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トイレを磨く【ふたり暮らしと本/12】

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。

12.トイレを磨く

ある友人との出会いを機に、トイレ掃除に力を入れるようになりました。トイレの懐の深さといったらありません。生命維持に欠かせない排泄物を24時間365日、どんなものであれ受け止めてくれる。冷静になって考えると「ありがとう」といくら伝えても足りないくらいの働きをしてくれています。ふたり暮らしではひとりで暮らすよりもトイレは汚れやすいです。だからこそ、掃除は毎日。便器を磨き、便座や蓋の裏表を拭き上げ、床は掃除機&拭き掃除。トイレ掃除の諸先輩方からすると足りないかもしれませんが、綺麗を保つよう努めています。

学べる1冊

トイレ掃除がいかに開運につながるかが、豊富な事例と共に書かれています。著者は「手で掃除する」派ですが、大事なのはやり方ではなく、習慣化することと、感謝の気持ちを持つことだと読み取りました。トイレ掃除を真剣にやるようになって、外出先のトイレもさっと綺麗にして出てくる癖がついています。便座やその周辺部を空拭きしたり、落ちている紙片を拾って捨てたり、トイレットペーパーを三角折したり。自分が関わるすべてのトイレに「ありがとう」。

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