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いい関係でいよう、と念じる【ふたり暮らしと本/14】

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。

14.いい関係でいよう、と念じる

意識の持ち方次第で、行動は変わります。だからこそ「今日もいい関係でいよう」とハートでつぶやき、自分に言い聞かせることは大事です。そうすれば、たとえ仕事でげんなりすることがあったとしても、パートナーに不機嫌な表情を見せずにすみます。仕事は仕事。パートナーとは関係ない。そう、切り分けられるのです。

学べる一冊

19歳での結婚発表から15年。4児の母になり、今や多くの人から支持される辻希美さん。何をしても批判されていた時期を乗り越え、「ようやく合格をもらいました」と綴る今までの話が綴られています。母という顔がフォーカスされやすい辻さんですが、対夫とのパートナーシップについても盛り込まれています。大好きな人であっても、いい関係であろうとする努力なしで、ふたりの笑顔は維持できない。そんな当たり前ながら重要な事柄を教えてくれます。

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