こっそりすることもある【ふたり暮らしと本/38】

38.こっそりすることもある

体質なのか、食べているものが原因なのか、おならが出やすいときがあります。おならは出したほうがいいもののひとつ。でも、ふたりでいるときに、気にせず「ブッ!」と出したいとは思いません。不快な音やにおいは、相手の目の前では発さずにいたいのです。そこは一本、線を引く感覚があります。もちろん、ひとりでいるときには、今のうちに出しておこうとばかり、出し放題なのですけれど。ふたりでいるときにおならが出そうになったら、私はベッドに腰掛けたり別室に行ったりして対処しています。ゲップが出そうになったときも同様です。なんでもオープンにすればいい、というものでもないと、自分なりに配慮しています。

学べる一冊

色気とは見た目の色っぽさに限らないのは当然で、人間としての深みが“外”に立ち現れたもの。特定・不特定に関わらず周囲の人々を魅了する色気を持つ人は、思考を重ねる過程で自分なりの生活哲学なるものを獲得しているのだと考えます。とはいえ、外見やふるまいも色気を構成する一要素です。どちらも満たして、健康的な色気を纏った人を目指したいです。

バックナンバー

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?