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どうせやるなら、あたりまえにやれる事

誰しも、みんなの役に立って価値をみてめてもらい、自分の居場所をつくりたいと思うものだ。自分もその口で、これまで、ずっと周りをうかがって役に立てる事がないかを探してチャレンジを続けて来た。時には、まわりの要求は突然変わって疲弊することもあるし、自分とは合わなくて何もできる事がないと思う時もしばしばある。

幸いにも、一生懸命に目の前の要求に応えていると、やれる事もだんだんと広がった。もちろん、やれない事もあるし、人よりうまく出来ないで価値が出せない事もたくさんある。やれる事、スキルは大量に経験した中から残る砂金の様だと思っていた。

でも、他の人に価値を提供するために目の前の仕事をこなしていると、だんだんとその働いている環境に慣れていく。未知の経験は減り、伸び代が磨り減っていくように思う。先が無い様に感じて、絶望する。

また新しく意義ある経験を積める仕事はないかと探し始める。探し始めていろいろなものを見ていると、目の前の仕事はひどくつまらないものに感じる。それを「こなす」自分もひどくつまらなく思える。

終わらない旅だ。より多くの人、より深く、より価値のある仕事(経験)を探す旅。何のために旅路を急ぐのか、価値を高めたいのでは無い、幸せのためでも無い、ただ安心したいため。そのために、ただ拡大を求める。そういう道だ。

もしかしたら隠れた才能が開花して、人より先に進めてくれるかもしれない。そんなむしの良いことが起こるはずもないが、そもそも今までの経験から考えて、才能による成果の差なんてせいぜい倍くらいしか出ない。
ならば、人が目を向けないうちに自分の時間を集中する事で他者に先んじる事ができるかもしれない。しかも、複利効果は絶対だ。
でも、おそらく途中で飽きてしまうだろう。本当に価値のある仕事をやり遂げるには、こだわりを持ち続ける必要がある。それも、今まで働いた時間で手痛い教訓として学んだ。

途方に暮れて過去の自分を振り返ると、今の自分が価値を出してる大半の事は、過去に経験した仕事の繰り返しだ。すでに知っていることで評価されている。未来の自分には何の意味が無い。
未来に意味を持つのは、この先もやり続けられることだけだ。やることが当たり前で、それでいてまわりが価値を感じること。注意深く思い返せば、初めてやった事でも評価されることもある。

自分だったら、例えば音頭を取ること。誰もがモヤっと思っていることを言葉にして明らかにすること。誰もがやってみた方が良いのでは?と思うことに飛び込んでみること。たぶん、他の人よりも抵抗なく、自然にできて、いつも笑顔でいられる。

そういう事を増やしていって、そういう世界で生きていくといいね。
どうせ旅は終わらないし、たちすくむには世界はすこし忙しない。


おわり。

#毎日出す 2020 100DAYS

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