程よい距離感

人間関係とはいつも面倒くさい。他人に気を使うのは本当に疲れる。

できれば職場の人間とは仕事以上の関係を作りたくない。プライベートにガンガン踏み込まれるのは嫌いだし、できれば職場以外では関わりを持ちたくない。実際、社会人になってから付き合いが始まった人間相手には、ちょっとした壁を作っていると思う。

かといって、一切の関わりをもたないわけにはいかないから、まあ多少は飲み会に付き合ったりする。それは楽しいこともあるし、悪いことばっかりではないのだが……でも、職場の人との飲み会の後は、絶対に何かしらの後悔的なものが残る。それは大抵「うわ、あれ言わなきゃよかった」とか、そういう脳内反省会である。その「言わなきゃよかった」は、本当の自分がバレる可能性がある情報を渡してしまったという後悔だったりする。

これが数少ない仕事とは全く関係ない友人との飲み会だと、ちょっと踏み越えてしまった発言をしても、ダメージは比較的少ない。なぜなら、いまさら「本当の自分」を隠すのは無理な相手だからである。(もちろん、他人だから隠してることがゼロではないけど)
社会人になってからというもの、色んな意味で話す言葉全てに気を使わないといけないし、そりゃ精神的な疲労も溜まるよなぁと思う。でも、世の中には、気を使うの極地である接待に命を懸けている人もいて、ゴルフやら飲み会やらを生業にしている人もいるわけです。そんな人たちは何を考えて生きているんだろうか。

「エライ人の機嫌を取らないと回らない世の中というのは、どんだけ面倒くさいんだ!」

と思う反面、

「接待することが仕事ってなんだよ……」

とも思う。
そのへん、うまいことやれるのが世渡り上手というやつなんでしょうか。
つまりは、自分の情報開示が上手い人が強いということなのかなって……。

まあ、こんなことを書けるのは、インターネットだからです。
それこそ、「私はこういうことを思って生きてます」と、これまでも書いてきているから、いまさら隠せるわけもなく。インターネットでの交流というのは、最も自分に合った距離感なんだなと常々思う。

まあ、15年以上もインターネットの住人をやっていて、最近はやたら距離感も詰まってるなと思うけど。最近はフォローしてくれてる人に嫌われたくないなぁとかも思ってしまう(別にそれは正しい感情)。でも、やっぱり自分にとって、インターネットですら気を使い始めたらいよいよ終わりなので。ほどほどに、それなりに様子を伺いながら、好き放題やっていきたいです。







お酒飲むと文章まとまらないわ。



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