映像の魔術師

今日5月8日は、ミシェル・ゴンドリーの誕生日です。

元々はバンドOui Ouiのドラマーとしてキャリアをスタートさせたミシェルですが、バンドのMVを撮影してから、映像方面が凄く話題になり、ビョークやチボ・マットやダフトパンクやホワイトストライプスなど他にも数多くのアーティストのMVを監督しています。

「ヒューマンネイチュア」で長編監督デビュー、その後「エターナル・サンシャイン」でアカデミー賞脚本賞を受賞しました。
他にも数々のCMを始め映画を撮り続けています。

独特の技法を用いて、撮影をするので一見「え？これどうやって撮ったの？」と思ってしまうくらい映像の魔術師なんです。「Directors Label」のミシェルゴンドリー版のDVDが出ていて、それで観るMVが面白すぎるんです。

主に「コマ撮り」の手法を使っていると思われるのですが、これが常人ではなかなかあんなに細かく続けらんないよって感じで。
物によってはレゴを使ったり、毛糸を使ったり、粘土を使った、加工した写真を使ったり。錯覚させたりするのも得意なんですよ。またいい意味で騙されたくて、映画を観ていると言ってもいいです。

数年前に木場にある東京都現代美術館で行われた、「ミシェル・ゴンドリーの世界一周！」に何日間も通った覚えがあります。ワークショップが行われていましたが、それにはちょっと人見知りなので参加しませんでした。
でも、その企画中にミシェル・ゴンドリー本人が来てトークショーがあると言う話だったのと、日本未公開の映画が上映されるのと、それらが目的だったので何日も通い詰めたのを覚えています。
少し遠かったですが、なんとかミシェルを拝めることができました。
やぁあの時の興奮は、なんとも言葉にしづらい。

最近ではインスタに短い動画をあげたり、ジム・キャリーとフランスでドラマを撮ったりしたくらいで、映画はパタンとやめてしまっているようで。
また観たいんすよね。
うわぁ！！みたいな映画。
MVでも可！！

大好きです！！
お誕生日おめでとうございます。