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緊急事態宣言DAY1 2020/4/8の記録

緊急事態宣言なんて、もう二度と出てほしくない。毎日つらくて、重たくて、苦しい報道と触れるうちに、2020年2月以前の「日常」が懐かしく、愛おしく、遠いもののように感じます。

今は特にニュースの波に乗っていると、映画の世界にいるような錯覚をおぼえることも。それくらい、特殊なときを過ごしているんだな、と思います。

時間はかかるだろうけれど、世界が元通りになってほしい。命を落とす人、苦しむ人がもう出てほしくない。そんな思いを抱えながら、もし自分が感染して重症になり、最悪の状況になったら、悲しむ人がいるよなあと考えています。

この特別な時期を乗り切り、生き延びたい。そして、今の自分にできることをしたいし、会社のメンバーたち、友人、大事な人たちに笑顔でいてもらうには、自分が元気でいないとダメだなと思っています。毎日いろいろなことを思うし、考えます。

初めて過ごす日々。だからこそ、この先1カ月の日々を記録しておくことにします。緊急事態宣言はこれで最後であってほしい。世界に再び平穏が訪れることを祈りながら毎日書きます。

10:00 仕事開始。原稿の最終チェック。合間にお客さまからの電話対応。声を聞くだけでちょっとホッとするし、ひとり暮らしの今、人と関われていることがうれしい。電話もいいものだな、と最近は思う。

13:00 簡単な昼食を作り、知人に写メを送る。その知人とは時々会っていたけど、今は距離もあり会えない。お互いご飯の写真を時々送り合い、安否確認も兼ねることにしている。知人はぱっと見「赤」のご飯、私は「緑」感が強かった。お互い写真を見て質問し合うLINEがおもろかった。

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15:00 家でヨガ。通っていた溶岩浴ヨガに通えないので。20分集中的にした。BGMはラバーガールのネタ。

16:00 買い物を兼ねた散歩。田端銀座にある八百屋が目的。野菜と果物が安くて気に入っている。30分ほどで買い物を終えて帰宅。2000歩しか歩けてない。

17:00 仕事に戻る。いくつか集中的に進める。

19:00 近所に住む友人とcafe Tで食事。フードジャーナリストの山路力也さんが寄稿された記事で言及されている、香港の「予防及控制疾病条例」にあるレギュレーションに類似したルールを遵守して、レストラン運営を慎重に行っているお店。

・店舗の入り口に消毒液を設置しています。
・マスクの着用を義務付けています。
・席数を減らし、2m前後の感覚を確保しています。
・ランチは2組程度、ディナーは1組の入場制限を行っています。

私は外食について山路さんの考えに近い。だから、自分1人か多くても2人で近所の馴染みの個人店で食事をすることがある。気に入って通っている店が立ち行かなくなり、消えるのは悲しい。2時間ほど食事をして店を出た。昼はテイクアウトも始めたので、今度はそれを買いに来よう。

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21:30 少し散歩。全然期待せずにドラッグストアに寄ったら、2カ月ぶりにトイレットペーパーを買うことができた。奇跡だ。駒込・巣鴨エリアではトイレットペーパー不足が半端ないから。2つだけ残っていたが約700円と高く、いつも買うものの2倍くらいした。よく見ると「長さ2倍巻き」とある。じゃあこれでいいね、と購入。計算したら半年もつ。友人にラッキーマンだねと伝えて感謝する。彼といると本気で笑えるし、温かい気分になる。そんな友人たちがいて、ありがたい。

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22:00 帰宅。仕事再開。

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