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「かわいい」「きれい」と言われたら「ありがとう(笑顔)」【ふたり暮らしと本/9】

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。

9.「かわいい」「きれい」と言われたら「ありがとう(笑顔)」やポジティブな言葉を返す

パートナーは私を「かわいくて、きれいな大人女性」と認知しています。だから日に何度も「その子さんかわいい」「その子さんきれい」と“褒め言葉シャワー”を浴びせられます。その度に、大抵は「ありがとう(笑顔)」、その瞬間パートナーを魅力的に感じたら「○○くんかわいいよ」「○○くんも素敵」、変化球として「知ってる」「よく言われる」「そうだよね」「うん。(鏡を見ながら)今日特にきれいだわ」などと答えます。相手を笑わせたい、という意図があるほか、健康・美容に自分なりに気を遣っていて「小綺麗にしている」という自己認識があるので、自然とそういう答えになるのです。言葉には魂が宿ります。だからネガティブな言葉は使いたくない、という思いもあります。

学べる1冊

「言霊」という有名な概念があります。いい言葉はいい事柄を、悪い言葉は悪い事柄を現実化する、ということから、言葉には霊力があるとされてきたのです。ネガティブな言葉を多く吐いていると、いい運を遠ざけると著者はいいます。「吐」から「一(マイナス)」をとると、「叶う」という文字になることも指摘されます。これぞ漢字の面白さ、ともいえる話ですが、私はこのことを納得した上で、褒められたときも変に謙遜せず、お礼を言う(プラスの言葉を発する)ことを大事にしています。

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