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「行ってらっしゃい!気をつけてね!」と元気に送り出す【ふたり暮らしと本/1】

編集者で、編集プロダクション「プレスラボ」代表も務めている池田園子です。普段は東京にいますが、月の1/3は大阪で、パートナーとふたり暮らしをしています。平日共に過ごすのは朝に約30分、夜に3〜4時間。日頃は距離的に離れているからこそ、共に生活する時間は穏やかで心地よく、自然と笑顔になるひとときにしたい——。そんな「編集方針」をもとに送る日々の中で、大事にしていることを綴ってみます。参考になる「本」も交えて。

1.「行ってらっしゃい!気をつけてね!」と元気に送り出す

朝は玄関で「行ってらっしゃい!気をつけてね!」と(なるべく)元気に、笑顔で言います。私の方が先に出る場合でも、それを言ってからドアを閉めます。そのときは互いに「行ってらっしゃい!気をつけてね!」を言い合う感じになりますが。朝のこの言葉は「相手を守るもの」だと学びました。事故にも事件にも遭わず、目的地へ無事にたどり着いてほしいので、言葉のベールを纏ってもらうつもりで、「大切な人が今日のこの1日も宇宙に守られるように」とエネルギーを込めて口にします。

学べる1冊

お母さんからの朝の「行ってらっしゃい!」が、死相が出ていた娘を守った……そんなエピソードが綴られています。

実業家として大成功している松居一代さんは、元夫である船越英一郎さんを毎朝、元気いっぱい、手を振りながら送り出していたそうです。船越さんはサスペンス作品に多数出演し、撮影場所は「気の悪い」ところが多かったものの、一度も事故などなく帰ってこれていたといいます。離婚されましたが、これは素敵なエピソード。

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