見出し画像

食卓に生花を置く【ふたり暮らしと本/7】

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。

7.食卓に生花を置く

週1回程度、近所の生花店で、そのときに「欲しい」と思った生花を買うのが習慣です。年上の素敵なおねえさんたちが、生花を贈ってくださる機会が過去に幾度かあり、いつしか花のある暮らしが当たり前になっていました。色のトーンが揃ったミニブーケを買うこともあれば、ガラスケースの向こうにある凛とした一輪の薔薇を買うことも。ふたり暮らしでもそれは変わりません。食卓に生花があると空間が明るくなり、気持ちも華やぎます。普段、生花を買うことがない人ほど「わ、花だ〜」と新鮮さを感じるよう。私にとっては日常でも、パートナーにとっては非日常。そんな違いはあれど、目で見て癒されたり、ちょっとした話題ができたりと、いいことがたくさんあります。

学べる1冊

生花を飾るのに決まりはありません。自分が好きなように、ただ、生花も生き生きと喜んでくれるような形にするのが望ましい——。この世に生まれ落ち、私たちを楽しませてくれて、やがて枯れゆく生花に「ありがとう」の思いを込めて、毎日水換えをするのもいい時間です。

バックナンバー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?