見出し画像

10/3【白馬サマーノルディック2021】

本来なら9月に開催される予定だったこの試合。

海外で行われているサマーグランプリと同様に前半のジャンプではWF(ウインドファクター)とGF(ゲートファクター)が採用され、後半のローラースキーでは大会側が用意した同機種のローラースキーを選手達が自分でクジを抽選して使用します。

公平な条件下でこの夏の成果を試すように臨みました。

前半ジャンプ


画像1

コンバインドの試合前にスペシャルジャンプの試合も行われました。
トレーニングの時からあまりいいジャンプが出来ておらずジャンプの試合の2本でもしっくりこない内容に。

コンバインドジャンプの時はそれまで気をつけていたこととは逆のことに
取り組みました。

結果的にその方が良かったです。
会心のジャンプとは言えませんが今できることはできました。

前半3位のトップとは12秒差。
有力な選手が上位につけてきて混戦が予想される結果になりました。

後半ローラースキー

2kmを5周回のコース。

一周目が終わる前に前半ジャンプの上位5人(傳田英、山本侑、曽根原、畔上、小山祐さん)が集団となりました。

3周目に差し掛かり最初に仕掛けたのは祐さんでした。
長い登りで若干様子見のペースからガツンとハイペースに。
ここで2人の選手が集団から離れました。

そして4周目の同じ登りでも祐さんがペースアップし気合いで後ろにつきます。ここでまた一人の選手が離れて祐さんと僕の一騎打ちになりました。

勝負の5周目。
ここでも祐さんが先に仕掛けます。
長い登り、いやその前の下り終わりから徐々にペースアップ。
動きを合わせて食らい付きます。とにかくスーパースケーティング。
登りの終盤の斜面の変わり目でここしかないと思い前に出ます。
そこからゴールまで出し切ってなんとかフィニッシュ。

画像2


Result

http://www.hakuba.gr.jp/blog/wp-content/uploads/2021/10/GUN_A_C73_1.0.pdf

結果として優勝することが出来ましたが、読んで分かるように消極的なレース展開に。。

僕に足りないものはレースを引っ張る走力。
冬に繋げていくためにももっと力強い走りをしたいです。

ジャンプに関してもあまり良くない現状なので、冬に向けて改善して安定感のあるジャンプにしていきます。

とはいえ2年前のこの試合が3位。
去年はゴール前で逆転されての2位だったので今年の優勝という結果は素直に嬉しいです。

画像3

冬まで残された時間はあと少し。
とにかくやり抜きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?