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『読書の秋』皆さんの好きな本・最近読んだ本は、何ですか?

こんばんは。曽根紗菜子です。

夜はだいぶ涼しくなってきましたね。

「〇〇の秋」という言葉が沢山ありますが、

読書の秋という言葉を聞くと、本を手にとって読書したくなります…!(単純!)


「読書の秋」という言葉はどこから来てるかというと、なんと唐の時代から!

唐は、617年〜907年の中国の王朝で、

韓愈という詩人(であり散文の作家として有名)が詠んだ『灯火親しむべし(燈火稍可親)』という詩が読書の秋というフレーズの元になったと言われているそうです。

秋になると夜が長くなり、気候も涼しく過ごしやすくなるので、確かに読書するにはぴったりの季節ですね。

(ついつい夜更かししてしまうのでお気をつけください。。)


さて、最近皆さんはどんな本を読みましたか??


早速ですが、私が最近読んだ本を紹介させてください。

ここ数年、仕事の関係でアートに触れる機会が劇的に増えており、詳しい友人にオススメいただいたのが、

村上隆さん著の「芸術起業論」です。



村上さんの作品(絵・フィギュアなど)しか自分はこれまで知らなかったのですが、

作品の魅力だけでなく、世界で戦うためのブランディング、日本と欧米との文化・芸術の基準の違いなどがとても熱く、わかりやすく書いてあります。

深く練られた戦略があっての、海外での評価や高額での取引があること。


今の時代はものや情報が溢れていて、いいものを作れば広まって売れる時代ではないことも切実に考えさせられる本です。

芸術に限らず、自分自身というものをどう打ち出して行くかも本当にしっかり考えた方がいいなと感じました。

プレゼンテーションの秘訣も書かれているので、営業や広報の仕事をされている方、個人で仕事してる方にもオススメの本です!


個人的には、怒りの捉え方に学びがありました。

怒りの感情をあまりよく使えずにいる傾向が自分にはあるのですが、村上さんはこうおっしゃっていました。

「怒りを機会に自分の解決すべき局面をどんどん作っていって自分を前に進ませている」

とのこと。


やらざるを得ない環境に自分を置くこと。

後ろの扉に鍵をかけて、その鍵を捨てて、前に進むしかない状態を作って、毎日全力で仕事しようと思いました。

生きるということが芸術だなとしみじみ思う夜です。


ではでは。

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