持つべきものは友達

ずっと引っかかっていたことがある。
それは去年の春から夏にかけての話。私は絶賛就活中で、サマーインターンの選考をひたすら受けていた。その中で、私は某大手ディベロッパーを受けることにした。受からないと思いつつも、最初のエントリーシートで落選のメールがきた時はがっかりした。
そのメールを受け取った日のことである。何と大学の同期が受かっていたのだ。そいつは同じサークルで学科も一緒。元々できるやつだと思っていたが、直接対決で敗れたことで一気に劣等感を感じるようになった。結局その同期はサマーインターンまで進んでおり、妬ましく思った。それからというもの何をするにもそいつのことが頭をチラつくようになっていた。「あいつより幸せになれるか?」という疑問がつきまとい、自分が一生不幸な感じがした。

そんな気持ちのまま今日まで来ていた。そして今日、後輩にこの劣等感を相談してみた。後輩は「俺はそうは思わないっすけどね」と言ってくれた。それぞれに良いところがあり、どっちが優れてるとかではないということを話してくれた。正直そんな考えは負け惜しみだと思っていたが、実際他人からそう言われてから考えると、至極当然のことだとわかった。

ここで感じたのは、悩みを話せる人がいるのは大切だということである。ずっと自分を悩ませていた考えも話すだけで解決してしまった。とても簡単なことだった。これまでにないようなアイデアを享受してもらう必要はなく、他者視点で話してもらうだけで安心することは大いにあるなと思った。自分も他人の助けるように話を聞けるようになりたい。

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