この数ヶ月間の気づき…

父親のさまざまな変化を見ながら
過ごしてきた数ヶ月間…
決して怯(おび)えることがなかった。

「父親に起きるひとつひとつを
 しっかり経験していくよ…」

という想いが非常に強かったので
なにがあっても即座に動くことができた。

コロナ禍以降
なにかに取り憑かれたかのように
生活を変え、メンタル強化に励み
学びに学んで実践し続けたことが
ここに繋がっていたのか…

と、気づく瞬間が何度もありました。

稲盛和夫さんの「一日一言」
(12/28日より抜粋)

死によって私たちの肉体は滅びますが
心魂は死なずに永世を保つ。
現世での死とはあくまでも
魂の新しい旅の始まりを意味する。

この言葉に触れられたことが
私の中の「父との別れ」も
ただ辛く哀しいものだけでなく
父の魂は新しく生まれ変わり
私たちと共にいてくれることと理解し
体の中のエネルギーが
より増したように感じている。

父親は生前から
世のため人のために尽くされる人でした。
その心は本当に美しく
たくさんの人たちを喜ばせ、笑顔にしていた。
見返りなど一切求めることなく
父親のできることでみんなを助け続けた。

そんな父親の眠っている顔を見て
ご住職さんが

「なんと人の良いお顔してはるんや。
 めっちゃ良い人生を歩んできはったな。」

と、仰ってくださったお言葉に
一同、大きく頷(うなず)きました。

家族葬ではありましたが
たくさんの方々が最期のお別れに来てくださり
皆さんが号泣される姿に本当に驚きました。

美しいお花もたくさん届き
父の棺の周りはとっても華やかで
父はきっと

「そんなんせんでエエのに…。」

と、恐縮していたと思います。

父を通じて出会った方々、皆さまが
本当に温かく、優しく、親切で
「類は友を呼ぶ」とはこういうことなのですね。

この数年間の学びの中で
「すべてに感謝する」
ことを教わり続けました。

そのおかげで
この数ヶ月間は
「感謝をする」ことに意識し続けました。

そして
父親の2ヶ月間の入院中
ほぼ父親と会えなかったこと。
母親と2人で生活したこと。

この「2ヶ月間」という期間は
まるで、残される私たちの淋しさを和らげてくれるような時間でした。

これからは母親と2人ですが
父親もずーっと一緒の部屋にいるので
引き続き3人で明るく元気に生きます!!

父親の教えに倣って生きていけば間違いない!

私のこれからの人生がまた変わっていく…
そんな奇跡的な経験、出会いに
心から深く深く感謝しています。

やはり
私の50歳からの人生は
今まで以上にチカラ強いものになると思います。

毎朝、笑顔の遺影の父親との会話から始まる新しい生活。
心が清まる最幸の朝習慣が加わりました。

今週いっぱい仕事のことは忘れて
来週からまた仕事もバリバリ頑張り
note活も楽しんで行こうと思います。

読んでくださった皆さま…
ありがとうございます。

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