた文章から、自分や周りの変化に気付けるのは大変面白いです。

例えば、「今日は洗濯を2回したって」1日の終わりに書いて、ふと去年の同じ日を読んだら「洗濯機を2回まわした」と書いてある。1日の終わりに「2年連続、洗濯2回の日」と知った事もありました。

続けたからこそ味わえる、2年目からの楽しさがあります。

その時は「平凡すぎる」と思って書いた日常も、2年目の日記を書く時に読み返すと、新しい気付きを得ることがあります。

「1年前の同じ日に同じ場所にいた」なんて不思議もあったり、時々読み返しておくと「去年もこの時期に会ってたよ」なんて会話も弾みます。

色んな気付きがあるのは勿論、その気付きが与えてくれるものが、何倍にもなるように感じます。


2年目からの「3年日記」は、本当に楽しいです。



■「3年日記」アドバイス

■一年前の自分と今の自分の比較はしない。

■成長を感じる日もあれば、変わってないと感じる日もあり、それに一喜一憂しない。

■何もなくても良い。目標達成が全てじゃない。


日記は、気づきや振り返りの一つの手段です。人のやり方が自分に合うわけではないという前提で、ルールをガチガチに決めず、カジュアルに、なるべくポジティブに楽しむと良いのではと思います。

私はと言えば、続けていて本当に良かった。達成した事のひとつです。時の流れを穏やかに受け入れるのに、ちょうど良いツールでした。



■日記帳の選び方(わたしの場合)

かなり吟味したので、私の日記帳選びのポイントをまとめます。私は中を確認したかったので、ロフトで購入しました。


【色とデザイン】
普段モノトーンやネイビーの服ばかり着ているので、「日記くらいは可愛いのが良いな」とピンクを選びました。

可愛いものを持つ事に、何となく恥ずかしさがあったのですが、誰に見せる訳じゃないしピンクにして良かった!書き続けるモチベーションになりました。

simpleで飽きの来ないデザイン。所々にゴールドが使われているところも、キュンとするポイントです。

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【サイズ】
サイズはA5。持ち歩くつもりはありませんでしたが、小さめを選びました。少し分厚いのですが、いかにも日記っぽくていい感じです。お店には、とても小さな日記帳もありました。あんまり書けないなとか、続けられるか自信ないななんて方は、書く欄の小さな「ひと言日記タイプ」が良いかもしれません。


【行数】
A5にしたので、書き続けるのに苦のない行数でした(9行)。文章だけじゃなく、時々イラストも描いたりしています。

月初めに「〇月の予定」と言うページがあるのが便利。TODOリストとして使ったり、購入予定品を書いたりしています。

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【紙の厚み】
これについては、理想よりやや薄手ですが、その他の条件をすべて満たすので妥協しました。多少透け感はありますが、ゲルインクでも問題なく書けています。

【その他のポイント】
■透明カバー付き
■しおりの紐が2本(これ便利)
 ダイアリーと月間予定記入ページ用
■5年分のカレンダー付き
■年中行事、祝日、節気などあり
■一年のはじめにと、終わりにのページあり
■ダイアリーに天気、気温を書く欄
■ダイアリーに年中行事、旧暦の記載あり
■ルーズリーフページあり
■贈り物、頂き物の控えページあり
■住所録、年齢早見表、非常時の備え
歴史年表、個人情報、定規、路線図
世界地図、日本地図、他

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■終わりに

3年日記なんてと初めは思っていました。ひょんなキッカケで始めたのに続けられたのは、日記帳選びに時間をかけたからだと思います。枕元に置いてあるピンクの表紙を見るたびに、自然と手が伸びて、ツラツラと書き綴る事ができました。

2年目が始まって、「3年日記」のユニークな醍醐味を味わい、更に楽しさが深まりました。

1年でなく3年。5年でなく3年。わたしには丁度いい「3年日記」です。

人のことは分かるのに、自分のことは全くダメです。サポート・招待を受けると、心の底から喜びます。どうぞよろしくお願いします。