梅雨の蒜山

靄のかかった
蒜山三山を横目に
私は車を走らせる。
シンボルのスイトンの

トーテムポールのわきを抜けて
遥か大山を目にする。
蒜山高原に風が吹き付ける。
全てに平等に……。

私はコーヒーを片手に
展望台に座り込み。
この雄大な地と

そびえる山々に敬意を払い。
そして、風に身を任せ。
また現実に帰るのだ。

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