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レースも馬券も激絞り!~回収率爆上げ大作戦~【2024年馬券戦略】

あけましておめでとうございます🎍🌄

昨年の夏競馬から主な発信媒体をInstagramに移行したため,noteは昨年の宝塚記念以来の更新です。2023年,みなさんにとってはどんな年だったでしょうか。

私は,年頭に書いたnoteで表明したように回収率101%を目指した1年でしたが,トータルでは到底及びませんでした💦

そんな中でも,スプリンターズSでは過去最高となる払戻金¥143,020を達成!
武蔵野Sでもほぼ同じ回収率となる払戻金¥76,280を記録するなど,手ごたえを感じるレースもありました。

2023年の高額払戻

これだけの高額払戻がありながらも収支がマイナスなのは,とにかく購入レースが多すぎたことが原因だと思っています。実際に購入したレース数は数えていませんが,1日に5レース,6レース買う日もあり,狙いすましたレース選びができていませんでした。
もちろん予想に自信があれば1日何レース買っても良いと思うのですが,1日あたりの購入レース数が増えると,1レースの予想にかける時間は当然短くなりますよね。安くはないお金をかけているわけですから,納得いくまで予想してレースを買うべきであるのは言うまでもありません。

そこで,2024年は,購入レースは1週間に1レースを基本とし,レース数を厳選してとことん予想していくことにします。
レースの選び方や予想の仕方,買い目の組み方を以下にまとめて,2024年の所信表明としたいと思います。

1.半年分の競馬資金を先にUMACAに入金しておく

個別のレースの話をする前に,まずは全体の資金管理の話から。

昨年の年頭noteでも書いたように,競馬と向き合う上で最も大切なのはメンタルを良い状態に保つことです。詳しくは後述しますが,長期的に競馬で勝つにはオッズ妙味のある馬券を買い続けるしかないので,例えば10レース連続でハズレのようなことも珍しくありません。仮に的中率が20%だとしても,10レース連続で馬券が外れる可能性は10.7%もあるのです。

ですが,これは決してスランプではなく確率が収束していないだけなので,ここで買い方を変えるようなことがあってはなりません。特に,馬券を当てたい気持ちが強くなるとオッズ妙味のない馬券を選んでしまい,結果として回収率が下がります。それは何としても避けなくてはなりません。

大前提として,長期的に見て競馬で勝つためには,短期的な連敗に耐えるだけの資金が必要です。ただ,どんなに資金があったとしても,毎週1万も2万もI-PATに入れては馬券が外れていくのが続くとどうしても当てたくなってしまうのが人間というものです。
それを避けるために,

半年分の競馬資金を先にUMACAに入金しておく

ことにします。 
(レース数等は東西金杯~宝塚記念を上半期,夏競馬~ホープフルSを下半期として計算しています)

このメリットはいくつかあると思うのですが,まず,一括して入金することで資金管理がしやすくなります。後述しますが今年は1レースあたりの購入金額も固定にするので,半年分の購入予定レース数×1レースあたりの資金を先に入金しておけば,それ以上の負けはなくなります。逆に言えば,半年分の馬券購入資金と1レースあたりの資金をあらかじめ決めておくことで,購入するレース数を抑えることができます。今年の目標はとにかくレース数を絞って勝負することですから,その点でも今年の馬券戦略と相性が良いです。

また,毎週入金しないので,負けが続いても心理的なダメージは小さい(はず)です。上述したように確率が収束するにはある程度のレース数が必要なので,レース数を絞ることによって下振れするリスクはむしろ高まります。連敗が続いても毎週同じ気持ちで競馬と向き合えるようにしておくことが,安定した予想力につながると思います。

IPATではなくUMACAを選んだのは,一度入金すれば半年間資金をUMACA内にキープできる(IPATだと毎週資金を入れ直さなくてはいけない)からです。また,払戻金もUMACA内にキープしておくことで精算可能残高という形で見える化できるので,次に述べる積み上げ式の収支管理がしやすくなるというメリットもあります。

なお,2024年上半期のJRA開催がある週末は26回(開催日は53日)です。購入可能レースは少し余裕を持たせて30レース,1レースあたりの資金は1万円の計30万円を上半期の資金としたいと思います。

1レースあたりの資金は1万円とやや高めに設定しました。これは,1万円賭けるだけの自信がないレースは買うなという自分へのストッパーです。笑
1万円の掛け金でも自信をもって買えるように,しっかり予想をしていきたいと思います。

金杯デーに入金してきました!


2.回収率ではなく払戻金で収支を管理する

上記のように2024年上半期=30万という資金を決めたので,宝塚記念終了時にUMACAの精算可能残高が35万円以上あることが私にとっての勝利条件です。ということは,1レースあたりの回収率ははっきり言ってどうでもよいのです。

例えば,1レースあたり1万円の資金で4レース連続で外した後に5レース目で5万円の払戻を的中させれば収支はトントンですが,レースごとの回収率は0%→0%→0%→0%→100%です。最初の4レース分の0%は,5レース終了後に見ればどうでもよいことなのですが,4レース目や5レース目を予想するときにはどうでしょう。0%という数字はかなりメンタルに悪影響を及ぼしそうです。

また,同様に6レース目から9レース目までがハズレ,10レース目で5万円の払戻を的中させたとすると,回収率は83.3%→71.4%→62.5%→55.6%→100%のように変化します。このように,払戻金は減っていなくても回収率は下がっているように見えるのです。もちろん馬券が外れているから回収率が下がっているわけなのですが,私の場合は30万円年始に一括して払っているわけですから,それ以上のマイナスはありません。資金が減っているわけではないのに数字が減っていくのはメンタルに悪影響を及ぼします。

対して,払戻金で収支管理をする場合,先ほどと同じ10レース分の合計払戻金は0円→0円→0円→0円→50000円→50000円→50000円→50000円→50000円→100000円となります。払戻金は決して減らないのです。こちらのほうがよっぽどメンタルによさそうです。

また,払戻金積み上げ式で収支管理をすると,あとどれだけ払戻があれば最終的にプラス収支になるのかが一目でわかります。一方で回収率ベースで収支管理をしている場合,例えば回収率を80%から100%に上げるために必要な払戻金はそれまでの合計購入金額に依るため,パッと見てわかりません。見通しを持った馬券購入計画のためにも,今の私には払戻金積み上げ式の収支管理が合っていそうです。


3.古馬特別戦のうちラップ適性の問われやすいレースを狙う

レース選びについてです。まず,予想の対象にするのは原則古馬の特別戦に限定します。古馬戦に限定するのは予想に使える情報量が多いから(特に,ラップ分析では過去のレース数が重要)。特別戦に限定するのは施行前週に特別登録馬が発表になるので,1週間丸々予想に使えるからです。

基本的には重賞を選択することが多くなるとは思いますが,非重賞のOPや条件戦でも,ラップ適性が問われるコースで施行されるレースがある場合にはそちらを選択する可能性もあります。

ラップ適性が問われるコースはいろいろありますが,わかりやすく言うと,一般的なイメージとは異なるレースラップになるコースでよりラップ適性が問われると考えています。例えばマイル戦というと東京マイルのようなラストの直線での伸び脚勝負を思い浮かべがちですが,中山マイルでは全く異なるレースラップになります(より短距離寄りのラップ)。このようなコースでのレースこそラップ分析が力を発揮するので,そういったレースを積極的に選択していきたいです。

もう1つラップ適性的に面白いのは芝の1400m戦です。芝1400m戦は競馬場によって短距離寄りの適性を求められるコースとマイルよりの適性を求められるコースがあるので,そこをうまく予想に反映させることができれば穴馬券を狙うことができます。例えば阪神1400mは短距離,京都1400mはマイル寄りのラップ適性が要求されます。阪神1400m戦にマイル実績馬が出てきて人気になっている場合などは狙い目ですね。

阪神1400m(阪神カップ)の推定ラップ
京都1400m(スワンS)の推定ラップ

なお,原則古馬戦限定と書きましたが,以下のレースは3歳戦でも馬券購入対象とします。牝牡三冠レースは情報量が多く予想しやすいことに加えて,普段は馬券を買わない人が馬券を買うことでオッズの歪みが生まれやすいと考えられるからです。また秋のトライアルレースはそれまでに各馬ある程度のレース数をこなしていることから,予想に十分な情報があると考えられるからです。

桜花賞,皐月賞,優駿牝馬,東京優駿
紫苑S,セントウルS,ローズS,神戸新聞杯
秋華賞,菊花賞


4.枠順確定前:各馬のラップ適性の確認と過去のレース動画のチェック

ここからは実際の予想の手順に入ります。特別登録馬を見てその週に予想するレースを決めたら,まずは出走予定各馬のラップ適性を確認します。

このへんの仕組みは書くと長くなってしまうので筆を改めたいと思いますが,Instagramでは重賞の推定ラップやラップ適性の近い過去のレース,人気馬のラップ適性評価などを投稿していますので,興味にある方はご参照ください。

基本的にはラップ適性の高い馬を高評価しますが,本質的に能力の高い馬は多少適性がズレていても普通に走ってくる可能性があるので注意が必要です。また,戦歴が浅くまだ底の割れていない馬は人気の盲点になる場合があり,こちらもこの段階では軽視しすぎないほうが良いです(逆に過剰人気になる場合も多いのでオッズとの相談)。

また,ラップ適性評価はあくまで過去のレースラップと今回の推定ラップとのズレの指標であり,JRAから公表されているハロン別ラップの情報しか入っていません。数字に表れない各馬の適性,例えばスタートの良し悪しやコーナリングの上手さ,折り合いなどについては,実際にレース映像で確認する必要があります。この作業にとにかく時間がかかるので,1週間あたり1レースに絞ったと言っても過言ではありません。

2023年までの私はこの部分を十分に検討せず,ラップ分析ではじき出された数字ばかりを重視していたという反省があります。走るのは数字ではなく馬であるという点を肝に銘じて,バランスの良い予想を展開したいと思います。


5.枠順確定後:展開予想と印の決定

枠順が決まったら出馬表を元に展開予想を行います。どんなに強い馬やラップ適性が高い馬でも展開が向かなければ好走は難しいのが近年の競馬です。展開も能力やラップ適性と同じレベルで予想の材料にします。

私はTargetを使っているので,基本的にはラップ適性の良し悪しを印で入れ込んだTargetの出馬表に書き込む形で予想をしています。

2023年有馬記念の出馬表

馬番横の印がラップ適性の評価で,ここでの印の意味は概略以下の通りです。

◎…今回のレースとラップ適性が近いレース(高適性レース)ではほぼ常に好走しており,能力値も高い
○…能力値は高く,高適性レースでの好走経験が複数回あるが,高適性レースでの凡走経験もある
☆…高適性レースでの好走経験が複数回あるが,能力値が他馬に見劣る
△…高適性レースでは好走経験よりも凡走経験のほうが多いが,能力値は高い

◆…推定上がり2Fタイムの中央値の上位4頭

展開の考え方はいろいろあると思いますが,私はシンプルに先行馬の数と先行馬の枠を元にペースを予想しています。

例えば前走逃げ先行馬(出馬表中の馬柱の1走前が赤色or青色)が出走頭数の約30%以下ならスローペース,約50%以上であればハイペースになると予想します。また先行馬が隣り合った枠に入っている場合には先行争いが激化してハイペースになる可能性があります。上記の2023年有馬記念では前走逃げ先行馬が6頭/16頭だったので,ミドルペースになると予想しました。

また,ここでは不利を受けやすい馬とスムーズに運べそうな馬についても検討します。競馬は0.1秒を争う競技ですから,わずかでも不利やロスがあると着順に直接的に影響します。特に本命馬は展開に恵まれ,かつ不利を受けづらい馬から選びたいところです。不利を受けやすいのは,例えば

  • 先行馬に挟まれた先行馬(①②③が先行馬の場合の②,接触する不利)

  • 内枠の差し馬(馬群に閉じ込められる不利)

  • 外枠の先行馬(終始外回しの不利)

などです。実際にはこれに限らず様々な不利の要素があるので,実際にレース映像も再確認しながらチェックしていきます。

この段階で,印は3~4頭に絞ります。最終的に馬券を買う段階で3頭まで絞るのですが,最終的にオッズ妙味を踏まえて取捨選択する場合もあるので,この段階では4頭まではOKとします。印は,◎(◉)は必ず1頭。残りの2~3頭は○☆▲を打ちます(◎○○のように同じ印2頭でもOK)。△は現在は使っていません。


6.発売開始後:オッズとにらめっこ

基本的にはできるだけ発走ギリギリまで待って馬券を買うようにします。発売開始直後のオッズは少しの大口投票で大きく動くので全く当てになりません。

また,近代競馬において当日の馬場傾向の確認は必須です。内前が有利な馬場で外枠の差し馬を本命にするのは,どんなにオッズ妙味があったとしても,的中率の点で推奨できません。

また当日レース前までに雨が降ることもありますし,騎手の乗り替わりが発生する場合もあります。2023年の秋G1に限っても,天皇賞秋のドウデュース,マイルCSのナミュールと2度の乗り替わりが発生したのは記憶に新しいところでしょう。乗り替わり自体が常にマイナスになるわけではありませんが,乗り替わりによってオッズが大きく動くこともまた事実なので,やはりギリギリまで待ってから馬券を買うべきでしょう。

時間が合えばパドックも見ますが,よほどの入れ込みや前走からの明らかな出来落ち等がない限りはこの段階で予想を変えることはしません。


7.買い方のフォームは2:3:4:1

かつて,私は三連複フォーメーションを中心に馬券を買っていましたが,その買い方は2023年の9月を境に劇的に変化しました。まずはそのエピソードから。

昨年の夏競馬も例年に漏れずタコ負けし,これじゃいかんぞと書店の競馬コーナーを物色していたところ,私の運命を変える1冊と出会いました。それがこちら,みなさんご存じ,ウイニング競馬等でご活躍のキャプテン渡辺さんの『神の馬券術』です。

買い方に悩んでいる方はぜひご一読いただくとよいと思うのですが,キャプテンさんの基本的な考え方は「買った時点で外れることが確定している馬券は買うな」「オッズ妙味のある馬券を買い続けろ」です。長期的に見て競馬で勝てる方法はこれしかないと私も思います。例えば,馬連5点流しは購入した時点で4点のハズレが確定しています。この80%のロスを馬券で取り戻すのは容易ではありません。三連複フォーメーションなんか買っている場合ではなかったのです。

この理屈が非常に私にはしっくり来たので,買い方に悩んでいた私はダメ元で馬券激絞り教に入信したのです。そしたらあら不思議,10月1日のスプリンターズSで14万円超の払戻が的中したではありませんか!!X (Twitter) のDMでキャプテンさんに直接お礼をしようかと思ったほどです。結局しなかったのでこの場を借りてお礼したいと思います。
キャプテン,本当にありがとう!!!

さて,早々に大当たりを経験できたのは非常に幸運だったと思うのですが,この段階で私が気づいたことが2つあります。

1つは,予想の本線で決着した場合にしっかり回収することの大切さです。スプリンターズSでは約14倍の払戻になりましたが,これは馬連で流したり三連複のフォーメーションを買っている限りは,かなりの穴馬が来ないと回収できない数値です。理論上,14倍の払戻なら14回に1回当たればプラスです。これが3倍の払戻だと,3回に1回は当てないとプラスにならないのです。私の予想方法だと本線的中率が約10%,部分的中率が約20%なので,馬券を広げて的中率を上げる(=回収率は下がる)よりも,馬券を絞って回収率を上げる(=的中率は下がる)ほうが効率的だと思いました。

もう1つは,馬券を激絞りしても意外と当たるということです。この時の私の馬券のフォームは単勝1点,馬連・ワイド2点ずつ,三連複1点,三連単2点でしたが,単勝・馬連・ワイドがお互いに保険になっているので,中穴から入っても本命馬さえ馬券内に来てくれれば意外と的中します。実際,購入した馬券がどれか1つでも的中する部分的中率は20%程度ですが,ワイドが当たれば全体購入額の2~3倍くらいは回収できるので,三連複フォーメーション時代と変わらないくらいの回収率になります(ただ,的中率20%で3倍だと回収率は60%に収束するので,本線的中による爆発が不可欠です)。つまり,この激絞り型の馬券購入フォームは,三連複フォーメーションと同程度の的中率を担保しつつ,本線的中による大きな上積みが狙える買い方なのです。


さて,2024年の馬券のフォームの話に戻しましょう。私が購入した2023年のスプリンターズS以降の古馬重賞(毎日王冠,天皇賞秋,ジャパンCを除く)計19レースの,馬券種別の的中率と回収率は以下の通りです(この条件だけなら爆勝ちだったのです・・・!)。これを元に,今年の馬券のフォームを決定しました。

買い方は2:3:4:1,つまり単勝◎2000円(1点),馬連3000円(1500円×2点),ワイド4000円(2000円×2点),三連複1000円(1点)を基本とします。

最も回収率が高いのは三連複なので,馬券戦略的には三連複1点1万円勝負が正解なのかもしれません。ただ,三連複に関しては的中率が上振れしていると考えれるので,そこに全振りしてしまうと,先に資金を入れてあるとはいえメンタルが持たなくなる可能性が高いです。笑
競馬で最終的に大切なのは回収率ですが,メンタルを保つためには的中率も重要です。そこで,三連複は印3頭で決まった場合の起爆剤として1000円分を購入することにして,馬券の軸は別の券種に譲ることにしました。なお,去的中率も回収率も三連複に劣る三連単は買わないことに決めました(その分の資金を三連複に回した方が良い)。

次に回収率が高いのは馬連です。「買った時点でハズレが確定している馬券を買うな」というキャプテンさんの教えに従えば馬連2点買いはご法度ですが,昨秋の馬券成績を見ると馬連◎ー○と◎ー▲の的中率が同程度なので,ここは2点買った方が収支が向上すると判断しました。なお,馬連の的中率はレース数ベースで算出して15.8%なので,買い目ベースだと約7.9%になります。したがって,単純計算だと約20倍以上のオッズ帯が狙い目になります(設計回収率130%の場合)。

馬連だけだと的中率が担保できず収束に時間がかかるので,ワイドも厚めに買います。ワイドの良いところは,馬連が的中した場合に同組合せのワイドは必ず的中すること(ワイドが馬連のボーナス)と,2点買いしても両方的中する場合があり,しかもその場合三連複も的中すること(三連複がワイドのボーナス)です。このように,ワイドは非常に使い勝手のよいユーティリティープレイヤーです。的中率が高いぶんワイドを最も厚めに買っているので,主券種がワイド,馬連と三連複がボーナスという捉え方が適切かもしれません。ワイドの的中率は買い目ベースなので,購入した馬券の約1/5が的中する計算になります。設計回収率を130%とすると,約8倍以上のオッズを狙っていきたいところです。

問題は単勝です。回収率が100%を切っているので本当は買わない方が良いのですが,単勝を買わないことにすると1着になる馬を予想する必要がなくなってしまうため,予想にブレが生じる可能性があると考えました(三連複1点勝負にしないのはこの理由もあります)。単勝回収値でしっかりと結果を出せるように,予想力を上げていきたいと思います。2023年秋にも単勝しか当たらないレースは合ったので,買うことが必ずしもマイナスではないと思います。
また1万円の資金中の2000円を単勝に割り振ることで,単勝5倍以下の馬は本命にできなくなり(トリガミになってしまうため),人気馬を負かす馬を探す方向に予想を持っていけるという副次的効果にも期待しています。


8.復習も忘れずに

購入したレースは,当たっても外れてもきちんと回顧をするようにします。現在はX (旧Twitter) で前週の重賞回顧を書いていますが,自分が購入するレースに絞ってこれを続けていきたいと思います。


9.終わりに

最後に,1~8には入りきらなった決め事を3つ。

1つは,1週間に2レースの予想をする場合でも,2レースの予想を同時に行わないことです。同時進行にすると確実に混乱するのと,どちらの予想も中途半端になってしまう可能性を危惧しています。2レース予想する時間がないなら1レースに絞るべきでしょう。1レース目の予想が終わってから2レース目に取り掛かるようにします。

2つ目は,ちょっと自分に甘いかもしれませんが,勝負レース以外のレースをどうしても買いたい場合は1レース1000円までなら購入して良い,ということです。例えば友人と競馬場に行ったとき,勝負レース以外は買わないというのはナンセンスでしょう。もちろん十分に検討できていないレースは買ってはいけないという前提ですが,楽しむための競馬も自分には必要だと思います。だって楽しいから競馬やってるんですから。笑
なお,この場合の資金はUMACA以外の場所から出すことにします(収支には反映しない)。

最後に,SNSのために競馬をしないこと。ありがたいことに,X (Twitter) もInstagramもそれなりの数のフォロワーさんがいて,毎週いろいろやり取りを楽しみながら競馬をしています。一方で,SNSにアップするためのコンテンツを作ることに時間を取られて,肝心の競馬予想に十分な時間をかけることができなくなってきたこともまた事実です。
2024年は購入レースを絞るため,SNSに出す情報自体も減っていくと思いますが,それはそれとして。まずは自分が馬券を当てることを最優先にして,その上でSNSでの交流も楽しんでいきたいと思います。


参考文献

最近読んだ競馬関係書籍で,良かった本をいくつか紹介しておきます。今回の記事の内容には,これらの本から得た知識やこれらの本を読んで考えたことが多分に含まれます。著者の皆様への御礼にかえて,ここで紹介させていただきます。



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