職業、女。#24 年をとるということ
クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』(1994年)を観た。タイトルを訳すと「くだらない話」となり、基本的にはマフィアの男ふたりを軸に、彼らと直接的・間接的に関わる人々の短編が、時系列を問わず展開される。絶えず「fucking◯◯!」と飛び交い、言葉づかいがなかなか刺激的な作品だけれど、私はけっこう好きかも。
忘れられないシーンがいくつかある。落ち目になったボクサーが深夜に帰宅後、ベッドに寝転んで恋人を背後から抱き、太ももからおしりのラインをなで