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好きな家事を楽しむ【ふたり暮らしと本/4】

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。

4.好きな家事を楽しむ

私は食器洗いをするのが好きです。汚れた皿がきれいになっていくのを見るのはわかりやすい達成感があります。日頃ボーッとすることはあまりないので、何も考えずに食器を洗い続ける時間は貴重です。一方、パートナーは料理をするのは好きだけれど、洗い物は好きではないといいます。美味しいごはん作りを担当してもらえるので、好きな洗い物は喜んで担当しているのです。他にも、朝、玄関を掃いたり、全室に掃除機をかけたり、洗濯したり(ドラム式なので私は汚れ物を放り込むだけ)、トイレ掃除をしたりするのも、自分が好きだからしていること。掃除機はかけながらスクワットをしたり、トイレ掃除は運気を上げるものだから嬉々として便器を磨いたりと、心身のエクササイズ感覚で取り組んでいます。そんな中で、きれいな空間を保つという、ふたりにとって心地よい状態が叶えられるなら最高です。

学べる1冊

「瞑想」と「瞑想的」は似て非なるものです。瞑想は基本的に、じっとした状態で行うものですが、瞑想的な生活というのは、生活の中に瞑想の本質を取り入れたもの。心の落ち着きを感じながら、自分がワクワクすることに素直になり、行動へと移していく、というところでしょうか。私が家事をするときも、まさに瞑想的な生活ができていると感じています。

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