あの時もっとやればよかったと後悔しないために
こんにちは、心理カウンセラーのまつうらです。
この記事はこんな人にオススメ
・過去に後悔しがちな人
・なかなか行動できない人
・完璧主義で真面目な人
・考えすぎて一歩が踏み出せない人
先日友達と舞台演劇を見にいきました。その後の友達の一言が印象的だったのでシェアしたいと思います。皆さんは人生に後悔している瞬間ってありますか?「学生時代にもっと勉強しとけばよかった・・・」なんてよく聞きますが笑
後悔する時間って勿体無いです。たらればで理想の未来を想像しても、そこにはもうないんですから。だったら今から理想の未来を作り上げられるように準備しておきませんか?
今日はそんな前向きになれるワークをプレゼントします。
過去に後悔することなく、今を胸はって進めるようになりましょう。
「もっと何かやっとけばよかった・・・」
下北沢の舞台演劇をみた後の帰り道、細道に人溢れる中で友達がつぶやいた一言はそのボリュームに反して私の心にガンガン響いた。
そのつぶやくような一言は友達の本心を雑巾で絞ったように凝縮されて伝わってきた。取り戻せない過去とくすんでいる現在のギャップが我々を襲った。
私たちが見た演劇は大学生の話だった。目をキラキラ輝かせた新入生が4年間で目標を叶えようと奮闘し最後の学生生活を全力で楽しむコメディだった。
楽しかったあの頃がやってくると同時に、もう戻れない寂しさがあった。そんな暖かさと冷たさが同居している心の中に友達の「もっと何かやっとけばよかった・・・」という一言はあまりにもクリティカルな一撃だった。
「今からでも何かやったらいいじゃん!」
私は友達に提案した。過ぎ去った時間を悔やむくらいなら今に目を向けたほうがいい。友達はこう返した。
「大学時代に何かやっていればもっと熱中できることがあったかもなあ」
そう、友達は今を生きている。卒業後に絵を描いたり、フルマラソンに出場したり精力的に活動しているのだ。
時間のある学生時代にもっとたくさんのことを経験していれば、今がもっと熱中していたかもしれない。そう思った彼の本心がさっきの一言だったのだろう。
私は心理カウンセラーとして彼のように同じ悩みを持つ人は多いのではないかと思った。過去に後悔し、罪悪感を持ちながら今を生きている人がいるかもしれない。また、これから同じような人が出てくるかもしれない。
そう思うとなんとかしないといけないと思った。彼にいくつか質問をして、過去に後悔しないような簡単なワークを作り上げた。30分でできるお手軽版ではあるが人生を通して役に立つため実際に手を動かして取り組んでもらいたい。
ワーク
目的
このワークの目的は「後悔しない人生を送る」です。
そのために自分を知ることに重きを当てました。
自分を知る時間を意図的に取らないと意外とわからないものです。
紙に書き出し客観的に捉えることで自分の特性を振り返ってください。
準備物
・ノート(書けるならなんでも。大きいほうが良い)
・ペン(書けるならなんでも。自分の好きなもの推奨)
・タイマー(キッチンタイマーなど時間を計るだけの機能が良い)
3つのやること
1 10分かけて自分の好きなことを書き出す。
2 10分かけて自分の嫌いなことを書き出す。
3 10分かけて自分のやりたいことを書き出す。
ポイントは具体的にすること。
例えば自分の好きなことが「食べること」であれば、5W1Hに着目してどんどん具体的にしてください。
食べることが好き
↓
中華を食べることが好き
↓
仕事終わりに中華を食べることが好き
↓
仕事終わりに一人で麻婆丼を食べることが好き
↓
仕事終わりに人の少ない町中華で一人で麻婆丼を食べることが好き
このようにいつ、どこで、誰が、何を、どのように、の部分を具体的にして紙に書き出してください。
具体的にすることでワークの3つ目「自分のやりたいこと」を書くときに簡単になります。具体的にすると行動が伴いやすくなり、実現しやすくなるのです。
結局人が変わるときというのは「行動」が伴うとき。
行動しない限りあなたはそのままで、きっと後悔する日々を送ってしまいます。
もし後悔したくない!自分を変えたいと思ってここまで読んでくれたならぜひこのワークに取り組んでください。ワークをやるだけでも「行動」です。
あなたの意識が変わった一つの証になります。それは「あのときやっておけばよかった」と思うことを減らせた立派な成長です。
このワークに取り組むことで「自分はどんな存在なのか?」が具体的になります。そして3つ目のワークで今やりたいことがわかってきます。
「あのときやっておけばよかった」という思いはやりたいことをそのままにしていたから湧き上がる感情です。
今あなたがやりたいことを明確にして、行動に移すことができれば未来は少しずつ良くなっています。ガッツポーズをして自信を持ってください。
ここまで読んでくださったあなたが後悔なく生活することを願います。
動画はこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?