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ダンゴムシから始めてみようと思った

そんぷ~は2019年にクメールラビットハニーというカンボジアの蜂蜜を作っている会社に出資したのだけど、その折りに創業者から聞いた話が面白かった。

上質の蜜を採るためには上質の樹木や花が必要で、上質の樹木や花のためには上質の土壌が必要になる。その土壌を作っているのはミミズやダンゴムシ

と。ミミズはにょろにょろして気持ち悪いし愛嬌もない。ダンゴムシは子供の頃から慣れ親しんでいたしコロコロ丸まって可愛い。

それにそんぷ~は今後20年間で大きく世間の評価が変わるものが三つあると思っていて、それが「結婚」「マリファナ」「昆虫食」だ。前者の2つはまた別の機会に書いてみたいけど「昆虫食」は好むと好まざるとに関わらず人口増加や食料問題と密接な関係がある待ったなしの課題だ。

最近ではアメリカの昆虫食市場というのはスーパーマーケットにそのコーナーが設けられるほど注目されてきているし、アジアでは中国を中心にザリガニがずっとブームで中国の「ザリガニ専門店」はマクドナルドやKFCの店舗数を超えたと言われて久しい(ザリガニは昆虫ではないけどこれまでの代替食料という意味では同じジャンルの話だとそんぷ~は考えています)

もうひとつ、ダンゴムシに関心を持つことになった個人的な出来事がある。

そんぷ~の実家は浅草だけど、上の様な経緯もあってある日ダンゴムシを捕まえようと近くの公園に行ってみた。子供の頃の記憶ではダンゴムシはジメジメしてそうな場所の石や落ち葉を裏返すと張り付いていたイメージがあったのだ。するとどうだろう。公園はしっかりと整備され過ぎてそもそも石ころも落ちてない。そんぷ~は愕然とした。今の都会の子供達はあのダンゴムシの愛らしさに気がついているんだろうか?そもそもどこで捕まえるのかと?

その後あちこち探してみたらやはり彼らは生息していたのですが、昔よりも子供達との距離を感じてそれは寂しいことだ。そして、そう考える自分自身もこの数年間まともに自然と向き合っていなかったことに気がついた。

そんぷ~は今香港にいるのだけれど、香港は何気に200以上の離島がある。前から時間があれば行ける範囲で全てまわってみたいと思っていた。コロナで少し時間ができた今しかないと思った。

折角だからダンゴムシとも向き合ってみたいと思った。それは彼らの愛らしいフォームや種類の多さに惹かれたこと、将来の昆虫食への展開を考えてのことでもあるけれど、そんぷ~にとっては自然との再接続の試みでもあるのです。

というわけで、香港の離島とダンゴムシをテーマに仲間とYoutube始めたので、興味のある人はそちらの登録も宜しくお願いします。香港の金融情報や街市のクッキング、ガジェット情報なども更新していきますm(__)m

4649香港!

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中国での体験のあれこれをもとに、フィクションとノンフィクションが混じったKindle本も出しています。


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