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「伝えたいことを伝わるように」する時のこと

明日がNサロンの最所ゼミでフィードバック会(オフライン講義)最終回かと思うと、とても名残惜しい。この4ヶ月、月に1回集まってnoteの事を考える時間はとても心地よかったからだ。

参加して、しばらく手が止まってたnoteも書き出し、前より軽く書ける様になった。このnoteも手を止めないために書いている面もある。

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最初に学んだのは、「タイトルと導入部と結論の一貫性」だ。

読む人は、タイトルを見て結論を予想しながら読むので、はじまりや終わりが違うテーマだと期待を裏切る。とはいえ、実際に書く時にはタイトルを仮決めして書いていって、全体を見直すときにタイトルを付け直すことも多い。

ちなみに、このnoteも書いてる段階の仮タイトルは「最所ゼミの所感」だ。固い。
これまでの自分の経験だと、このテーマで一通り書いていって、そのあとに構成を考え直してタイトルにメッセージを入れ、さらに読み心地など編集してから、最後のタイトルをつけるパターンになると思う。

最初からメッセージが決まっていて、その補足を書いていく時もある。いつも考えている事やイベントの感想を書く時は、比較的そのパターンになりやすい。そうすると2段階目から始められるからかき上げるのが早くなる。過去の実績だと、1000字くらいの原稿を通勤中に書いて公開できるくらいスラスラ書けた。

ちなみにタイトルと結論の一貫性の大事さは、他のnoteコンサルでも聞いた事がある。例えば「noteを紹介するtweetの時もタイトルと紹介の文字数の中で結論は伝えたほうが見てもらえる」と言われた。なるほど、と思う。

伝えたいことを書いて、みんなに安心して読んでもらう。関心が合う人に届けるために、工夫して伝えるのが「noteの書き方」だと理解した。

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その次に教えてもらったことは、ブランディングをする上で、noteは基本的に「Web記事」で個人的な事を告白する「ブログ」とは違うという考え方。これも、目からウロコだった。この考えに従えば具体的な書き方も考えていける。
例えば、「冒頭に名乗りと挨拶は要らないで要点から書くのが良い」とか、「いきなり個人の内面を覗き見た後ろめたさを感じさせないように、”日記”のタグを書くなら文末にする。」と考えていくことができる。

これは、書き続けているうちにさらに自分の文体でも指摘をしてもらって精度を上げて考えることができるようになった。

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ゼミは、オフラインのフィードバック会に加えて、期間中はSlackが用意されている。「書いたよ報告」チャンネルや「(書き方の)相談」チャンネルなどがあり、質問も受け付けてもらえた。みんなで励まし合う「週報」的な投稿をするチャンネルもある。

「書いたよ報告」に、noteを投稿すると最所さんから丁寧にフィードバックをいただける。でも、最初は書けなくて投稿できなかった。以前に続けて書いていたこともあったが、長く間が空きすぎた。普段の生活に、書く時間を捻出するのが億劫でずるずると2ヶ月ほど過ぎてしまった。

なんとか、一念発起して通勤の隙間時間を利用して書いてみると1000字書けた。もう、その日に他に時間を取れるところは無いと覚悟を決めて投稿する。次の日も、同じく投稿する。そうして投稿を続けて、これなら数日は続けられそうだと思ったところで「書いたよ報告」に共有した。

毎日、通勤中に書き殴った文を、公開する前に少しだけ整えて出す。Slackでアドバイスをもらって、修正する。

引用の使い方が、読者に混乱を与える。太字をつかってメリハリのリズムを整える。わかりづらい表現について、あらためて書きくだす。ヘッダー画像はランダムでも良いから付けて体裁を整える。
「読んでもらう」ためにするのなら抵抗があるけど、「伝えたいことを伝わるように」するために努力するのはとても楽しい。

そうやって幸せだった時間も、もう直ぐ終わりがやってくる。

それでも、毎日描き続けるとき、文に直しを入れるときに、この時間を懐かしく思い出すのだろう。


おわり。


#毎日出す 20191028 DAY36

読んでいて幸せになれたら、僕にも教えてください。きっと、僕も飛び上がるほど幸せです。 感謝の気持ちを、あなたの居るほうへ送ります💌