創業3年弱のベンチャー企業の男性社長の子育て事情(コロナ編)
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創業3年弱のベンチャー企業の男性社長の子育て事情(コロナ編)

Lightblue Technologyの園田です。先端テクノロジーを活用して、労働現場の事故を防ぐことをミッションに、日々技術開発に励んでいます。

今日は、最近生まれた息子の子育てについて書きたいと思います。

プロフィール

園田亜斗夢: 代表取締役。26歳。東京大学卒業後、大学院在学中にLightblue Technologyを起業。2020年7月に第1子が生まれる。

Lightblue Technology: 創業2年半のAIベンチャー。メンバーはフルタイムが10名、インターン・パートタイムを含めて25名。

生まれるまでの状況

Lightblue Technologyは東大の学生が集まってできた会社で、1年前までは僕以外のフルタイムの社員は1名で、残りはインターンという組織でした。そのため、夜の12時くらいまではオフィスにいて、みんなで牛丼のテイクアウトを食べながら開発していました。現在でもまだメンバーは少ない状況ですが、すこしフルタイムの社員が増えてきたことから、働き方を残業は極力しないという方針に変化しています。有給の取得率も50%を超えています。

そんななか、2019年に結婚し、今年の7月に息子が生まれることになりました。プロポーズから妊娠が分かるまで2ヶ月ちょっとしかなかったため、予定していた新婚旅行は子供が大きくなるまでお預けですが、両親への挨拶や結婚指輪や家具の購入など、それまでの時間の使い方とは全く変わり、集中して働くことへの意識が上がりました。

いよいよ産休を控えた今年に入ってから、新型コロナウイルス感染拡大がニュースを賑わせるようになり、妻も私も在宅勤務となりました。3月末になり、緊急事態宣言が出るかもしれないと話題になり出した頃から、マスクやトイレットペーパーも手に入りづらくなり、このような状況で初めての子育てができるんだろうかと不安を感じるようになり、急遽、里帰り出産に変更しました。里帰り後に、里帰り出産受け入れてくれる予定だった病院から断られ、10件近くのクリニックや病院を当たる必要はありましたが、無事、クリニックが決まりました。妻の地元では、コロナの影響は大きくなく、出産の立ち会いや産後の面会も制限つきではありますが可能で、同時期に東京で産んだ知人と比べると里帰りして本当によかったです。

コロナのおかげで、弊社も4~6月に開始予定だったプロジェクトが後ろ倒しになるなど、影響は大きかったですが、在宅勤務が導入でき、一緒に里帰りしたことで家族との時間を増やせたのは本当によかったです。

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(愛犬と一緒に寝る息子)

子育てに向けた準備

里帰りが決まり、在宅勤務が長期にわたることが分かった時点で、仕事の進め方を社員に相談し、問題なく進められるように準備を進めました。

営業については、4月からSEと営業の両方の経験がある営業部長が入社していて、既に彼に権限を移譲することを決めていたため、彼を中心にオンライン会議中心での受注に向けたフローの見直しを進め、営業体制の構築はスムーズに行きました。

開発陣については、各プロジェクト推進の責任を社員に移行していた最中だったこともあり、僕自身が管掌する範囲を減らしていきました。WHY/WHATを明確にしたissueベースでのコミュニケーションを徹底し、毎朝の開発の社員全員が参加する朝会と組み合わせることで、従来以上のコミュニケーションができるように準備を進めました。コロナによる在宅勤務対応と僕自身の育児に向けた準備を同時に行うことで、強いチーム作りが進んだと思います。

1on1を自宅からzoomで行うようになって、対面でやっていたときよりリラックスして話せるようになるなど、いい影響もあったと思います。在宅勤務を中心とした働き方への移行については、別の記事でまとめたいと思います。

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(もいもいという絵本がお気に入り)

生まれてからの状況

里帰り出産で1人目の出産だったため、妻は子育てに集中でき、妻の両親の助けも受けられるため、子育ての環境としては充実した状況ではあると思います。しかし、自分の息子と過ごす時間を大切にしたいという思いと、育児は休みがないため二人で助け合う必要があるということで、定時の19時より早い17時で仕事を上がることとして、それ以降の会議は受けないようにしました。

コロナで社外の方も在宅勤務をされることが増えた影響で、会議中に泣き声が入ってしまう場合も理解を得やすくなっていると感じました。会議の前後に、おむつを換えたり息子をあやすことで、よい気分転換にもなります。在宅勤務は移動が減って、時間を効率的に使えるようになった一方で、会議と会議の合間の時間が減ったり、作業をダラダラ続けてしまうという課題もあるようですが、仕事と関係ない子育ての時間がそこに入ることによって、より効率的に働けるようになった気がしています。

都内にいないことによる若干の不便さは感じつつも、withコロナという時代を背景に、スムーズな子育てができています。

子育てしながらスタートアップを経営するということ

子育てをしながら在宅勤務していて感じていることは、

「在宅勤務によって働き方だけでなくて、人生全体が変わる」

ということです。

在宅勤務ができる業種や職種は限られていますが、我々のようなテックベンチャーであれば、デメリットよりメリットの方が圧倒的に勝ります。我々のクライアントは大企業が多いため、コロナ感染拡大を機に在宅勤務を多くの方が経験し、在宅勤務への理解が進んでいます。

対面のコミュニケーションは必要で、コロナの感染拡大が落ち着いたら、開発合宿なども復活させていく方針ですが、社員の状況によって在宅勤務を選べる環境は維持していこうと思います。

僕たちの会社のフェーズで、社長の僕が完全な育休をとることは難しいですが、育休を取らずとも育児に参加し、家族との時間を増やせることは人生を豊かにできると感じました。

withコロナの時代を追い風に、事業も変化させながら成長させ、社員の働き方も個人の希望やライフスタイルに合わせて柔軟に対応できる会社にしていくことで、強い会社を作っていく必要があると思います。

赤ちゃんをお風呂に入れて、僕のお腹の上に寝かせて一緒に寝るといった時間を大切にしたいと思います。1才の姪や4才の甥を見ていると、あっという間にどんどん大きくなってしまうというのを実感しています。限られた時間を、父親としてずっと一緒に過ごせている今という時間は貴重で幸せです。

この環境を作れているのは、社員のみんなのおかげです。

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(写真に映り込んでくる愛犬)

多様なライフスタイルを実現する制度とカルチャー

育児をはじめて2ヶ月弱たってみて、社員にも同じように各人が希望する人生の時間を過ごしてもらいたいという思いが強くなりました。

僕は、経営者という立場で、できることが制限される部分もありますが、主体的に変更できる部分もあります。社員は、僕が受けるような制約がない代わりに、多様な働き方を実現しようと思うと、僕よりは難しいはずです。そのため、多様なライフスタイルを許すカルチャー作りが重要になると思っています。メンバーが多くない現状では、制度を作るより、個人にあった配慮をする方が適切だと考えるためです。

例えば、産休は「健康保険法」と「厚生年金保険法」で定めてあるので、役員・社員関係なく、被保険者であれば適用されます。一方、育休については「労働基準法」と「育児休業法」で定められ、労働者にのみ適用される法律であるため、役員には適用されません。つまり、公的には僕はそもそも育休を取る権利がないのです。

また、育児ではなく、親の介護などでフルタイムの勤務が難しくなる社員がでてくるかもしれません。

このように、現在のメンバーの希望だけでなく、将来の希望も満たしていくには、制度作りより、多様な働き方を認める土壌づくりが必要だと思っています。

そこで、僕が率先し、家族を大切にする立場を見せることで、ライトブルーとしてのバリューやカルチャーを根付かせることができると思っています。

来月からは、ママさんの社員も入社予定で、社内の子育てについての理解がより進むと期待しています。

以上のようなバリューに共感してくれる人を募集中です。

株式会社Lightlue Technologyは一緒に働く仲間を募集しています!!


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Lightblue Technology代表取締役。26歳。東京大学卒業後、大学院在学中にLightblue Technologyを起業。2020年7月に第1子が生まれる。