お散歩日誌~番外編Ⅱ~

今日は勤務先で夜間事務当直です。
暇なので、ふと、なんか書いてみようと思います。

さて、私のお仕事は事務員です。
事務は事務でも、病院というとても特殊な環境の事務です。
医療事務と言えば、わりとみなさん知っているのかもしれないですね。

ちなみに医療事務に資格は要りません。
病院という国家資格保有者だらけのなか、多分、唯一、特段の資格が必要ではない分野であろうと思います。

私は大学で始めた男声合唱サークルが楽しすぎて2年ほど留年しています。
留年2年目にして、それでも就活する気分ではなく、だらだらと過ごしておりました。
とはいいつつ、大手の就活サイトに登録はして、だらだらと過ごしていたのです。
卒業する気はあるけど、勉強は嫌だなあ、と。
今でも勉強とか細かいこととか、チマチマしたことは苦手です。
よく事務なんてやってるなと自分でも思うところではあります。

だらだらと過ごすなかで、とりあえず営業はなんとなくイメージがよくなく、金融は父も母も金融機関の人間で、当時私より先に大学を卒業した妹も金融機関で、なにより計算とか数字が嫌いなので金融もアウト。

だらだらと過ごすなりにいろいろ考えて思い付いたのが社会福祉でした。
今後は高齢化社会、そのうえ、いつまでも働かされる社会、と思い、法学部政策学科の私は社会福祉の道を進もうと思い始めたのです。

まずは介護業界を受けてみよう。
万年人手不足と囁かれる介護業界で、介護職員も特段難しい資格を要しないところではあります。
何社か受けてすべて、簡単な面接で合格したところにも人手不足の影響はあるのでしょう。

しかしながら、親の目が冷たかった。
金融でも政府系の金融機関に勤め、息子を法学部に送り込んで介護か、と。

というのもあり、同時に政府系の医療機関を受けてみたところ、見事、内定をとり、どうにかしてでも卒業したろうとがんばり卒業したわけです。

そして現在の岡山県の施設に配属されて、医事課で働けと辞令を受けて、診療報酬の請求、健康診断、総合受付を担当するようになりました。

まあ、この事務も人手不足なものでして、合格できたのもそうなのかもしれません。

そう、ほとんどなんとなく医療事務になってしまったのです。

現在3年目ですが、勉強が苦手な私が2年に1度の報酬改訂説明会やら分厚い算定解釈本を読み、気づけば窓口から入院担当となり、数字が嫌いな私が電卓片手に戦っています。

人生、どう転ぶかわからないものです。
わりと現在は新しい仕事を覚えることに必死で辛いものがあります。

まあ、生きていればいいこともあるよね?
そう思うことにしているこのごろです。

この、医療事務の話はまたいずれ、思い出したら書いてみようと思います。

とりあえず今日のところは仮眠時間も近づいているためお開き、お開き・・・Ι

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