個性(忘備録的な)

個性とはなんぞや。

物作りであったり、それ以外の人生でも
「個性」っていう言葉は割と呪いのようについて回ります。

そちらについて自分が考える事を忘備録的に。

https://www.waseda.jp/inst/weekly/features/specialissue-music1/

このインタビューの中に

「人の個性は何が出来ないかによって決まる」

それそれ!って思ったと同時に、
厄介な事に人間って多面な生き物なので

「人から与えられた個性」

ってのもあるんじゃないかな、と。

例えば園田はこういう曲が得意だよね~っていうのは
お仕事をした数だけ恐らくあるんです。
そして割と最初の頃はそれに縛られがちなことも多々ありました。

自分では「A」というカテゴリが得意なはずなのに
人に評価されるのは「B」だった。

あれ…?自分って本当は「B」が得意でそれを軸にした方がいいのかも…

なんて。失敗だったなって、今振り返れば思いますけど。

人から与えられた個性、だったり物差し、であったり、っていうのは
ただの自分の「要素」の一つでしかないわけです。

なのでそれに対してあーだこーだ考える必要なんてなくって
「あ、そっちからは自分ってそう見えてるんだね」って思えばいいだけ。

そんなの自分の本分ではないよ!と、腹を立てる必要もない。
人間って安心したがりなんです。

ある程度自分の中での他人のイメージって固定されてた方が楽なんです。

それに対して、自分の中での自分の個性、っていう物については
大事にしつつも、大事にしすぎない、ってバランスが必要なのかなと。

人から見た自分の個性がある程度固定されがち、という事であれば
自分の中での自分の個性は割と流動的に考えた方が気が楽ですね。

今日と明日で全然違うこと思っててもいいんです。
自分の尺度くらい自分で決める自由がないと死ぬほど息苦しくなります。

個性は流動的でいいですが、核とか軸みたいなものは
これまた別の話でそっちはあんまりブレない方がいいですけどね。

もし自分の個性が世の中に理解されない!という場合は
何故理解されないのか、を徹底的に検証する必要があるんだと思います。

分かりにくいor現時点での時代とちょっとズレがある。

というのが大体の原因だったりすると思うのですが

分かりにくい、のであればどこがわかりにくいのか
時代とズレがある、のであれば、どれくらいの周期で回って来そうなのか。

自己分析と現状の分析と、後は他人を鏡に使って、
自分がどう見えてるのか、とか。

ってのを冷静に。分析に感情はいらないので機械的でいいかなと。

色々考える事が多すぎるので、生きるって面倒だなーってたまに思います。

音楽のTipsは全然書けませんが、こういうことはいっぱい書けます笑

仕事始める前に考え事始めちゃったんで、先に書いちゃいました。

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